「栴檀は双葉より芳し」という。もちろん、この栴檀とは、あの樗色(おうちいろ:#9B92C6)の花が咲くセンダン科センダン属に分類される落葉高木のことではなく、白檀のことを指すという。
そう、その白檀は種子が発芽したばかりの双葉の状態でさえ、芳しい香りが辺りに漂うという。それと同じように、大成する人物は幼くしてその素養が感じられるってことを言いたいらしい。
まぁ、僕などには縁のない諺語なのだが、猫の額に生えているゲンペイシモツケにはぴったりと当て嵌まる。
さて、ゲンペイシモツケは、何処を見れば、何がわかるというのだろうか。
別に、ナニモノかが匂い立つわけではない。そう、つぼみの状態であっても、上記画像のように赤花、白花がはっきりとわかり、さらには、一輪の花が紅白に咲き分けるであろうことも推測できるのだ。
上記の諺語に異を唱えるわけではないが、「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」などという故事もある。ヒト属の見極めこそは尋常一様にはいかない、難しいよねぇ~。
アリが迷宮の花園を探検している。何を求めて、何処へ行こうとしているのだろう。
ゲンペイシモツケ、早くも蕾が付き始めたのですね。昨年頂いた、わが家のゲンペイシモツケはまだ蕾が付く雰囲気もありません。昨年は6月25日頃開花したので、まだ気にしなくて良いと思ってますが、大丈夫でしょうか? 今年はニリンソウも花が付かず、少し落ち込んでいます。(-_-;)
変化朝顔は5月18日に種をまき、4品種とも元気に苗が出て、毎日葉が大きくなって育っており、今年もいっぱい花を咲かせてくれそうと楽しみにしています。また、ブログにも投稿しますので、アドバイスなど頂けると嬉しいです。
また、メガネツユクサは零れ種から沢山芽が出て、毎日葉が大きく成長しています。
猫の額でも、お分けした折に、坪庭のモノを南側のフェンスに移植しました。こちらは、上手い具合に花が付きました。
いろいろと検索してみましたが、なかなか適当な解を見つけることができず呻吟しておりました。
以下のようなサイトを見つけました。
「二輪草の管理方法について」(https://log.engeisoudan.com/lng/201203/12030088.html)
その中で、
『さてニリンソウですが、当地では平地の自然林に極普通に生える野草で春の山菜の一つです。本州の地域によっては昔から仏事にホウレンソウの代用として食べられていたそうで「フクベラ」とも呼ばれます。何のクセもなく茎がシャキシャキして食べ易いのですが春は猛毒であるトリカブトの芽出し葉と同じ場所に生え、形がよく似ていて採るには注意が必要です。なので昔から私の実家では花がついた葉しか採らないのですが、採る時葉をかき分けてみるとただの葉の本数に対して花の付いた葉の本数の割合はとても少ないのです。群生からまとめて花を摘んでしまうのは可哀想なのでどんなに大きい群生からでも疎らに10本くらい摘むのに留めますから、かなりの広さに大きな群生がたくさんある場所でのみ、茎がだいぶん伸びて盛りの時期という条件の時だけ、家族が一回食べる位の量を採るだけにしていました。今住む所にもニリンソウの自生が玄関を出て3分のところにありますが木が切られ環境があまり良くなくて小さな群生しか無い為に摘むのは躊躇われ、もっぱら咲いた花を眺めてくるだけです。
五号鉢に植わっていた物を株分けすれば、少なくとも2~3株くらいに分けたと思われます。もしかするとそれ以上でしょうか? 植物はいくら適期に株分けしたとしても根が傷むので体力の消耗はどうしても避けられません。数年は回復に努め花が咲かない株もあります。
特にニリンソウは自然状態では滅多に株が分けられる事はなく環境によっては葉のみで群生していく事も珍しくないので(私の感じる分には、場所の季節季節の日当たり具合も影響するのでは?と感じます)株分け後の開花シーズンの初めての蕾は「よく花芽が出来たものだ」とさえ感じます。』
などという記述を見つけました。
根茎のチェックは必要かもしれませんね。
さらに、シモツケですが、こいつも本来、頑健な木本なのです。
こちらも、以下のようなサイトを見つけました。
シモツケは強剪定しても大丈夫?剪定する方法と時期は?(https://oniwablog.com/shimotuke/)
この中に、「シモツケの花が咲かない原因」という項目がありました。
その理由として、
・乾燥しすぎている
・日当たりが悪すぎる
・花芽が付いてから剪定しすぎた
とありましたが、あまりにも当たり障りのない記述で普通であればあまり参考にならないかな。
我が家は、さほど日当たりのよくないところで育っています。
そこで、今年一年株の育成に努め、落葉とともに一発勝負、根元からの強剪定という手はどうでしょうか。やってみる価値はありそうです。
眼鏡露草は秋田のお姉さま頂いたモノです。やはり、この種は強いですね。