デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

睡眠時間について

2015-07-11 08:01:04 | 健康

いまさらですけれども、やっぱり睡眠時間は大切ですよね。バライティ番組からの情報ですが、
どうやら7時間ぐらいが良いらしい。それも、午後10時からは、午前2時までは、
ゴールデンタイム?と呼ばれており、成長ホルモンが分泌される貴重な時間だとか・・・

若い頃は、残業残業で、日付が変わってから帰宅することも多く、明け方までゲームを
やっているという不規則な生活をしていたため、ゴールデンタイムは、覚醒していたわけですが、
最近では、会社もワークライフバランスを唱えるようになり、午後7時に帰宅できるようになった
ことから、毎晩、午後9時には就寝し、翌朝、午前4時に起床して、午前7時半に出社するという
生活を続けています。そのせいか、深夜にトイレに行きたくなって起きることもなくなり。
どうやら、健康的な生活ができているようです。

もし、あなたが、会社に行ってもやる気がでないとか、集中力が高まらないとか、深夜に
トイレに何度も行きたくなってしまうとか、なんらかの問題を感じているとしたら、
今晩は、思いきって9時に床についてみませんか?当然のことながら、午前4時ぐらいに
目が覚めてしまいますが、ニュース番組も始まる時間ですし、読みたかった本を読むのも
良いでしょう。遠ざかっていた勉強を再開するのもグッドアイデアです。

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ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

2015-07-06 05:57:53 | Weblog
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
/ダイヤモンド社

 ¥1,512 Amazon.co.jp

 「働いていれば、ひとりにならずにすむ。誰かとつながり、社会とつながることができる。
自分が生きていることを実感し、人としての尊厳を取り戻すことができるのだと。」


 期せずして、直前に読んだ『嫌われる勇気』と同じようなことが書かれていると思いながら読んでいた。
そう言えば『嫌われる勇気』の最後、ダイヤモンド社の本を紹介する頁に『ゼロ』が紹介されていた。
堀江さんは、刑を受けている間に1000冊の本を読んだそうだが、その時に、フロイト、ユングと並び
心理学の三大巨頭と称されるユングの領域に到達したとすると驚くべきことだ。

 前半は、堀江少年の生い立ちから、逮捕されるまでの経緯が書かれている。この本を読むまでは、
あの無愛想な堀江さんが、どのような過程を経て誕生したのか疑問であったが、なるほど、
記述されているような家庭で育ったら、ああなってしまうこともあるのかな?と納得してしまった。

 そんな中で、いつも何かにハマって、自分のスキルを磨き、そのジャンルを突きぬけながら
成長してきた堀江さんは、本人は努力をしているつもりはないのかもしれないけれども、
やっぱり凄い人だと思う。

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嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

2015-07-05 16:41:51 | 読書への誘い
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/ダイヤモンド社

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本文からの引用
 「人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでおり、
自分の主観から逃れることはとても難しいことなのです。しかし、われわれが自分自身や世界の見方を変えれば、
今までは八方塞の暗闇のように感じられた世界だって、光に溢れ希望に満ちた世界に変えることができます。
人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。わたしたちの力は計り知れないほど大きく、
わたしたちが変われば世界が変わってしまいます。世界とは、ただ、わたしたちによってしか変わりえないのです。」

 サブタイトルに「アドラーの教え」とありますけれども、これはやはり教えではなく「哲学へのいざない」なのだと
思いました。ですから何度読み直しても、わたちたち一人一人のための答えを、この本の中から見つけ出すことは
出来ないのではないかと思います。答えが見つかるとしたら、今まで縦方向から見下ろしたり、見上げたりしか
できなかった人間関係を、横を見渡すようにすることによって、違った世界が見えるようになるかどうかだと思います。
さあ自分自身との対話を始めましょう。そして対話できる人間関係を構築しましょう。
 
 難しいことを誰にでも解るように易しく説明することは難しい。ましてや自分自身が研究の途上にあればなおさらです。
大切なことは、人の考えを理解しようとすることよりも、自分自身で考えることなのでしょう。

 私は、会社のイベントなどで同僚たちと飲食を共にしているという喧騒の中で、むしろ孤独を感じることが
少なくありませんでした。会社という組織は、利益を獲得し分配するシステムですが、その目的・目標を
達成しようとする結束が強固であればあるほど、逆に心理的な部分で理解し合おうという気持ちが
希薄になってしまうのではないでしょうか?

 私が従業員の相互理解を妨げると思っているには、企業が達成しようとする目標(利益・存続・成長)に対する
結束なのです。それらの目標を特に短期的に達成しようと思う時、従業員相互の心理的な部分の理解が疎かに
なってしまうような気がするのだ。つまり、結局、思想や理念ではなく、金が目的で集まった組織は、個人を孤独に
してしまうということなのではないだろうか?私たちには、心を通い合わせることができるコミュニティへの貢献が
必要なのです。

 繰り返しになりますが、重要なことは「人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけを
ほどこした主観的な世界に住んでおり、自分の主観から逃れることはとても難しい。」ということなのだと思います。
ということは、自分自身だけではなく、相手も相手の主観的な世界に住んでいるわけで、そこに「自分を変えることは
出来ても、相手を変えることはできない。」という言葉に通じる部分があるのではないかと思います。
言うまでもありませんが、相手の主観を満たすために生きることは、極めて効率の悪い行為ですよね。

 自分が変われば世界が変わる…とは、哲学的な示唆だと思います。世界は、個々の人の意識でしか
感じられないことなので、私たちは、完全に客観的な世界を認識することはできないわけです。だから、
自分の主観が変われば、世界は変わってしまう(変わって見える)わけです。嫌な言い方をすると、
自分が変わることで、世界を自分の都合の良いように変えることすら可能なわけです。嫌なことに過剰に
反応せず、気持ちの良いことをより強く感じることもできるはず。但し、破壊的な行為ではなく、
創造的な行為を通して変わって行きたいものです。

 いつまでも原因論に捕らわれていては、未来を明るく照らすことができないことは間違いありませんが、
だからといって目的を達成することに拘り過ぎても自己嫌悪に陥る可能性が考えられます。目的・目標の
方向を確認しながら、今ここでダンスを楽しむように精一杯生きることこそ、今を楽しみつつ、目的・目標に近づく
唯一の方法なのです。

 教えるということは、ある意味、自分の価値観を押し付けることに繋がる。だとしたら、人を評価したりしては
いけないのかもしれませんね。その人の生き方を認めてあげることが大事なのかもしれません。

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