翁の徒然なる日々

日々是自遊

猟奇的な彼女と家族

2023-07-26 11:30:00 | 日々の徒然
 今朝は、陽射しがきついが何となく風が爽やかで朝は少し涼しく感じた。でも午後はまた猛暑日の予報でまた暑くなりそう。今日もエアコンの出番。熱中症にならないように気をつけたい。



 さて、7月2日札幌ススキノのホテルで男性の頭部のない遺体が発見された事件、3週間経って進展があった。

 一昨日7月24日、29歳の女の容疑者と59歳の父親の2人を逮捕が逮捕された。父親は医師(精神科医)らしい。
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 事件発生当時、頭部が切断されていると報じられたので、えっ!と言葉を失った。そんな悍ましい猟奇的な事件が実際に起きるなんて想像もしたことがなかった。まるで横溝正史のドラマの世界である。

 そして、持ち去られた頭部は容疑者ら家族が暮らす自宅で発見され、その事実を知っていたとして、母親も逮捕されたという。

 前代未聞の凄い猟奇的な事件、人を殺め、遺体を損壊し、その一部(頭部)を自宅に持ち帰る。人間はそこまで出来るのかと恐ろしくなった。

 人間に対する尊厳も何もあったものではない、下手な刑事ドラマ顔負けの現実。残念ながらこれが今の日本。動機などの詳細はこれからだと思うが、注視していきたい。

 そして、茨城県では、またまた悲惨な事件が起きた。
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8歳と5歳のきょうだい死亡 母親「子ども殺した」 水戸 | NHK

【NHK】24日朝早く、水戸市のアパートの部屋でこの部屋に住む8歳と5歳のきょうだいが血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病…

NHK NEWS WEB

 幼い我が子を母親が手にかける。何と痛ましく悲しい事件。こちらも動機などは捜査中などで追々わかって来ると思うが、ひとり親家庭の悲惨な現実が手に取るようにわかる。

 若い母親が頼る術も無く、一人で子どもを育てできたが、力尽きたのかもしれない。それにしても周りは誰も気付かなかったのかな、この母親のように精神的にいっぱいいっぱいの女性、男性が多いに違いない。

少し前になるがこんな事件もあった。
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神戸6歳男児殺害事件 食べられない状態 暴行で衰弱し死亡か|NHK 関西のニュース

【NHK】6歳の男の子が鉄パイプのようなもので殴られるなどして死亡し、母親らきょうだい4人が逮捕された事件で、男の子は、死亡したとみられる日、家族か…

NHK NEWS WEB


 6歳の男の子に手をかけたのは、母親とその兄弟、動機や背景がわからないので軽々に言えないが、幼い子を家族で傷みつけて何が面白いのだろうか。

 これらは全て密室で起きた事件、これらは背景や動機は全く違う事件だが、共通しているのはいずれも凶器を手にしたのが女性若しくはその家族ということ。

 そう言えば、保険金目当てに娘に食事を与えず低血糖に追い込んだ母親もいたし、当地春日部市でも用水路に嬰児を遺棄した未成年の女性がいた。

 政府は「子ども真ん中政策」を掲げているが、どこが子ども真ん中なんだ。子どもは国の宝、支えと言われるが、産んだ母親自ら手をかけて殺めている。真ん中どころか端っこ、隅っこではないか。

 このような世の中になつたのは、もちろん政治のせいなのかもしれないが、不満ばかり言って自分のことしか考えない我々大人ひとり一人の責任かもしれない。反省しきりである。

 今日も良い一日を・・ ・


備考:画像は「©いらすとや」さんで。



 



家電「三種の神器」を持たない生活

2023-07-25 11:30:00 | 日々の徒然
 言うまいと思えど今日の暑さかな、梅雨が明けると気分的にもさらに暑く感じる。酷暑と言って良い。

 テレビでは、熱中症に気をつけてとこまめな水分補給と適切なエアコン使用を呼びかけている。



 さて、先週21日金曜日の『朝イチ』の「プレミアムトーク」に稲垣えみ子さんというミニマリストが出演した。

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プレミアムトーク 稲垣えみ子 - あさイチ

▽プレミアムトーク 稲垣えみ子▽冷蔵庫なし、洗濯機なし、ガス契約なし、月の電気代はなんと200円!お金や便利なモノに頼らない生き方▽1日わずか数十分!最低限の家事力...

プレミアムトーク 稲垣えみ子


 いつも朝ドラ『らんまん』が終わるとテレビを消しているが、金曜日はプレミアムトークがあるので、今日は誰かなと視ていた、するとアフロヘアのチャーミングな女性が登場、この人誰?初めて見る方なのでしばらく視聴した。

 すると、いきなり電気料金の領収書がアップ、金額は、と、えっ197円??? 何これ、一瞬目を疑った。

 彼女はジャーナリストの稲垣えみ子さん。都内のマンションに一人で暮らしているが、ガスの契約はしていない、電気料金は最低ランクの5アンペアの契約で、テレビはもちろん、洗濯機、冷蔵庫、そして電気炊飯器を待っていないので、電気はほとんど使っていないという。

 あるのはノートパソコン、ラジオ、電気スタンドそしてスマホ、そんな生活を退職以来8年も続けているという。
 
 元々は朝日新聞社の社員で論説委員になり、社説を書いていたという、エリート社員だった稲垣さん、お母様が認知症になり、物質的に恵まれた生活に疑問を持ち、会社を辞めて今の物を持たない生活を始めたそうである。

 もちろん電気掃除機も無いので、掃除は小さな箒と塵取りのみ。

 要するに我々が子どもの頃の昭和30年代の家庭のようだ、当時、家電三種の神器、電気冷蔵庫、電気洗濯機そして白黒テレビの無かった頃の。その後、これらに「3C」と呼ばれる、カラーテレビ、クーラー、自家用車が加わった。

 番組を視ていて、昭和30年代にタイムスリップしたような気がして、亡き母を思い出した。そう言えば、21日は偶然にも母の命日だった。

 あの時代、洗濯は盥と洗濯板、掃除は箒、はたき、塵取り。煮炊きはガスコンロ一台、ご飯は鍔のついた昔ながらのお釜だった、稲垣さんが仰る通り、お釜の音が変わってきて、音でご飯が炊けたことを確認していた。  

 稲垣さんの部屋にはエアコンも無いので「熱中症予防は?」と聞かれると「10年くらいエアコンの無い生活をしているので身体が暑さに慣れているのかも」と言っていた。まさに「心頭滅却すれば火もまた涼し」の心境なのだろう。なお、冬は火鉢で暖をとっているとのこと、本当に昭和時代の生活そのものだ。

 もっとも昭和の時代の最高気温は精々33〜34度だったと思うが、今は40度近くまで気温が上がるので安易に真似をすると命に関わることになると思う。
 
 料理も天日干しした野菜、ぬか漬け、梅干しなどこれまた昭和の食事、料理に時間をかけることはなく、今がもっとも充実した生活だそうで、恐れ入谷の鬼子母神である。

 まだ還暦前の女性が達観したかの如く人生を語る。gooブログにも紫苑さんのブログもある。

 もちろん彼女たちのライフスタイルの全てを真似することは出来ないが、その考え方を是とし昭和の貧しくても決して不幸ではなかった時代を忘れずに生きていければ、これもまた良しなのではなかろうか。それにしても女性の強さ、生活力に脱帽である。

 今日も良い一日を・・・

 



心の栄養・褒められたい気持ち

2023-07-24 11:30:00 | 日々の徒然
 ついに九州南部でも梅雨明けた。さらに今週半ばには全国で梅雨明けするという、さぁ暑さはこれからが本番、と思うと気が重い。



 まずは、大相撲名古屋場所は千秋楽のことから、名古屋場所の優勝争いは関脇・豊昇龍と西前頭9枚目の北勝富士の優勝決定戦に、そして初の賜杯を抱いたのは大関昇進を目指す豊昇龍だった。
 
 埼玉県所沢市出身の北勝富士に期待したが夢は叶わなかった。最後は気迫の差かな、豊昇龍の大関昇進はほぼ確定、これで横綱と二大関がモンゴル出身力士となった。残るはカド番大関の貴景勝だから、下手をすると全員がモンゴル出身力士になるかもしれない。

 それにしてもモンゴル出身力士は相撲が上手い、そしてここ一番という時のメンタルが強い、叔父さんの元横綱・朝青龍もさぞ喜んでいると思う。次の横綱は霧島か豊昇龍かそれとも朝乃山かな。



 さて、いわゆる"夜ドラ"に『褒めるひと褒められるひと』という15分間のドラマがある。

 玩具メーカーに勤める主人公の女性が仕事の失敗て落ち込んで「褒められたい」と呟くとそれを聞いた先輩男性は、それではと褒めることに、でもその褒め方はなんかちょっとズレている。

 と、まぁこんな感じでストーリーが進んでいく、20代の女性を取り巻く話なので年代的に少々着いていけない部分があるが、15分のドラマなので、録画して翌日視ている。

 最近は尺の長い映画、ドラマは何となくまどろっこしく感じ、朝ドラの15分ほどが丁度良い。

 以前良く視ていた時代劇、刑事物などは今は全く視なくなった。勧善懲悪で最後は皆同じ、めでたしめでたしなのだが、実生活には全く役に立たない。こんなドラマばかり視ていると認知症まっしぐらだそうなので、以来全く視ないことにした。

 話が逸れたが、やはり人は褒めてもらいたいもの、お前はダメ、あんたは駄目と言われると自己肯定感が減退し、そうだよね、俺、私、駄目なんだよねとなる。

 一方、例えば「お前はまるでサッカーの吉田麻也選手みたいで何でも任せられるので助かるよ」と言われると嫌な仕事も断れない。

 反対に、「お前はダメだ、こんな大事な仕事とても任せられない」と言ったら人は育たないし、第一自分の仕事の負荷が増すだけ。

 一方、人を褒めることは簡単そうに見えてこれがまた結構難しい。人の悪いところ、欠点はすぐ目につくが、良いところ、長所はなかなか気づかない。

 落語に登場する幇間、いわゆる“たいこ持ち“は、ご贔屓客の気持ちを忖度し、「いよッ若旦那いつも粋な御召し物で憎いねぇ」と歯の浮くような世辞を言うが、言われた方も悪い気はしない。

 今の世の中、誹謗中傷の嵐、デスってバッシングするのが当たり前になった。

 立憲民主党のように、全て否定から入る政党が野党第一党の時代、彼らは維新の会や国民民主の人たちとは全く違う。

 誰しも否定から入られたら、この野郎と思って身構える、それより、一旦肯定し、でもこの点とこの点は問題だと思うが如何、と言われると検討させてくれと話が前に進む。

 つまり、褒めることは相手を認めること、そして自分をも認めることに通じると思う。否定から入る人は相手を認めない代わりに自分も認められない。

 自己肯定感、自己認知が高くなると人の美点、長所も見えてくる。ああ、あの人こんな良いところもあったのかぁ、となれば相手もまた違った反応を示す。

 日々の人との関わりは、ともすれば面倒なものだが、たった一点でも褒めれば、案外スムーズにいくかもしれない。自分にとっては結構難しいことだが、実践する価値はあるかもしれないと思っている。

 今日も良い一日を・・・


 








何かとイチャモンをつける小さな器の大国

2023-07-23 11:30:00 | 日々の徒然
 昨日は風もあり、比較的涼しい一日だった。さらに関東甲信•東北地方の梅雨明け宣言があった。いよいよ夏本番、熱中症にならないように気をつけて暑い夏を乗り切りたい。

 大相撲名古屋場所14日目、初優勝を目指す北勝富士は、まだ髷の結えない新入幕の伯桜鵬に土俵際てうっちゃられ優勝を決められたなかった。それにしても末恐ろしい令和の怪物くん。

 また、サッカー女子W杯が開幕し、初戦はザンビアに5-0で快勝、2011年の歓喜が再び見られるのか、注目したい。ガンバレなでしこジャパン!!



 さて、福島第一原発の処理水の海洋放出について、にわか大国のC国が何かと難癖を付けている。
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政府 処理水めぐる中国側の動きに科学的根拠基づく対応要求へ

政府 処理水めぐる中国側の動きに科学的根拠基づく対応要求へ | NHK

【NHK】福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、日本からの水産物が中国の税関当局で留め置かれ輸出が滞っている…

NHKニュース


 自国の原発のトリチウムの海洋放出は棚に上げ、日本からの水産物が通関を止められて、輸出したホタテなどの水産物が滞っているという。

 福島第一原発の処理水の海洋放出については、国際機関のIAEAのお墨付きが出たにも関わらず、科学的な反論もなく難癖、イチャモンをつけている。

 悠久の歴史と広い国土の国の割にはやることがセコク、器の小さな国である。日本産水産物の最大の貿易相手国なので、日本側が少し弱腰なのを良いことに、言いたい放題、一介の老人ながら腹立たしく思っている。

 このC国に限らずお隣のK国も頓珍漢な理屈でイチャモンをつけている。一体何様のつもりなのであろう。

 もっとも日本国内でも立憲民主党の阿部知子衆議院議員を始めとする反日議員連中がK国の議員と共に放出の反対をしている。

 なんだろうね、我々日本国民の血税から報酬を得ているのに、日本政府の方針に反対し、あろうことか他国の議員と徒党を組む、とても日本人とは思えない。

 さらにそれらの議員を処分することなく、口頭注意するだけの野党第一党、もはや亡国政党のようだ。

 一部の議員が政権交代政権交代と壊れた蓄音機(例えが古いなぁ)のようにほざいているが、「政権後退」の間違えではないかとさえ思う。

 今回のC国、K国のイチャモン、やるならやってみろ、と言いたい。彼らの望んでいるTPPへの参加の可能性が限りなく小さくなるだけである。

 特にC国は、若者の失業率も高く、経済も低迷していると聞く、日本に難癖、イチャモンをつけるのは、弱さの表れかもしれない。

 自分はC国産、K国産の口に入れるものは絶対買わない、多分日本国民の多くがそうだと思う。

 今日も良い一日を・・・

備考:カバー画像などは「©️いらすとや」さんで。

岸田内閣支持率低下の本当の原因はこれだったのか!?

2023-07-22 11:30:00 | 日々の徒然
 今日は曇っていて少し風もあり、涼しいのでひと息つけて助かっている。

 大相撲名古屋場所は終盤13日目、優勝争いが面白くなってきた、2敗の錦木が敗れ、平幕の北勝富士が単独トップへ、北勝富士は埼玉県所沢市出身、自身初の賜杯を抱いてほしい。ガンバれ北勝富士!!



 さて、キッシーこと岸田内閣の支持率が軒並み下がっていると多くのメディアが報じている。そして支持率低下の原因はマイナンバーカードを巡る様々な問題だと。

 まぁ、そうなのかもしれないが、それだけなのか? そこでいつも視聴している元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏のチャンネルの動画を視た、わかり易く解説されているのでことの顛末が良く分かった。
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 そうなんだよね、高橋洋一氏の仰る通り、マスメディアは自分たちに都合の良いようにマイナンバーカードを利用し、国民を誘導して煽り続けている。

 マイナンバーカードが出来てから8年ほど経ったのに、今まで何にも言わなかったくせに、少しミス、トラブルが出ると急にデメリットばかり煽って、マイナンバーカードをデスっている。

 もちろん野党第一党の立憲民主党も同じ。しかも今後の総選挙の争点の一つと言っている。呆れてものが言えない。

 カードの必要性、利便性にはほとんど触れず、個人情報の漏洩があ~とか別人の口座に紐付けされたあ〜とか人が不安になるようにこれでもか~これでも〜かぁと。

 そんな記事を目にする度に酷いなぁと思っている。支持率は上がったり下がったりするのは当たり前なので一喜一憂しても何の意味がないが、政権を司るキッシーから見ればもちろん高い方が良いに決まっている。

 キッシーには、支持率をあまり意識せず、掲げた政策を着実に前に進めてほしい。お隣の韓国やアメリカのバイデン大統領らも支持率は決して高くない。高いのはロシアや中国などの専制国家だけである。

 今回紹介した高橋洋一氏の動画は、支持率低下の本当の原因をついている。今国会で成立したLGBTの理解増進法について自民党支持者のコアの保守層の自民党離れだとの指摘はその通りだろう。

 高橋氏の言うように、LGBTを支持率低下の原因にしたくないオールドマスメディアの考えた策がマイナンバーカード問題だ、とてもわかり易い解説でストンと腑に落ちた。

 今日も良い一日を・・・


備考:カバー画像等は「©いらすとや」さんで。