私の家の隣は、もうすぐに中学校の校舎が建っている 目の前は体育館だし その隣は保健室である
そして直ぐにグランドになっている 昨夜そこでちょっとした幽霊騒動が起こったのである
いつも青年達とかが夜7時頃から野球の練習をしに来るのだがぁ 昨日は彼らが帰った後 何時間かしたころに
真夜中１２時頃だったと思うがぁ 私とカァチャンは もう既に 寝ていたのですがぁ
大きな声に驚いて何事なんだろう？と思い 急いで玄関から顔を出してキョロキョロとしていたら
一人の若い男性が 校門のところに 何か分からないが白い塊が動いていた と言うでわないかぁΣ(￣□￣|||)
校門の少し奥の長椅子がおいてある所に居たのだが 此方を見た瞬間にフワーっと動いて見えなくなってしまった
かなり大きかった 人間じゃなかったようだった そう説明するのであった
私も好奇心が弱い方ではなかったので その男性と もう一度、校門の所から中に入って 様子を伺ってみた
何も普段と変わらないなぁ なんて思って・・グランドの奥の大きな木が何本も生えている場所を見たら
素早く 白い物体が木の陰に隠れたようにも見えた まぁ真っ暗な夜中だったけどぉ 白かったのでなんとか
目に入ったのだがぁ 男性があれはやっぱり幽霊の類ですよねぇ と言うので そんな馬鹿な・・と言って
固唾を飲んでジッとしてみていたら また白い塊がチラッと見えた 恐る恐る二人で確認に近づいて行ったら
何のことは無い ホームレスに近い様な中年の男性が 病院で死体に被せる白い大きなビニールの袋を
蚊避けのシート代わりにして 長椅子に寝ていたのだとか・・ 誰か 大声で叫んだようだったから
これは大変な事になるんではないかと思って急いで隠れながらグランドの木が何本か生えているところまで
逃げたという事だった。 何で、病院の変な袋を持っていたのかと不思議に思って尋ねてみたら
大阪の病院の裏の所で拾ったのを便利だなと思って持っておいた とのことだった。
しかし何故、こんな変な所に寝ていたのか 変質者とか不審者と思われて警察に通報されるとは思わなかったのか？
そう尋ねたら 寝る所が無かったのでと言った。
何でも 2０歳前半の時に両親と喧嘩して大阪の方へ家出してたみたいでぇ 3０年近く連絡もしなかったらしく・・
長年、働いていた職場も倒産ということになり今年五月からは、あてもなくフラフラした生活を送っていたがぁ
臨時アルバイト等で少しばかり貯めたお金があったのと 里心が胸いっぱいに涌いたので いてもたまらず
帰郷したら 家も何も無くなっていたという・・ どうしたらいいのか分からないのでボーゼンとしていたが
全ては、明日に考えよう もう夜中だから何もできはしないし と言って 寝る場所を探していたら
丁度、長椅子が目に入ったのでそこで寝ていたという・・・ まぁ哀れなと言うかぁ
なぜもっと早く両親に連絡しなかったのかと考えると 少々他人事ながら憤りみたいなものを感じた
まぁ他に近所の方も誰も出てこなかったしぃ 大騒動にならなくてよかったけど・・
私はちょっとばかりその男性が哀れにも思えてきたので 「アンタ 喉が渇いたろう？」
そう言って、また長椅子の所まで缶ビールを一本持って行き
「ほれ、これ飲んでぐっすり寝て明日は両親のいる所を探せよ」そう言って 私も直ぐに寝た。
どうにか彼のご両親も生きておられることを願うばかりである そうでないと御両親が哀れである(--;)
まぁ今夜は、変な話になってしまったが 一応、幽霊騒動という事で^^;
それでは皆さん 明日は良い休日になりますようにぃ おやすみなさ～い^-^/zzz
「ドチザメ」熊本や山口県では「モダマ」とも呼んでいる
サメの仲間なのだが こいつは、生食が出来るのだぁ 私達は、あらいにして
生食していたよー こいつはサメのわりには結構美味しいのだ^^;
まぁ滅多に魚屋に並ぶことは無いけどねぇ>_<