長崎浦上川の梁川から稲佐橋の間は川沿いに遊歩道があり、
色んな種類の桜の木が植えられており目を楽しませてくれます。
既に満開のものあり、未だ蕾も無いものあり、近々開くものあり
の状況です。
日替わり、週替わりで桜の花を楽しめます。
3/27現在の状況をレポートします。
長崎浦上川の梁川から稲佐橋の間は川沿いに遊歩道があり、
色んな種類の桜の木が植えられており目を楽しませてくれます。
既に満開のものあり、未だ蕾も無いものあり、近々開くものあり
の状況です。
日替わり、週替わりで桜の花を楽しめます。
3/27現在の状況をレポートします。
長崎さるく「冬の薬膳」は2月13日(金曜日)ニュー長崎ホテルで開催されました。
以下に当日のメニュー、料理詳細を報告します。
・六種冷菜盛り合わせ
これから出てくるお料理を控えての前菜です。次の六種の盛り合わせとなっています。
1.プチトマトの中国酒漬
トマト:口渇、高血圧など
酒 :冷痛
2.鴨ロースのポメリスマスタード和え
鴨:滋陰養胃、利水消腫
マスタード:健脾補虚
3.アンコウの燻製
アンコウ:補脾健脾
4.もやしと紅花の湯葉包み焼き
もやし:清熱解毒、解酒毒、解毒
5.たこの梅和え
たこ:補気益血、強筋骨、収斂生肌
梅 :止咳化痰、感染性の渋り腹、血便、下痢、暑気あたり
6.蓮根の甘煮
清熱潤肺、涼血行オ
(火を通すと)健脾開胃
・アオサ入りフカヒレスープ
旬のアオサをつかったフカヒレスープです。腎機能を強くして老化を予防、フカヒレには
潤いをもたせるコラーゲン。カニには骨、髄を強くするキチンキト酸が含まれています。骨を
強くして、体に潤いをもたせる一品。旬のアオサには利尿作用があってむくみをとる働き
もあります。
・海鮮二種とシソの炒めもの
エビは体を温め元気にします。イカは血液を補って体に潤いをもたせます。色取り良い
シソ、エリンギ、スナックピース、人参は皮膚粘膜に元気をつけて、胃腸を元気にしてく
れます。マコモダケはほてりを鎮める作用があり、可愛いジャガイモのカゴにおさめて
います。
全体として肺、皮膚、粘膜に元気をつけて免疫力を高める一品です。
・牛肉の中華風ステーキ青菜添え
美味しい和牛ロースには胃腸を元気にする働きがあります。そこに赤ワイン、黄耆(オウギ)
でシロップづけしているステーキです。黄耆は漢方薬に処方される生薬ですが、体の表面
を外から浸入しようとするバイ菌やウイルスなどから守ってくれる働きがあります。花粉症
に対しても、しっかりバリアを築いてくれます。これが薬になって花粉症やインフルエンザに
対抗できる免疫力をつける薬にもなっています。季節先取りで秋頃から皮膚、粘膜に抵抗
力をつけて、花粉症に備えると効果的です。美味しいステーキを色取り良く添えられた野菜
と一緒に召し上がってください。
・白木クラゲとズワイガニのパイ包みオーブン焼き
体の温まるステーキの後は、おしゃれなカニのオーブン焼きです。カニは体にこもった
熱、ほてりを取り、骨や骨髄を強くします。白キクラゲには白い色で特徴ある肺、皮膚、
粘膜、大腸を強くして潤いをもたせてくれます。
全体として肺、皮膚、粘膜などの呼吸器系や骨を強くして元気をつける一品です。
・丸鶏のスパイシーソース掛け
暖まる鶏肉に、更にスパイシーソースで、内臓をぐっと温める一品です。内臓の冷えは
免疫力をおとして低体温になりやすく元気をそこねます。内臓の冷えを心配される方に
は、このようにスパイシーソースの効果を期待してご家庭でも利用できます。
・山芋と帆立貝の茶碗蒸し風
胃腸、肺、強精効果もある山芋と温めて体力、精力を養う帆立、なつめには気分をやわら
げて安眠効果もあります。この3品の入った温かい一品は体力、精力をつけながら体を穏
やかに温めてくれます。
・白身魚の甘酢あんかけ
手足の筋肉を元気にする白身魚のスズキに色取り良く金針菜、クコ、松の実、木クラゲが
入った甘酢あんの一品です。金針菜は緑のつぼみの中に沢山の花粉を貯えて、その分
免疫力を補う効果があります。耳鳴りや、めまいにも良い食材です。クコの実は眼に良く、
松の実は皮膚、粘膜を潤して乾燥感をとり、咳や便秘に効果があります。
全体としてさっぱりと甘酢あんかけしている所から酸味は肝機能を良くして春の精神的な
ストレスにも効果的に働いてくれる良い一品となっています。
・四川風担々麺
担々麺に香酢(黒酢)が入って、酢で油分をマイルドに、肝臓への負担をやわらげて
いる担々麺です。ラー油は温める香辛料とも言えます。温かくピリ辛で油の多い
担々麺も酢を入れることで体にもやさしくマイルドな良い味でいただけます。
・ココナッツ風味祝辞用の餅
これは中国旧正月に出されるお餅で材料を混ぜて、ピーナッツ油で香り付け、その上に
ココナッツファインをまぶし、セイロに入れて1時間半ふかして作ったモノです。旧正月に
はなくてはならない懐かしい味のようです。この日のために一品添えてくださいました。
・白玉団子入りお汁粉
最後のお料理デザートです。あずきあんのお汁粉の中に白玉を入れて、甘い味で最後
を閉める一品です。小豆はむくみを取り水分代謝を良くします。
次回の「学さるく・長崎の薬膳」は
「初夏の薬膳」と題して6月20日(土)開催の予定です。
詳細は
http://www.saruku.info/course/G034.html
を参照の上、申し込み下さい。