先日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで大変ユニークな企業が紹介されていた。
アールエスコンポーネンツでは、他社には見られないユニークな社内通貨制度を運営しているという。この社内通貨は「フラッペ」と呼ばれているそうで、1フラッペは1200円の価値があるとのこと。社員は業績に応じてフラッペを獲得し、その獲得通貨を自己投資に使うことができるそうだ。もちろん、給料とはまったく別の報酬制度だ。実際 . . . 本文を読む
ビジネスの世界にあって教育の世界にないもの、それは危機感と競争だ。
「日本は少子化時代に直面しているから、危機感はあるし、競争も意識している…」と反論されるかもしれない。確かに正論だ。だが、果たして具体的な対策を考え、効果的に実行に移しているだろうか。また、少子化はそもそも教育業界だけで一朝一夕に改善できる問題ではない。「あれやこれやと考えてはいたが、いつのまにか…」といった具合に危機に飲み込ま . . . 本文を読む
毎週火曜日の夜にNHKで放送されている「プロジェクト X」というテレビ番組がとても好きだ。
昨今の不祥事には目を覆いたくなるし、賛否両論もあるだろうが、田口トモロヲの淡々とした、それでいてあたたかなナレーションに合わせて、多彩な分野のリーダーたちが成し遂げた過去の偉業が紹介される。今週は富山の山岳救助隊の話だったが、番組も中盤に差し掛かると自然と涙が溢れてきて、テレビを消す頃にはいつもと同じよう . . . 本文を読む
先日、Why MBA?について触れた時に書き忘れたことがある。それは、自分以外のMBA志望者がどんな理由を持っているかだ。もちろん、MBAを志す理由は十人十色だが、こういった情報はなかなか手に入らないと思うので、参考までに書いておきたい。また、MBAの世界では当たり前のカタカナ文字についても整理を兼ねて注釈として説明してみよう。ちなみにこれらの情報はMBAの説明会やMBA志望者との対話から洗いだし . . . 本文を読む
日本で生まれ、日本の学校に通い、日本の企業に就職した多くの人々にとって、「問題意識」といわれてもピンとこないのではないだろうか。実際、私も大学生になるまで問題意識など考えもせずに生きていた。だが、日本という枠を飛び出して自分の居場所を求めるのなら、また、将来、人のために働く立場よりも、自分のために働いてもらう立場の人間になることを希望しているのであれば、問題意識は必要不可欠となる。問題意識を持つの . . . 本文を読む
昨日はハローワークへ行ってきた。どんな業種であれ、正社員として5年働くと失業保険と呼ばれる再就職準備金のようなものが与えられるのだが、この保険を受け取るためには月に1回、就職活動を2回したという実績を報告せねばならない(認定日という)。
しかし、退職してすぐに保険がもらえるわけではなく、自分の銀行口座に失業保険が振り込まれるのは、退職してからおよそ3ヵ月後になる(ちなみに認定日に報告をしないと、 . . . 本文を読む
MBAはなくても生きていけるとは言ったものの、それならMBAの存在意義とは何なのだろうか…。
ここに一つ具体例を挙げてみよう。分野は違うものの私の経験そのものといってもいい。また、多少の差はあるにせよ、MBAを目指す人間の根底には同じような動機があるはずだ。
まず、あなたが北海道の広大な土地で小さな農場を経営しているとしよう。その農場には宿泊施設があり、昼の客は無農薬野菜とジンギスカンを楽しみ . . . 本文を読む
今日は、初心に戻ってなぜMBAを「とらなければならないのか」について考えてみたい。「とらなければならない」と書いたのは、MBAは別になくても何の支障もなく生きていけるものだからである。つまり、MBAをとりたいと考えるのであれば、そこに明確な理由がなければいけないのだ。これがないと、MBAを目指す意味ははっきり言って無いに等しい(明確な理由がなくとも、個の成長という意味で留学は大きな意味を持つのだが . . . 本文を読む
先日、生まれて初めてのMBA面接を受けてきた。
場所は某有名ホテル。面接の当日になって気づいたことだが、英語で面接していたとしても違和感のない会場が選ばれたのだと思う。インタビューが日本語か英語のどちらかはっきりしなかったのだが、この会場をヒントに英語だと絞るべきであった。相手は卒業生で、時間は1時間。言語は世間話とシメ以外はすべて英語だった。質問をまとめると:
1: これまでのキャリアについ . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。
2005年は年末に起こった史上最悪のスマトラ沖地震で、おめでたいという雰囲気とは程遠い新年の幕開けだったが、今年はなんとか争いや自然災害の少ない一年であってほしいという気持ちでいっぱいだ。
29日に実家に帰省して、リラックスした日々を過ごすことがでた。今回は生まれて初めて高速バスでの帰省。仕事をしていない身分の人間だから、これくらいの節約は当たり前としたい。バ . . . 本文を読む