絶賛放送中の「風間公親-教場0-」というドラマの中に、伊上幸葉(いがみゆきは)というキャラがいましてね。個人的には、お気に入りです(笑)。
まあ、「教場」という作品がね、全体的に重く暗い作風で、キムタク演じる主人公の風間公親(かざまきみちか)からして、そんなキャラだったりします。寡黙で、他人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しており、口を開けば、他人を突き放すような発言ばかりの男。
彼の教え子たちも、「陽気なタイプ」といえる人が、あまりいませんからね。
ガッキーでさえ、「娘に対する旦那のDVを(恐怖のあまり)見て見ぬふりしていたシングルマザー役」ですからね。北村匠海(タケミッチ/笑)は、風間から「いい腕を持っている」といわれつつも、それでも容赦なく厳しい言葉もかけられて、さらには「千枚通しの犯人」にめった刺しにされる遠野というキャラクター。白石麻衣は「ダメンズ好きで、捜査状況をそいつに漏らしちゃうような役」・・・。
まあ、赤楚衛二演じる瓜原は、その人らと比べれば、「等身大」に近いのかもしれませんが。
ともかく、全体的に重く暗めの作品です。
そんな中で、
さながら「オアシス」であるかのように、
朗らかで人懐っこくて、陽気な姉ちゃんが、堀田真由演じる伊上幸葉。風間直属といえるような事務員で、彼女の明るさはホントに貴重です。
剣道を終えた直後の風間のすぐ隣にちょこんと座って、寄り添うような体勢で彼に報告してみたり、たしか遠野に「贈ってくれたのは、彼女かな~?」なんて、笑顔で彼をイジッてみたり、ガッキー演じる隼田聖子(はやたせいこ)に対しては、あまり社交的ではない彼女を笑顔にしてみせたり。
って、
ちょっと前なら、ガッキーこそが幸葉さんを演じてそうではあるんですが(笑)。
また、このふたりは「鎌倉殿の13人」において、小四郎の奥さん同士(最初の奥さんとふたり目の奥さん)ですね(笑)。
まあ、そんなわけでね、作中で唯一、「明るく、等身大というか世間ズレしていない姉ちゃん」ですよね、幸葉さんは。そういうキャラって、演じるのも難しそうなんですが、堀田真由は若い女優さんの中では演技ができるほうなので、好演してますよね。
ここ2,3回、風間に指導される刑事として出てきたのが中込兼児(なかごめけんじ)。染谷将太が演じてます。
昔ながらの刑事で、ルーズで少しワイルドで、やたら態度の悪い男です。
そんな男なので、人懐っこい幸葉さんも、彼とは互いに声を荒げるほどの口論を繰り広げます。
でも、そこは幸葉さん。直後に風間が来ると、中込を原因として仮病を使い、風間から「おまえ(中込)が医者に連れて行け」といった言葉を引き出します。
で、医者に診てもらったあとは、症状がケロッと治ってしまう幸葉さん。そのうえでの、中込に対する憎まれ口がね――
「治ったら、お腹すいたなぁ」「なにご馳走になろうかな~」
なんてね(笑)。あまり好きになれないであろう相手に対する嫌味までもが、かわいいですよね(笑)。
っつーか、中込を病院に付き合わせたトコを見ると、そこまで嫌いでもないのかな?
ともかく、不貞腐れている中込に対し、「なんでいつもピリピリしているのか」といった趣旨の言葉をかけたうえで、
「リラ~ックス」
なんて、おどけた言い方ができるのも、彼女の美徳ですよね。
そんなわけで、幸葉さんのキャラクターは、重く暗い「教場」シリーズにおいては、貴重だと思います。こういう朗らかで人懐っこい美人さんがいないと、作品が重くなりすぎてしまうというか。
逆に、彼女のような存在があるからこそ、シリアスなシーンが引き立つトコもあると思うし。
ちなみに、最も好きな幸葉さんは、SpotifyのCMの彼女です(『阿部さん。エヘヘ~』/笑)。
主人公の風間についてはね、ってか、今回のキムタクは、オレはいいと思ってます。クールに辛辣な言葉を吐くような役柄だけど、キムタク本人が年を重ねたせいか、どこか哀愁のようなものも表現できている気もしてね。
CMで地底人やってる姿とのギャップが(笑)。
それと、前述の中込。オレは好きよ、こういうキャラ。なんか昭和の刑事――「けいじ」ではなく「デカ」みたいで(笑)。
まあ、そこは染谷さんも平成生まれなせいか、オレらが楽しんでいた昭和の刑事(デカ)を完全に再現しているわけではないけど、それでも懐かしさのようなものはありますよね。
そういえば、「幸葉さん黒幕説」もあるんだって? あるいは、「スパイかも」なんて声も。
オレは「考えすぎ」な気もするけど・・・最後、幸葉さんが「いつものかわいい笑顔で、風間のことを千枚通しで・・・」なんて展開になったら・・・軽くショックですね、オレとしては(笑)。
まあ、「教場」という作品がね、全体的に重く暗い作風で、キムタク演じる主人公の風間公親(かざまきみちか)からして、そんなキャラだったりします。寡黙で、他人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しており、口を開けば、他人を突き放すような発言ばかりの男。
彼の教え子たちも、「陽気なタイプ」といえる人が、あまりいませんからね。
ガッキーでさえ、「娘に対する旦那のDVを(恐怖のあまり)見て見ぬふりしていたシングルマザー役」ですからね。北村匠海(タケミッチ/笑)は、風間から「いい腕を持っている」といわれつつも、それでも容赦なく厳しい言葉もかけられて、さらには「千枚通しの犯人」にめった刺しにされる遠野というキャラクター。白石麻衣は「ダメンズ好きで、捜査状況をそいつに漏らしちゃうような役」・・・。
まあ、赤楚衛二演じる瓜原は、その人らと比べれば、「等身大」に近いのかもしれませんが。
ともかく、全体的に重く暗めの作品です。
そんな中で、
さながら「オアシス」であるかのように、
朗らかで人懐っこくて、陽気な姉ちゃんが、堀田真由演じる伊上幸葉。風間直属といえるような事務員で、彼女の明るさはホントに貴重です。
剣道を終えた直後の風間のすぐ隣にちょこんと座って、寄り添うような体勢で彼に報告してみたり、たしか遠野に「贈ってくれたのは、彼女かな~?」なんて、笑顔で彼をイジッてみたり、ガッキー演じる隼田聖子(はやたせいこ)に対しては、あまり社交的ではない彼女を笑顔にしてみせたり。
って、
ちょっと前なら、ガッキーこそが幸葉さんを演じてそうではあるんですが(笑)。
また、このふたりは「鎌倉殿の13人」において、小四郎の奥さん同士(最初の奥さんとふたり目の奥さん)ですね(笑)。
まあ、そんなわけでね、作中で唯一、「明るく、等身大というか世間ズレしていない姉ちゃん」ですよね、幸葉さんは。そういうキャラって、演じるのも難しそうなんですが、堀田真由は若い女優さんの中では演技ができるほうなので、好演してますよね。
ここ2,3回、風間に指導される刑事として出てきたのが中込兼児(なかごめけんじ)。染谷将太が演じてます。
昔ながらの刑事で、ルーズで少しワイルドで、やたら態度の悪い男です。
そんな男なので、人懐っこい幸葉さんも、彼とは互いに声を荒げるほどの口論を繰り広げます。
でも、そこは幸葉さん。直後に風間が来ると、中込を原因として仮病を使い、風間から「おまえ(中込)が医者に連れて行け」といった言葉を引き出します。
で、医者に診てもらったあとは、症状がケロッと治ってしまう幸葉さん。そのうえでの、中込に対する憎まれ口がね――
「治ったら、お腹すいたなぁ」「なにご馳走になろうかな~」
なんてね(笑)。あまり好きになれないであろう相手に対する嫌味までもが、かわいいですよね(笑)。
っつーか、中込を病院に付き合わせたトコを見ると、そこまで嫌いでもないのかな?
ともかく、不貞腐れている中込に対し、「なんでいつもピリピリしているのか」といった趣旨の言葉をかけたうえで、
「リラ~ックス」
なんて、おどけた言い方ができるのも、彼女の美徳ですよね。
そんなわけで、幸葉さんのキャラクターは、重く暗い「教場」シリーズにおいては、貴重だと思います。こういう朗らかで人懐っこい美人さんがいないと、作品が重くなりすぎてしまうというか。
逆に、彼女のような存在があるからこそ、シリアスなシーンが引き立つトコもあると思うし。
ちなみに、最も好きな幸葉さんは、SpotifyのCMの彼女です(『阿部さん。エヘヘ~』/笑)。
主人公の風間についてはね、ってか、今回のキムタクは、オレはいいと思ってます。クールに辛辣な言葉を吐くような役柄だけど、キムタク本人が年を重ねたせいか、どこか哀愁のようなものも表現できている気もしてね。
CMで地底人やってる姿とのギャップが(笑)。
それと、前述の中込。オレは好きよ、こういうキャラ。なんか昭和の刑事――「けいじ」ではなく「デカ」みたいで(笑)。
まあ、そこは染谷さんも平成生まれなせいか、オレらが楽しんでいた昭和の刑事(デカ)を完全に再現しているわけではないけど、それでも懐かしさのようなものはありますよね。
そういえば、「幸葉さん黒幕説」もあるんだって? あるいは、「スパイかも」なんて声も。
オレは「考えすぎ」な気もするけど・・・最後、幸葉さんが「いつものかわいい笑顔で、風間のことを千枚通しで・・・」なんて展開になったら・・・軽くショックですね、オレとしては(笑)。
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