トンレサップ(Wikipedia)
トンレサップ(Tonle Sap)は、カンボジアに位置する湖であり、河系と結びついている。東南アジア最大の湖であり、
クメール語で巨大な淡水湖 (sap) と川 (tonle) という意味がある。世界最大規模で水上生活者が生活しており、
1ブロック1万人、100ブロック100万人以上が住む。
乾季の間、水深は1m程度に留まり(このためプノンペンとシェムリアップを結ぶ定期船が暗礁に乗り上げかける場面がよくある)
、面積は2500平方km(琵琶湖の4倍程度)しかない。しかし5月半ばから11月半ばの雨季には、プノンペン付近でメコン川
に流れ込むトンレサップ川が逆流し、周囲の土地と森を水浸しにしながら面積は約6倍、1万6000平方kmまで拡大し、深度も9mに達する。
*ここはまだシェムリアップ川です。
*シェムリアップ、プノンペン間の定期船があります。
*水上生活者はベトナム系の人が多いようですね。
*カンボジア人は乾季で琵琶湖の4倍、雨季末期で10倍と言っていましたが、大きな湖です。プノンペン付近でメコン川に合流しベトナムに入っていきます。
*水中には鰐(ワニ)草むらにはニシキヘビなどいるようです。
*見渡す限りの布袋葵(ホテイアオイ)です。この下にも鰐がいます。
カンボジアは穏やかな国ですね。心が落ち着きます。友人もでき楽しく過ごせました。
治安も悪くないようなので女性にもお勧めですね。
アンコール・トム (Wikipedia)
アンコール・トム (Angkor Thom) は、アンコール遺跡の1つでアンコール・ワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡。
12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設されたといわれている。周囲の遺跡とともに世界遺産に登録されている。
アンコールは、サンスクリット語のナガラ(都市)からでた言葉。またトムは、クメール語で「大きい」という意味。
アンコール・トムは一辺3kmの堀と、ラテライトで作られた8mの高さの城壁で囲まれている。外部とは南大門、北大門、
西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっている。各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩
の彫刻が施されている。また門から堀を結ぶ橋の欄干には乳海攪拌を模したナーガになっている。またこのナーガを引っ張る
アスラ(阿修羅)と神々の像がある。
アンコール・トムの中央にバイヨン (Bayon) がある。その周囲にも象のテラスやライ王のテラス、プレア・ピトゥなどの遺跡も残っている。
回廊には各種彫刻があり、歴史・生活の一端がうかがわれます。
*雨季の期間は結婚式が少ないとのことでしたが、アンコール・トムの遺跡で花嫁を見掛けたので写真を撮らせて貰いました。
次回はトンレサップ湖です。
タ・プローム
タ・プローム(Ta Prohm)は、カンボジアにある、アンコール遺跡群と呼ばれる多くの寺院や宮殿などの遺跡群の内のひとつで、
12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡。創建したのは、クメール人の
王朝、アンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世。
ガジュマルによる浸食が激しい。三重の回廊に覆われた遺跡には、文字通り樹木が食い込んでいる。
*ガジュマルはイチジク属の植物で沖縄には多いようですね。「絡まる」からガジュマルになったとか、
『風を守る』⇒『かぜまもる』⇒『ガジュマル』となったという説があるようです。アンコールのガジュマルは本当に巨木です。木質は柔らかいようですね。
次回はアンコールの顔の1つであるアンコールトムです。
・バンテアイ・クデイ(Wikipedia)
バンテアイ・クデイ(Banteay Kdei ; プラサット・バンテアイ・クデイ、Prasat Banteay Kdei)は、
カンボジアのアンコール遺跡において、「チャンバ族の砦」(英: "Citadel of Chambers")、または「僧房の砦」
(英: "Citadel of Monks' cells")として知られる仏教寺院である。この寺院はタ・プロームの南東、
アンコール・トムの東に位置する。12世紀半ばから13世紀初頭のジャヤーヴァルマン7世
(在位1181年-1218年頃または1219年ないし1220年頃、死後 "Maha paramasangata pada" と称された)
の統治中に築かれたものである。バイヨン様式で、構成はタ・プロームやプリヤ・カーンに似るが、複雑ではなく、より小さい。
その構造物は2重の周壁に囲まれており、そして塔門から2重の中央回廊を構成し、東面前方には前柱殿がある。
この仏教寺院複合体は、これまで不完全な建設およびその建築に質の悪い砂岩が使われていたために荒廃し、
現在修復を受けている。バンテアイ・クデイは1960年代まで何世紀にもわたってさまざまな間隔で僧侶により占有されていた。
*いろんな彫刻があるな~! というのが正直な感想。
次回はタ・プロムです。ガジュマルの巨木で有名な所です。
スラスラン(Wikipedia)
スラ・スラン(Srah Srang)は、カンボジアのアンコール遺跡にある東バライの南、バンテアイ・クデイの東側に位置するバライである。「王の沐浴池」
(英語: The royal bathing pool)とも称される。
当初はラージェンドラヴァルマン2世(在位944-968年)の開教師 Kavindrarimathana の指導により、10世紀中頃に掘られた。
その後、1200年ごろジャヤーヴァルマン7世(在位1181-1220年)によって変更され、またその西側にはラテライトの桟橋が付け加えられたが、
それはおそらく東バライが堆積物に埋まり、機能しなくなり始めていたことによる。
砂岩で成形されたラテライトの桟橋がバンテアイ・クデイの入口の向かいにあり、日の出を見るための人気の場所でもある。そこは十字型になり、
両側にあるナーガの欄干の端には、3つの頭をもたげたナーガに翼を広げたガルーダが乗った彫刻がある。水辺へと降りられる階段は、両側を2体の
ライオン(シンハ)によって守られている。
*渇水期には水没している寺院の一部が見えるそうです。
バンテアイ・クデイ入り口です。
次回はバンテアイ・クデイ の予定です。
アンコールワット朝日鑑賞
朝5:30が日の出とのことで、ホテルを4:40出発アンコールワットに出向きました。
朝日鑑賞は有名で場所に行くと既に人人人で混雑状況。
だいぶ明るくなってきました。
完璧な日の出ではないけどこんなもんでしょう。
次回はスラスラン遺跡
・シェムリアップ(Wikipedia)
シェムリアップ(ラテン文字表記:Siem Reap)はカンボジア北西部のシェムリアップ州の州都。
2012年の人口は18万9292人で、同国5位。 アンコール・ワット、アンコール・トムなどを含む
アンコール遺跡群の観光拠点となっている。 日本ではシエムレアプとも表記される。
シェムリアップ一帯は、何世紀もの間、シャム(現在のタイ王国)の領土かその王権の属国であった。
Siem Reap は直訳すれば「シャム人敗戦の地」であるが、これは17世紀にクメール人がシャムの
アユタヤ王朝の軍隊に勝利したことにちなむ。
帝国主義時代にフランスは東南アジアの広大な領域を植民地化した。カンボジアのほかにラオスも
ベトナムもこの「フランス領インドシナ」に属した。1907年3月25日の条約で、シェムリアップ、バッタンバン
及びシソポン(合計で 20,000 平方キロメートル以上)も植民地政府に属した。
太平洋戦争中はタイ・フランス領インドシナ紛争と、それを終結させた東京条約により、一時期タイの領土
となったが、戦後はフランス領に復帰した。しかし1949年から1953年にかけカンボジア王国が成立すると、
その領域となった。
1975年から始まったクメール・ルージュ支配の時代には、全国の他の都市から誘拐されてシェムリアップの
住民にさせられた人々が、畑での重労働に従事させられた。これらの人々は、1979年1月にベトナム軍が
侵攻してクメール・ルージュに勝利した後、故郷の都市に帰されたが、クメール・ルージュは1990年代の
初めまで森に逃げ込んで攻撃を続けた。住民は、長年の間、バリケードを築いて中心街を守らなければ
ならなかった。シェムリアップやUNTAC平和維持部隊に対する最後の攻撃は1993年に起こった。
政府が外国人観光客の入国を認めるようになると、多くの観光客がシェムリアップをアンコール遺跡群への
拠点として利用したため、安定した収入源が加わった。こうして、20世紀の初頭に建てられたホテルが
次々に再び営業を始めた。
2000年代に入っても、シェムリアップは観光の拠点都市として発展し続けており、様々な種類のレストラン
に加えて、五つ星高級ホテルから5米ドルの安宿まで、あらゆる価格帯のホテルやゲストハウスが営業している。
*当日気温は32℃だったが日射しが強く1時間チョット歩き ホテルよりオールド・マーケットまで行った
(カンボジア人がスゴイと呆れていた)が日焼けがスゴイ!遺跡観光時は虫除けを兼ねて長袖着用だったが
当日の半袖はまずかった。
ガソリンはそんなに安くないですね。3,300リエル/リットル。リッター当たり95円程度。日本よりは安いですが2016年
の国民一人当たりの名目GDPが1,400ドルの国ですから。
ホテルよりオールドマーケット周辺の風景。東南アジアの他の国と余り変わりませんね。
マッサージが有名みたいですね。1時間20ドル程。小綺麗な店が多いです。女性に人気だそうです。
途中インド料理屋に立ち寄りましたがマンゴージュースは絶品!1.5ドルでした。
さすがに暑いので午後の移動はトゥクトゥクに切り替え(6kmほどで4ドル)、途中スコールに遭ったが
運転手は要領よくカッパ着用。やはり慣れてますね。
市民の食料(ダケではないが)市場、オールドマーケット基本的には何でもあり。魚、肉、野菜、果物、などなど。
マンゴーは3個で1ドル。カンボジアのマンゴーは余り美味くないなと言うのが正直な感想。ドライマンゴーも食べて見
たが今ひとつピリットこない。経験からするとマンゴーの一位はバングラデッシュ産、ドライマンゴーはフィリピンセブ島産。
夜になりナイトマーケットに出向く。オールドマーケットの近くにある。安くてバッタ物(Copy商品)含みいろいろある。
お土産買うのには便利ですね。同じ(くみえる)物が3分の1以下で変えます。値切ればもっと下がるかも。
次回はアンコールワット朝日鑑賞
・プレループ (Wikipedia)
プレループ (Pre Rup) はカンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、ヒンドゥー教寺院である。
プレは変化、ループは体を意味し、かつて境内で行われたと伝わる火葬を名の由来とする。
東バライに浮かぶ東メボンの真南にそびえる。
ラージェンドラヴァルマン王による建立で、961年頃には神々が祀られていた。この土地はかつて
ヤショヴァルマン1世が建立した僧坊の敷地であったとする説がある。
境内に在る石槽では、死者を荼毘に付し、その灰で死者を描く儀式が行われたと伝わり、名の由来となっている。
寺院はラテライトと煉瓦で主に築かれている。
環濠は無く、東バライをそれに見立てたという説がある。外周壁はラテライトで築かれ、東西南北に塔門を備える。
内周壁もラテライトで、四方に煉瓦で築かれた塔門を備え、それを抜けると、死者を荼毘に付したという石槽が見られる。
その先には三層の基段が重ねられており、登ると四方に祠堂がある。それに囲まれて二層の基段が重なり、最上層に
中央の祠堂がそびえる。そこからはカンボジアの平原が一望でき、夕日とアンコールワットを共に見られる場として、夕暮れの頃
に人を集めている。
*17:30頃到着し18:30の日没を待つ。結構多いですね。
この日は完璧な日没は見えなかったです.残念!それでもガサガサしていないユッタリとした場所で心が落ち着く良い場所ですね。
次回はシェムリアップ市内散策です。