デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

勉強はできるけど仕事ができない原因

2013-05-05 17:27:19 | 1.プロフェッショナル

勉強はできるけど仕事ができない原因

質問した方は、22歳、社会人1年目 私は「勉強はできるけど、仕事はできない」人間だと
言われるそうです。そして「その原因がわからないので、解決の糸口を掴みたい」とのこと・・・
質問者は、いわゆる難関大学の出身者なのでしょうか?だとしたら、勉強ができる=試験に強い!
ということなのかもしれませんね。「勉強はできるけど仕事はできない」と言った人は、上司か先輩か?
もしかしたら、やっかみも含まれているかもしれませんね。

仕事にも色々ありますから、勉強ができる人が有利な仕事、試験に強い人が有利な仕事もあると
思います。しかし、勉強ができる人、試験に強い人が必ずしも仕事ができるとは限りませんよね。

なぜならば、勉強や試験と違って、仕事は答えのない問題なのです。また、勉強や試験には、
コミュニケーション能力は、あまり要らないけど、仕事は、コミュニケーション能力が必要です。
仕事には、答えがないわけですから、仕事の課題は、答えを導き出すために十分な情報として
与えられるとは限りません。また、答えは、殆どが、文章で回答しなければならないわけです。
では、どうすれば良いのでしょう?

先ず、勉強と仕事の違いが明確にすることです。

私が考える勉強の目的は、社会に貢献できるようになり、その貢献の代償として生活の糧を
得るための基礎的な力を身につけることです。つまり、ゆくゆくは、社会のためになるのですが、
基本的には、自分自身のために行うことです。

それに対して、仕事は、その人が所属している組織が利益を得て存続するために貢献すること。
つまり、ゆくゆくは、報酬として自分のためになるのですが、先ず、組織のために行うことです。

勉強は、自分の中に力を蓄えることですから、その成果は誰かに示すことではありませんが、
仕事は、お客様に良い商品やサービスを提供することですから、効率良く成果を出すことが
求められます。

たとえ社会人1年目であっても、その違いを理解して、指示された仕事をこなすだけではなく、
その先にある、お客様の利益、組織の利益を見据えていれば、仕事に取り組めば、
自ずから成果が出るのではないかと思います。

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