UirouEarth~別館~

本家のUirouの地球の別荘みたいなものであります(^^)/

『さくら』続編

2017-09-10 | 日記
ロックばんが始まる前に‼


書いてみた


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携帯の音が鳴り響く。


「父さんの携帯よ。」ゆっくりと腰を上げ、携帯電話に応答しながら、書斎へ入って行った。


「ねぇ、桜。昨日の宿題ちょっと分からない所があったの。教えてくれないかしら?」


「私の分かる所かなぁ?」


さやは、鞄から宿題の資料、ノート、筆記用具を取り出した。


さやのその鞄は、海外出張の父親からのお土産とあり、母親譲りのHERMES BIRKIN35のブラックバックである。


さやは、ブランドに一切興味がなく、桜と二人で雑誌を見ては、お喋りをしていた時に、偶然さやの持っている鞄が出ていたのだ。


「さや!これさやの鞄とそっくり‼」


二人でその値段にひっくり返ってしまった思い出がある。


「これ…ゼロが…。1、2、3、4…。幾ら?」


「一、十、百、千、万、十万、百万…。二百万?」


「二百万~っ!」顔を見合わせて、ひっくり返った二人。絨毯で良かった。


お小遣い制の二人とも、毎月五千円生活である。必要経費は、サポートがあるが、アプリのお小遣い帳に書き込みながら、金銭感覚を身に付けている。


それが高校生に、二百万円という桁違いな鞄の存在は、「家が買える!」と騒ぎ出す二人。


今時この都会で、二百万で買えるような家はない。桁違いな金銭感覚は、まだ未熟。


「さや、この鞄を貰った時、お母様に聞いた?」


「『高校入学おめでとう!パパがプレゼントしてくれて、ママが使っていた鞄だけれど、さやに譲るわ。大切に使ってね!』と言われただけ。」


「さや、お母様素敵ね!」


「何で?」


「そこ、聞く?」


さやは、決してさやの家族のように、裕福ではないが、知的で朗らかに過ごす桜の家族に憧れていたのである。


さやの母親は、夫が多忙な間、自分の両親だけでなく、夫の両親の世話もしていた。


さやは、学校から帰ると両親のいない家に寂しさが募っていた。


桜は、一人っ子のさやにとって幼なじみ以上に頼りになる姉のような存在だったのだ。


バーキンでひっくり返った二人は、中古鞄、価値の概念が浮かんだようだ。


「ママが使ったなら、中古!中古よ!」


そんなさやの発言に二つそれぞれスマホで検索した結果、再びひっくり返ったのだ。絨毯は、最高だ!


庶民生活を送って来た二人の高校生には、到底理解不能だ。


何?!この鞄!


すもももももももものうち

2017-09-10 | 日記
小説書くって…。


なんて書き出した『さくら』


タイトルの早口言葉をクイズにしていたとある番組。


解説がなんかしっくり来なかった。


すもも属❗つまり和名は、桜属なのに…。


植物分類をちゃんと把握していない解説がまたTV📺に流れていた。


ちょい知識の解説って、所詮かじりなので、気を付けなくっちゃ😅


こういうのが、よく医学でまたテレビでいい加減な内容が流されていると言っていた医師の愚痴が分かる気がします。


秋の夜長『さくら』書き進めようーっと(笑)