昨日はハローワークへ行ってきた。どんな業種であれ、正社員として5年働くと失業保険と呼ばれる再就職準備金のようなものが与えられるのだが、この保険を受け取るためには月に1回、就職活動を2回したという実績を報告せねばならない(認定日という)。
しかし、退職してすぐに保険がもらえるわけではなく、自分の銀行口座に失業保険が振り込まれるのは、退職してからおよそ3ヵ月後になる(ちなみに認定日に報告をしないと、私のように受給日が遅れていくことになる)。5年働くと、失業保険の需給日数は90日となる。私が勤めていた職場の日給はおよそ10,000円なのでその6割、つまり6,000円が支給の日額となり、6,000円 X 90日でおよそ540,000円が総支給額となる。
失業保険は、私費留学のMBA志望者にとってはとてもありがたい制度なのだが、「再就職活動に従事していることを前提に与えられる保険」なので、留学の準備をしているとは言えず、職員さんに「希望にあった職種はひとつもなかったんですか?」と冷たくつっこまれ、「はぁ、勤務地の折り合いがつかなくて…」などといってはぐらかす…、といった具合の不自然なやりとりが続く。ハローワークには、失業保険の需給要件として、再就職枠に加えてぜひ留学枠も増やして欲しい。そうすれば、留学希望者の後ろめたさも晴れるというものだ。
さて、私費留学と社費留学には様々な意見があるだろうが、私の場合はMBAと言ってもおそらく「バスケットボールの協会か何か?」といわれそうなくらいMBAとは縁遠い職場に勤めていたので、私費留学にせざるを得なかった。公費でMBAに挑戦できる制度が整っているのであれば、私は甘んじてその制度を利用するべきだと思う(たとえ帰国後に退職するになるとしてもだ)。
私費留学を考える場合に気をつけたいことは、やめる前に進路を決めてしまうことである。私が仕事を持っている時は朝から晩まで、しかも月曜から土曜日まで仕事があったので、平日の夜はリラックスしてストレスを発散することで精一杯であった。あのスケジュールに加えて、GMATの勉強をして、エッセーを書くという作業を考えると、正直に言ってきっとつらい生活になっていただろう。辞めてからの準備に後悔はないが、できることなら他の人に同じ思いはしてほしくない。
しかし、今振り返ればたとえどんなにつらい生活になっていたとしても、それに耐えればよかったと思う。仕事を辞めてフルタイムでMBAの準備ができるとは言うものの、メリハリのない生活になってしまうため、贅沢な話ではあるが、はっきり言ってフルタイムでMBAの準備をすることは避けた方がいい。私費でMBAを考えるのであれば、せめて出願の2年前くらいから少しずつの準備をして、1年前にはどの大学にいつ出願するのか、GMATはいつまでに目標のスコアを越えるという目標を設定するのがいいと思う。なぜなら、多くのMBA志望者は、日ごろの忙しい業務に加えて、MBAの準備を立派にこなしているのだから。仕事を辞めた後で、「GMATとは…」から調べ始めた私の甘さは論外であるが、MBAは案外情報戦なので、仕事をしているうちから様々な情報を網羅しておくことが大切だ。また、自分自身の問題意識を高めることは言うまでもない。
以外に有益な情報なのだが、北米で9月入学を希望する場合、願書の締切りは留学する年の2月が目処になる。つまり9月に留学するからまだたくさん時間はあると考えているとえらいことになる。ゴールは必ず2月に設定しないいけない。したがって、2006年の9月から留学を希望するのであれば、今がちょうど一年前ということになる。このタイムフレームだけは頭の中にいれておくべきだ。
結論をもう一度、社費でMBAを目指せるのなら、その制度を利用する。私費なら、やめて準備に専念するのではなく、働いている時から少しずつ準備を始めることが慣用だ。そして、すでにやめてしまっているのであれば、後ろは振り返らずに前向きに自分の目標達成に精進するべきだ。
次は日頃の問題意識の高め方について考えてみよう。
しかし、退職してすぐに保険がもらえるわけではなく、自分の銀行口座に失業保険が振り込まれるのは、退職してからおよそ3ヵ月後になる(ちなみに認定日に報告をしないと、私のように受給日が遅れていくことになる)。5年働くと、失業保険の需給日数は90日となる。私が勤めていた職場の日給はおよそ10,000円なのでその6割、つまり6,000円が支給の日額となり、6,000円 X 90日でおよそ540,000円が総支給額となる。
失業保険は、私費留学のMBA志望者にとってはとてもありがたい制度なのだが、「再就職活動に従事していることを前提に与えられる保険」なので、留学の準備をしているとは言えず、職員さんに「希望にあった職種はひとつもなかったんですか?」と冷たくつっこまれ、「はぁ、勤務地の折り合いがつかなくて…」などといってはぐらかす…、といった具合の不自然なやりとりが続く。ハローワークには、失業保険の需給要件として、再就職枠に加えてぜひ留学枠も増やして欲しい。そうすれば、留学希望者の後ろめたさも晴れるというものだ。
さて、私費留学と社費留学には様々な意見があるだろうが、私の場合はMBAと言ってもおそらく「バスケットボールの協会か何か?」といわれそうなくらいMBAとは縁遠い職場に勤めていたので、私費留学にせざるを得なかった。公費でMBAに挑戦できる制度が整っているのであれば、私は甘んじてその制度を利用するべきだと思う(たとえ帰国後に退職するになるとしてもだ)。
私費留学を考える場合に気をつけたいことは、やめる前に進路を決めてしまうことである。私が仕事を持っている時は朝から晩まで、しかも月曜から土曜日まで仕事があったので、平日の夜はリラックスしてストレスを発散することで精一杯であった。あのスケジュールに加えて、GMATの勉強をして、エッセーを書くという作業を考えると、正直に言ってきっとつらい生活になっていただろう。辞めてからの準備に後悔はないが、できることなら他の人に同じ思いはしてほしくない。
しかし、今振り返ればたとえどんなにつらい生活になっていたとしても、それに耐えればよかったと思う。仕事を辞めてフルタイムでMBAの準備ができるとは言うものの、メリハリのない生活になってしまうため、贅沢な話ではあるが、はっきり言ってフルタイムでMBAの準備をすることは避けた方がいい。私費でMBAを考えるのであれば、せめて出願の2年前くらいから少しずつの準備をして、1年前にはどの大学にいつ出願するのか、GMATはいつまでに目標のスコアを越えるという目標を設定するのがいいと思う。なぜなら、多くのMBA志望者は、日ごろの忙しい業務に加えて、MBAの準備を立派にこなしているのだから。仕事を辞めた後で、「GMATとは…」から調べ始めた私の甘さは論外であるが、MBAは案外情報戦なので、仕事をしているうちから様々な情報を網羅しておくことが大切だ。また、自分自身の問題意識を高めることは言うまでもない。
以外に有益な情報なのだが、北米で9月入学を希望する場合、願書の締切りは留学する年の2月が目処になる。つまり9月に留学するからまだたくさん時間はあると考えているとえらいことになる。ゴールは必ず2月に設定しないいけない。したがって、2006年の9月から留学を希望するのであれば、今がちょうど一年前ということになる。このタイムフレームだけは頭の中にいれておくべきだ。
結論をもう一度、社費でMBAを目指せるのなら、その制度を利用する。私費なら、やめて準備に専念するのではなく、働いている時から少しずつ準備を始めることが慣用だ。そして、すでにやめてしまっているのであれば、後ろは振り返らずに前向きに自分の目標達成に精進するべきだ。
次は日頃の問題意識の高め方について考えてみよう。
