かへる 東の国探訪記

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2016 Eastern Sectionals(2)

2015-11-23 21:45:03 | フィギュアスケート
ジュニア男子のフリー、3番目の選手が終わって得点を待っているところ。
トニー君は4番滑走で、すでにリンクに出ている。
先生はまあまあにこやかである。


トニー君のフリーは『ワルソー・コンチェルト』である。
ショートもフリーも振り付けは、あのニコライ・モロゾフ先生である。
正直に言うと、2ヶ月前のJGPトルン大会(ポーランド)の時が、
ショートもフリーもいちばん良い出来だったと思う。
この日のフリーでは、冒頭の3Aで転倒、次の3A-3Tのコンビネーションは良かったが、
ジャンプの着氷がどれも危なっかしい感じがした。
後半に2Aを跳ぶ予定だったのを、3Aにしてしまい、このジャンプがノーカウントに
(同じ種類の3回転ないしは2回転のジャンプは、フリーでは3回以上跳んではいけないというルールがあるため。
もちろん、スペシャリストのOさん(仮名)もおやりになったことがあり、
それどころか開始1分でノーカウントというすごいこともやっている
スピンもあまり良くなかったように思う。

これは終わった直後のトニー君と先生。
良い出来ではなかったが、先生は笑顔で出迎えた。


例によってキスクラは先生の脚しか見えない。

と思ったら、カメラの存在に気づき、顔を見せる。


フリーは3位で、トータルでも3位。
なんとか全米選手権に出場することができた。
5位になって出場を逃したのは、昨季(2015年1月)の全米ノービスで金メダルを取ったジョナ・バレット選手であった。
ジョナ君は、全米のエキシで見たときに「これで本当にノービスか」と思ったほどの大柄な選手で、
技術もノービスのレベルを超えていた(ように見えた)。
フリーはウェストサイド・ストーリーで、彼の個性に合った選曲と振り付けだったが、ジャンプの失敗が響いた。
やはり、カテゴリが上がると、そう簡単には結果が出ないものである。

最終滑走はヤマト君だった。
どこかで聴いた曲だと思ったら、「アダムズ・ファミリー」であった。
(それで手袋が左右違う色なのだ)
途中2回転倒したものの、なんとかまとめて4位。
初めての全米出場が決まり、コーチと握手していた。

なお、手前にいるのはシニア男子の選手で、この後ショートプログラムが行われるところだった。

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