巣立ちじゃなくて・・・
7月12日午前・・
鳥の情報屋さんから電話が有り
ヒナが木の枝に引っ掛かってカメラマンが助けてと動物園の人に頼み
タモを持って来たら
夫婦で居た親鳥がその場から飛び去った
そして自然界の事だからそのままでいい
可愛そうだから保護するべきだ・・・
賛否両論会が有ったとのこと
早速自転車で駆けつけました
営巣の直下に近い所にある写真の通りの
青葉の茂る低木の頂上付近に
居ました
こ~やって見ると大きく見えるが
戻ってきていたオス鳥と 右下のヒナの居る位置関係
枝に掴まれず葉陰の中を転げ落ちるアオバズクのヒナ
心配そうに見つめる親の姿
ここでは頭が下になっています
そして右羽根はだらしなく垂れ下がり
目も閉じてしまい・・・死んだかとおもったが・・
サルの様に片腕でつかまっていました
12時半に成りここで一旦自宅へ戻りました。
夕方
銀次郎の散歩時
枝葉の影を探していましたが・・見当たらず
地面を見るとそこに「ツグミ」「ヒヨドリ」程度の大きさの
ヒナが居ました
こんな所に居ては危険だ~
カラスやヘビに見つかれば一巻の終わりだ~
クチや爪が武器の猛禽類
ヒナを口や足でツマンで巣に戻そうとすると
その爪でヒナは即死・・・
ア~~~自力で戻って~~~~
いくらヒイキ目に見ても
巣立ちをする程大きくないし弱弱しいヒナです
高い枝に居てこそ安全が保障されているのに
可愛そうですが枝に止まれない「鳥」は
「死」と隣り合わせです
平成25年7月12日17:08
オイラの写した 今年のヒナ・・最後の姿です。
この後、地域の用事を済ませて夕食をとっていましたが
アオバズクのヒナの事が心配で・・心配で・・
カメラバックはオッカ~が背負い オイラは懐中電灯を片手に
12日21時から二人で夕方ヒナの居た所へ出掛けました
二人で何度も場所を入れ替わって目を凝らして枝葉から地面まで探しましたが・・・
見つける事は出来ませんでした。
寝ていても深夜2時に目覚めては・・
ヒナの事が気になりました
今朝はイツモの様に銀次郎の散歩に出掛ける時は
ヒナが居たら写せるようにカメラバックを持って散歩です
でも・・・ヒナの姿は有りませんでした
でも・・・高い所に親鳥が1羽いました
その時、アオバズクの声がホゥホゥホゥって・・・東の森から聞こえます
朝方鳴くなんて珍しいな~って思いました
ヒナが居ないなら最後に親の姿でも写そうかと個体を再度確認しようと
上を見上げるが・・姿を発見できません
その後もホゥホゥホゥって・・・鳴き声が聞こえたので
夫婦アオバズクが呼び合ったんでしょう~ね
営巣にマダ2号、3号ヒナが居る事を念じていますが・・
明日からは又鮎釣りキャンプが有るので
今年のアオバズク観察はこれが最後かも知れませんね~
無事に居て~って願っても
上に飛ぶことも 上に駆け上がるがる出来ず
只引力に負けて地面へ落ちた
ヒナ
これが自然界の営みか~
でもツラいよ