この日は(というより、この日もと言ったほうがいいかな)、アサイチでクリニックへと向かう。家人の診療もだが、今日(12/20)は自身も、9:30、10:30と二科併診と忙しい。午前中は完全に潰れてしまうだろうと思っていた。
ところがである、いずれもトントン拍子に事が運び、10時過ぎには診察が終わってしまった。家人の方はまだ時間がかかるようだったので、いつもの通り、付近をブラ散歩することに。
稲荷山公園の展望台から児童館へと抜け、とある病院の裏手に出る。そこには、秋という季節の終焉を告げるかのようにカエデが真っ赤に燃えていた。
きっとあのナニモノかは、ナニモノでもなくレンズフレアなのだろう。
そう、画面左下の青白い光のことなのだが、それでもなぜか心穏やかではいられない。すぐ近くにある神社でお参りしておくことにしよう。
📷2022/12/20 機は屋根の上。左上のドットは鳥、右上は旋回中のC-1? (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022/12/20 屋根の上を滑るようにしてランディング。 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
この日はいつものコースから外れ、さきほど見たとある病院の敷地を回り込むように入間基地の方へ向かってみた。
なんと、ほんの10分ほどで視界が開け、入間基地滑走路北側が見渡せる場所へ出た。
おや、まぁ、こんな日に限ってバッグのなかにはG5Xしか入っていない。35mm判換算24-100mm相当の4.2倍ズームレンズ、デジタルズームでさえ200mmだ。ちょっとしょぼいけど、にわか(俄)スポッターにでもなったつもりでいくつか撮ってみた。
鉄オタのなかでも、もっぱら車両などの写真を撮ることを趣味とするものは撮り鉄と言われる。では、飛行機オタクではどうなのか? 撮り飛? 撮り航?
どうやらそれはスポッターといい、「航空ファンの中でも、空港等において航空機の撮影・観測を行うことをメインとする者」(Wikipediaより引用)ということになるらしい。そう言えば、航空祭などでは大砲のようなレンズを装着して通りを闊歩しているスポッターを目にしたことがあったっけ。
この角度からだと、住宅の屋根を滑空するかのようなアプローチになるんだね。
📷2022/12/20 これはC-2輸送機だとG先生はかく語りき。 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022/12/20 あっ、いかん! 行き過ぎてしまった 汗 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022/12/20 こちらはヘリ、CH-47だという。 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022/12/20 U-680A(セスナ サイテーション・ラティチュード)。 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
アハッ! 所詮、「にわか」だから、機の名前は自信ない。何と言っても、G先生のレンズを頼りに探し当てたものなのだから。
だけど、すぐ近くを徘徊していながら、こんな見晴らしの良いところがあったなんて知らなかったよ。
まぁ、もっともいままでの人生、空飛ぶモノに乗ることは極力敬遠してきていた(鉄(金属の塊)が空を浮遊するなんて、どうしても理解不能だったからだ)。2019年以前、例年行われていた入間の航空ショー、そのブルーインパルスでさえ自邸のベランダから見えたから撮ったようなもので、好き好んで撮ったわけではない。とにかく動くものを撮るなんて、そんな高度は技量など持ち合わせていないのだから。
だけど、今日、ここで、こんな視界が開けた場所があるのであれば、再度チャレンジしてみようかなどと、身の程知らずの思いを抱いた次第である。