かねてから、得体の知れない草本が立ち上がってきたと騒いでした。Googleレンズに問うと、アカバナノボロギクだなどとの応答があったのだが、釈然としないものが残っていた。
ほら、ここまで成長すると、いくら愚鈍な僕でも、なんとなくわかる。「赤紫のホタルブクロ」なのだろうと。
もちろん、自らが播種などしていないし、天からの授かり物とも思えない。つらつら考えるに、昨年、セツブンソウのMさんからいくつかの鉢物を頂戴した。それらのうちいくつかを地植えとしたのだが、そこに種が混じっていたのではなかろうか。
この株だけ飛び抜けて大きいが、この周りにはまだ小さな苗がいく本も萌している。この草も随分と増えるようだから、今年ばかりでなく、来年も楽しめそうだ。
何度も書くが、これは新聞屋の拡材としてもらい受けたもの。そう、かつては新聞の販売促進でいろいろなモノが配られていたのだ。
どんな品物がよかったか? そりゃ~「缶ビール1ケース」なんてのがとても喜ばしかったのだが・・・、いまは昔、年々しょぼくなり、契約更改でも「ありがとう」の一言のないことも。
だから、このスカシユリは10年ほどもたっているのではなかろうか? まぁ、忘れずに咲いてくれることに感謝して、毎年、見るのを楽しみにしている。
今年は、殊の外、色のノリがいいようである。
ショウマのなかでも一番赤の色が濃いといわれる種だと聞くが、何本も花穂を上げてすっくと咲くその姿は見ていてほれぼれする。
📷2023年5月22日:ミショウキシア・カンパニュロイデス (キキョウ科ミショウキシア属の二年草もしくは短年の多年草) (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
1m以上になるという。真っ白い大輪の花をたくさん付けるという。原産地は、中近東の地中海側の地域が中心なのだとか。
エキゾチックな花に逢いたくて、キクザキイチゲや西洋オダマキなどとともに猫の額の敷居を跨いだ。
とても気難し屋らしい。とくに湿度は大敵だとか。じめじめした梅雨が、すぐそこまでやってきている。さて、異国情緒を面に宿した花を見ることができるだろうか。
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