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MBA -30歳からの挑戦-

30歳を機にMBA取得を志した挑戦者の、勇気あるも困難に満ちた成長物語。アメリカから帰国後、再就職しました。

ゆとり教育 2

2006年12月19日 | 日本
昨日の続き…。「ゆとり」という言葉を考える時、私の脳裏に浮かぶのは「減らす」よりも「増やす」という意味合いである。「ゆとりをもって準備した方がいい」という表現には、前もって取り組むことで、いざという時に焦らないようにするという意味があるからだ。詰め込まないという言葉には、減らすという意味の他にも、増やすという意味も含まれてはいないか。袋に詰められた20個の小さなチョコレートを考えてみる。チョコレー . . . 本文を読む

ゆとり教育

2006年12月18日 | 日本
「ゆとり」とは何を意味するのだろうか…。先日、日本のことについて調べているときに、「ゆとり教育」という問題が大きく扱われていることを知った。その主旨を簡単に説明するなら、知識を重視した「受験のための勉強」「詰め込み教育」に対する反省として読んで字の如くあらたに提唱された教育方針なのだそうだ。その起源は1976年にまでさかのぼり、文部省の中央教育審議会が「ゆとりと充実」という表現を用いて、学習内容の . . . 本文を読む

日本の進学率

2006年08月21日 | 日本
国の力と品格を高めるために…。文部科学省が今月10日に発表した学校基本調査(速報)によると、日本の高校生の大学進学率(浪人生含む)は、この春、過去最高を記録して52.3%となったそうだ。つまり、高校生の2人に1人が大学または短大に進学していることになる。日本社会における女性の役割の変化を反映してか、女子高生の進学率も、調査開始後初めて50%を越えたとのこと。話が少しずれてしまうが、朝日新聞の調査に . . . 本文を読む

戦争を思ふ

2006年08月10日 | 日本
「生きている」ということの証…。25歳を超えたあたりからであろうか、8月のこの時期を迎えると、広島と長崎に落とされた原爆と、その原爆に命を奪われた犠牲者の方々、そして第二次世界大戦という悲しい戦争について想いをめぐらせている自分に気づく。きっと広島平和記念資料館を訪ねたことが、大きな影響を与えているのだと思う。幼い頃、小学校や中学校でも、原子爆弾についての教育は毎年欠かさずに行われていたが、その頃 . . . 本文を読む

米国的日本人論

2006年06月11日 | 日本
日本人っていったい…。先日、アメリカ人の知人からメールが届き、いくつか写真が添付されていた。なんだろうと思い添付を確認すると、日本の発明品(!?)が列挙されているではないか。今でも外国人の一部が日本ではみんな着物を着て、男性はちょんまげで、腰に刀をさしていると思われているらしいが、日本は発明先進国としても定着しているのだろうか…。ビジネススクールでの日本人の典型的な印象といえば、トヨタのカイゼンや . . . 本文を読む

蕎麦

2006年05月31日 | 日本
あのえもいわれぬサッパリ感…。久しぶりの食べ物トークであるが、近頃は気温も随分とあがってきて食欲も減退気味。となると日本人は「アッサリした食べ物」を欲するのである。しかし、アメリカには基本的にアッサリした食べ物などない…。食料品が詰まった棚の扉を両手で開き、「何かないか…」と眺めてみると、先日、家族が送ってくれた荷物の中に入っていた乾麺の蕎麦が見つかった。そして私は思った「やっぱり暑い時はこれよね . . . 本文を読む

アメリカで髪を切る

2006年05月28日 | 日本
日本人の繊細さ…。住み慣れた日本を離れて海外で生活するのだから、何かと不便があるのが外国暮らしである。しかし「郷に入っては郷に従え」ということわざもあるように、不便はあるが、何とかなるものである。それでも、たいしたことではないといえ、習慣の違いから「微妙に」困ってしまうことがたくさんある。例えば、石鹸を使うと肌がガサつくだとか、逆に、ハンドソープがベトつく、歯ブラシのヘッドがやたらにデカいなどなど . . . 本文を読む

モノに「神」は宿らない

2006年04月26日 | 日本
森羅万象に宿る神々よ…。先日、友人と話をしている時に、大量生産・大量消費社会という観点でアメリカが話題になった。その後、この友人が興味深い読売新聞の記事を送ってくれた。『モノに「神」は宿らない』と題が打たれたその記事には、日本の神道には「八百万(やおよろず)の神」という言葉があり、木や水など森羅万象には神が宿り、周囲の生きものを守ってくれていると紹介していた。「物を大切にしないとバチが当たる」と日 . . . 本文を読む

Kirin vs Asahi

2006年04月24日 | 日本
どちらもあのすっきりとした味…。日本のビール業界の話であるが、今年第一四半期(1-3月)の主要5社のマーケットシェアが発表された。ちなみに大手5社とは: キリン アサヒ サッポロ サントリー オリオン となる。5番手のオリオンがなかなか意外であった。ビール関連飲料(ビール、発泡酒、第3のビール)の出荷量で、キリンビールがアサヒビールを抜き、ほぼ5年ぶりに王座を奪還したそうである。キ . . . 本文を読む

長寿の源

2006年04月15日 | 日本
いったい何を測る尺度なのだろうか…。World Health Organization(WHO)は、2006年のWorld Health Reportを発表し、   平均寿命が世界一長い国は、日本、モナコ、サンマリノの3カ国であると報告した。それぞれの国の平均寿命は82歳だったという。男女別では、日本女性が86歳で世界一、男性は、日本、アイスランドがサンマリノと並んで79歳で世界一。つまり、男女ど . . . 本文を読む

最も賞賛されている企業トップ50

2006年03月10日 | 日本
先人たちの汗と涙の結晶か…。ネットで見つけた興味深い調査の話。経済誌フォーチュンが「世界で最も賞賛されている企業2006」を発表した。また、他にも革新性や人材育成など、ユニークなランキングも掲載されているので、まだご覧になられていない方は、ぜひ一度上記のURLをクリックしていただきたい。アメリカの大企業が名を連ねる中、我が日本企業もトップ50に堂々のランクイン。私が勤める企業でもなく、株主である企 . . . 本文を読む

日本の人口 2

2006年01月11日 | 日本
再び人口が増加する日はやってくるのか…。先日、総務省が5年ごとに実施する、日本の人口に関する最新の国勢調査が発表された。この調査によると、日本の総人口は1億2775万6815人で、昨年10月の時点より、1万9000人も減少したとのこと。また、1920年にこの調査が始まって以来、総人口が前年値を下回ったのは戦争の影響を受けた1945年以来初めてで、政府の予測よりも2年早いと読売新聞は伝えている。詳細 . . . 本文を読む

大学の行く末 3

2005年12月20日 | 日本
大きく、そしてスマートなムーブではないか…。大阪大学と大阪外国語大学の統合が決まった。2007年の10月に大阪外国語大学は、大阪大学の外国語学部になるという。以前に書いたブログで述べたと思うが、新しい大学時代の幕開けであり、当然の動きともいえる。国公私立を問わず、今も水面下で多くの合併交渉が行われているだろうが、やはり「国立大学が先手を取った」という感がある。私大はどうして先に手を打つことができな . . . 本文を読む

コカコーラ

2005年11月16日 | 日本
心あたたまるニュースをひとつ。アメリカに身をおいていると、日本に関する情報が極端に限定される。もちろん、日本だけの話ではない。アメリカという国は、自国のニュースに重きを置く特徴があり、新聞、雑誌、テレビやネットなど、どれをとっても、よほど大規模な事件や災害などがない限り、外国の情報が定期的に入ってくることは稀だ。ただ、我々にはインターネットがある。日本の現状を把握し続けようと、日本の新聞やウェブサ . . . 本文を読む

初めての日本食レストラン

2005年11月02日 | 日本
さて、吉とでるか凶とでるか…。ここは紛れもなくアメリカであるが、私の住む街には多くの日本食レストランがある。驚くことなかれ、今日ではヘルシーな日本食は、アメリカでも大人気なのである。従って、どこの都市をみても、多くの日本食レストランがあるのだ。本当の日本食を知らない人たちは、中国人が作った日本食でも、韓国人が作った日本食でも、どこの店にいっても、日本食初体験となるため、店選びはたいした苦労も伴わな . . . 本文を読む