「やきそば」という食べ物に初めて想いをめぐらせた。日本にいる時には、よく休日のお昼ご飯にやきそばを食べた。いつでもどこにでもあるあの粉ソースの香ばしい香りと甘からい味。のどごしのいい卵色のちぢれた麺。ジューシーな豚肉と色とりどりの野菜。紅しょうがとかつお節の絶妙なハーモニー。その味はいつも変わらないし、手軽に作れるため、やきそばが日本食であるなどとは考えてもいなかった。しかし、アメリカでやきそばを . . . 本文を読む
いま日本の大学に決定的に欠けているものとは…。少子化がさけばれて久しいが、それに対してどのような対策が採られてきたのだろうか。ある大学は、入試の制度の充実をはかり、一人の学生が同じ大学を何度も受験できるようにした。また、他の大学では流行に乗って、法科大学院を設置した。もちろん、どちらも問題の根本的な解決にはなってはいない。すべてを調べた訳ではないが、どの大学も、どうしたら良いのかわからずに、手を打 . . . 本文を読む
いよいよ日本の大学が腰を上げなければならない時がきた。少し前だが、朝日新聞に面白い記事が掲載されていた。記事のタイトルは「4年制私大:定員割れが160校、過去最多更新」であった。何でも今年の春に4年制の私大542校の出願状況を調べたところ、新入生の数が入学定員を割り込む「定員割れ」が160校もあったという。160/542で、およそ3割の大学が学生不足に悩んでいるのだ。この数はもちろん過去最多だそう . . . 本文を読む
その独特な世界をあなたはどのように評価するだろうか…。 機会に恵まれる度に、能と狂言を鑑賞しにいくようにしているのだが、評価が毎回異なることに、鑑賞している本人が戸惑ってしまう。ある時には、「伝えたいこと」が伝わってきて、日本文化の真髄を体感したようなえもいわれぬ感動が湧きあがるかと思えば、またある時には、何を伝えたいのかがさっぱり分からなくて、「時間の無駄」としか思えない…。能も狂言も歴史的な発 . . . 本文を読む
いったい日本にはどれくらいの人が暮らしているのだろう。
A: 1億2000万
B: 1億2500万
C: 1億2768万
上記ABCから答えを選ぶとすると、あなたはどれを選択するだろうか。
さて、今日は日本の人口について。海外に留学して驚くことの一つに、「日本で生まれ育ったのに、日本のことをあまりわかっていない」とうい悲しい現実がある。少なくとも私はこの点を痛感させられた経験が何度もある。ま . . . 本文を読む
9日のサッカー日本対北朝鮮に感動した。
今回の試合は、2006年にドイツで開かれるワールドカップ出場をかけたアジア最終予選B組の初戦。政治面では振り回されっぱなしの日朝関係だが、スポーツ面では見事な国際交流が展開されたのではないか。ロスタイムで決勝点が入る国際試合だったのだから、ゲーム自体がスリリングであったことは言うまでもない。
朝日新聞の記事によると視聴率も高かったようで、関東で47.2% . . . 本文を読む