介護サービスほっと通信

「暖か介護でほっと一息」をモットーにしています。日々の仕事の中から感じたことなどを発信していきたいと思います。

エビデンスがあるのか?

2010年10月18日 16時45分47秒 | 雑感
詳しくはリンク参照してください。

 http://www.caremanagement.jp/index.php?action_news_detail=true&storyid=8079

このケースに限らないけど、「医療依存度が高いケースへ対応する介護支援専門員は、医療系基礎資格保有者がいい」

こういう人はよくいる。
しかし、その理論(理屈)にはエビデンスがあってのことなのか?

たとえば福祉系基礎資格の介護支援専門員と比較対象をし、その結果、医療系基礎資格の介護支援専門員のケアマネジメントが、とてもすばらしいものになって、利用者のQOLが華々しく向上したというのか?

こんな調査が行われたなんて話は聞いたことがない。
調査も何も行われていないのに、なんで「医療系基礎資格を持つ介護支援専門員がベター」と言い切れる?

ふざけんじゃない。

ターミナルケアが何をどうすることが必要なのかさえわかっていれば、基礎資格に無関係に必要な支援を適切に提供することは可能だ。
ましてケアマネジメントの展開はチームケアで、となっている。福祉系基礎資格保有の介護支援専門員だって、一般的に苦手としている医療面の情報やケアについて、その路の専門職と連携を取りながら展開していけばなにも問題は発生してくるものではない。
逆に医療系基礎資格を持つ介護支援専門員だって、医療機関と同じような感覚でターミナルケアを提供し、とんでもない結果をもたらしたというケースはいくつも知っている。そんなことは絶対にないとでも言うのだろうか。

そんな基本的なことも理解することもできていないような「特認研究員」が口出すんじゃない!

適切な対応ができるかできないかは、個人差でしかない。
資格云々の問題ではない。
医療系だから「上手にやれる確率が高い」という問題でもない。

ケアマネジメントの何たる課を理解しないやからが、自分の感覚だけで物を言う。
それは結果としては嘘八百になってくる。

少なくても自分で調査を行ってエビデンスを持ってから話せって言いたい。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
厚生労働科学研究費補助金 ()
2010-10-19 11:27:53
東京大学医科学研究所特任研究員 児玉有子氏

東京大学 医科学研究所
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/

J-GLOBAL 児玉 有子【研究者】
http://jglobal.jst.go.jp/crawler_target.php?JGLOBAL_ID=200901033727592184&row11=1#row11

在宅医療における医療と介護の連携

在宅医療、在宅看護
研究分野: 基礎看護学、臨床看護学、地域・老年看護学(国内共同研究) 2007-2010 厚生労働科学研究費補助金

厚生労働省から研究費補助金が出ているようなので、近々にでも研究成果のご発表があると思います。この中に、今回ご講演されたことについての根拠となる研究成果もきっとあるのだと思いますので、楽しみに待ちましょう。
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連携 ()
2010-10-19 22:20:16
では介護依存度の高い利用者はアタシのような医療系基礎資格保有者には任せられませんね。

兼任さんの言うとおり個人差のほうが大きいと思います。
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Unknown (そーしゃる)
2010-10-19 23:51:56
私の同僚も海外に医師を派遣しているような全国にある病院の師長に、医療系の介護支援専門員でなければ、退院後の支援は任せられないと言われ、家族を勝手に説得し別の事業所に(医療系)代えられたことがあります。
それに加え、自分のおめがねにかなった訪問看護ステーションしか認めないと言って、調整していたステーションを反故にしました。
本当に、何をもって、福祉系が医療依存度が高い人の支援ができないとするか理解できないです。
つまらないことで、同じ仕事をする専門職なのにイザコザはおこしたくないです。
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策士ですね。 ()
2010-10-20 10:45:46
>本当に、何をもって、福祉系が医療依存度が高い人の支援ができないとするか理解できないです。

根拠は、その師長さんの経験則なのだと思います。兼任CMさんやそーしゃるさんのような方もおられるなかで、医療関係者からみるととても任せられないという方もおられ、それは兼任CMさんの言われるように「個人差」なのでしょうが、医療関係者の経験則に照らして優位な差が存在しているということも、反面の事実です。
今回の東京大学医科学研究所特任研究員児玉有子氏のご発言は、厚生労働省から研究費補助金
の出ている研究成果の中から出てきたものであると思いますし、研究補助金が出ていますのでその研究成果を国民一般に公表する義務も負われていますので、その研究の発表を確認しましょう。たぶん、数字に裏付けされた「個人差」などとは言ってられないような、医療関係者の経験則を証明するような研究結果があるものと思います。研究者として公の場で話されるのなら当然です。(今回のご発言を個人の経験として話されたとしたら、ご自身の研究と関係ない領域の話ではなく、ご自身の研究領域ど真ん中なわけですから、この方に研究者としての資質は全くないことをご自身で暴露されたのと同じですから、「東京大学医科学研究所特任研究員」の肩書きについて、東京大学医科学研究所に問い合わせることも必要になるかもしれません。)
ということで、たいへんこの方(共同研究)の研究の発表を楽しみにしています。(次の研究に厚生労働省から研究費補助金を得るための今回の研究に注目を集めるための話題作りだとしたら、策士ですね。)

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エビデンスなんてまったくない (兼任CM)
2010-10-26 17:07:38
私の周辺では、ターミナルを含めて、医療依存度が高いケースについて、医療系介護支援専門員へというベクトルがだんだん小さくなってきています。

まずは医療系基礎資格保有の介護支援専門員の絶対数が少ないということ。
もう一つは、福祉系基礎資格保有者であったとしても、チームケアの理解が進み、医療依存度の高いケースへも十分に対応できる実績を積んできたことで、医療の思考が変化してきていること。
それに伴って、ターミナル期においては医療よりも生活が重要という医療関係者の意識が強くなってきていて、そのためには福祉系基礎資格介護支援専門員のほうが上手に対応していくことができるって思われてもいます。

ただ一部の医療関係者の仲にはいまだにこのような偏見でしか物事を考えられない人も少なくないという実感はありますが、ここまで露骨なことを言う専門職はあまり見かけません。

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