寄せては返す、波のように…。
ここ数週間、いろんなことを書きたいと思って、パソコンの前に座れども、なかなか何から書いていいかわからない状態が続いた。今も随分と頭が混乱している(と思われる)し、その混乱が果たして良い方向に向かっているのか否かも、正直自分では分からないといった感がある。
根拠はまったくない。しかも、自分自身の希望的観測が含まれているのだろうが、おそらく、少なからず多くの留学経験者 . . . 本文を読む
自分らしい上手な生き方とは…。私が大学生の時の話であるが、当時私が暮らしていた家の近くのプールでアルバイトをしたことがあった。プールというだけあって、夏の間だけ、2ヵ月ほどのいわゆる短期アルバイトであった。収入アップが当時の主な目的であったことは間違いないが、今では「これまで生きてきた人生の中で、最も輝いた1ページの一つ」といっても過言ではないくらいに、楽しく、それでいて教訓に満ちていて、もう十年 . . . 本文を読む
帰国後に過ぎ去った時間を振り返る…。卒業式を終え、友人たちと2年間の努力をたたえ合い、アメリカで出会った人々や食べ物に別れを告げ、日本から呼び寄せた家族を様々な観光地に案内して、引越しの準備に振り回されて、2年の月日を過ごしたMBA生活にピリオドを打った。早かったような、遅かったような、なんともいえない複雑な2年間ではあったが、何とか無事に乗り越えることができたし、それは少なからず私に自信を与えて . . . 本文を読む
一つの小さな夢、ここにかなう…。2年前の8月に始まった私の挑戦。それは新しい知識を得るための挑戦であり、これまでとは異なる価値観を持つ仲間と共に学ぶ挑戦であり、そして、何よりも新しい自分自身に変化するための挑戦であった。それは私の周りにいたみなが行かない道を、一つの信念と共にまっすぐに突き進み、何があるのか、ないのかもわからないのに、ただただ無我夢中で前へ前へと歩を進めた旅でもあった。卒業式の会場 . . . 本文を読む
ゆっくりのようで、光の速さで過ぎ去った日々…。ビジネス戦略にまつわる最後のプレゼンテーションをもって、私のビジネススクールでの授業がすべて終了した。今、私はこれまで学んだことを振り返りながら、荷物のパッキングをかねて、教材の整理に取り組んでいるが、渡米直後のセメスターに受けた授業の資料に目をやると、あのときの気持ちが鮮やかによみがえってくる…。決して勉強ができる方ではない私は、みなが涼しい顔でこな . . . 本文を読む
悲しい事件が起きた…。ビジネススクールで学んでいて思うことの一つに、外国の学生たちは、ずいぶんと自身の意見がはっきりしていて、「すばらしいなぁ」と思う時と「危険だなぁ」と思う時と、背反する評価を感じてしまうことが挙げられる。そして、日本人というか、少なくとも私は、それぞれの学生の意見のプラス、マイナスをまず並べてみようとする。「自分の意見はないのか?」と非難の対象になることもあるが、白と黒をはっき . . . 本文を読む
足跡を残すということ…。2005年にビジネススクールに留学した私たちは「Class of 2007」と呼ばれる。誰かが進級、卒業するということは、自動的に新しい学生が入ってくることをも意味する。今年は昨年を上回る数の人々が「Class of 2009」を目指して、私が学ぶビジネススクールにも足を運んで下さった。キャンパスビジットの目的は様々あるとは思うが、今日は私が有益だと思える3点について紹介し . . . 本文を読む
あっという間の出来事であった…。せっかく日本に戻ってきたのに、滞在できるのは春休みの期間だけなのだから、なかなか「ゆっくり」とはいかないものの、欲張りな私は、おいしいものをたくさん食べたし、温泉にも入ってきた。そして、家族や友人とも、束の間のひと時を楽しむことができたのだから文句などひとつもない。今回もまた役員やCEOとの面接であったが、自分なりにうまくいったと評価できるし、人材紹介会社との面談も . . . 本文を読む
離れていたからこそわかること…。一年半も日本を離れていたのだから、私は望むと望まざるに関わらず、まるで浦島太郎にでもなった気分である。飛行機の小さな窓から次第に近づいてくる本州を目にして、光輝く印象を持ったことが、いろいろと示唆に富んでいておもしろいと思った。「やっと帰ってこられた」という気持ちと、「またすぐにアメリカに戻ってがんばらなくては」という気持ち…。いろんな気持ちが絡み合っていたことは事 . . . 本文を読む
およそ1年半ぶり…。とんとん拍子で物事が運び、この度春休みを利用して急遽日本に帰国することになった。まだ予定ではあるけれど、「2年間は日本に帰らない」と決めていた私にとっては、うれしいような、少し恥ずかしいような、なんだか不思議な気持ちである。帰国の目的は二つ、一つは面接、もう一つは人材紹介会社への登録である。これまでいろいろ調べたところ、多くのMBA、超トップスクールから外れたMBAといった方が . . . 本文を読む
はい、まだなんです…。随分と長期化の様相を呈する私の「お給料への道」であるが、今回は第三弾「ソーシャルセキュリティーナンバーを求めて…」と題し、アメリカで給料をもらうために必要な手続きの一幕を、またまた紹介させていただきたい。Social Security Number(以下SSN)というのは、私の理解ではUncle Sam(最近覚えた言葉「米国政府」の通称)が、国民からしっかり税金を徴収するため . . . 本文を読む
少しずつ慣れてきたのかも…。今日はある米系企業の面接の日であった。面接と言っても、電話面接である。あいにく、普段は丈夫な身体が、こんな時に限って風邪気味で、咳は出るし、喉はイガイガする、きっと熱もあるのだろう、体調があまりよくなかった。近頃はとりわけ気温が低く、きっと身体もあまりの寒さに驚いているのだ。それでもおもしろいのは、気が張り詰めていると、風邪の進行は最悪までには至らない。「病は気から」と . . . 本文を読む
ほんの少しの前進…。前回の「お給料への道」では、インターンシップの手続きがとても煩雑で、未だに給料をもらえていないことを紹介した。ほんの少しではあるが進展が見られたので、今日は諸手続きについてまた紹介してみたい。前回は、大学サイドの手続きを紹介した。インターナショナルオフィスの担当者を訪問し、名前だとか住所だとか、お決まりの内部手続きを踏み、ステータスはCPTと指示を受け、勤務先からオファーレター . . . 本文を読む
期待が大きかったのか…。どれだけ幸せな人生を歩んでいても、その場所からずっと下の方に落ちていくのは、いとも簡単なことなのだと思う。人はちょっとしたきっかけで、幸せを失い、不幸せになる。そして、またちょっとしたきっかけでまた幸せになるのかもしれないし、二度と幸せを感じられずに命を終える場合もあるのだろう…。私は「嫌われ松子の一生」という作品を鑑賞して、「人生とはいったい何なのだろう…」とまたぼんやり . . . 本文を読む
12年前の今日1月17日に、阪神淡路大震災が猛威を振るった。多くの命が奪われたあの日から、また一年の月日が流れた。人々の心の傷は癒えるはずもないが、亡くなった方々のご冥福と、残されたご家族のご多幸を心からお祈りしたい。
いつになることやら…。これまで何度か書いてきた通り、私のMBAライフにもインターンシップが加わって、貴重な体験に恵まれ、感謝の日々である。MBAホルダーも何人かおられる職場なので . . . 本文を読む