壁のポートレート

道端の壁が気になって写真を撮り続けています。
でもオーロラやら植物・風景などが最近多いですね。

金剛三昧院のシャクナゲ

2009年05月09日 | 高野山

 高野山の金剛三昧院まで、友人とシャクナゲを見に行きました。樹齢400年と云われる天然記念物のシャクナゲは、やはり見事ですね。未だつぼみが多くて満開は来週ぐらいかなぁ。三昧院に限らず高野山内にはシャクナゲがあちこちで見られます。
 もう一つ、総持院のフジも見ごろだということで、見に行きました。こちらの白フジの老木はドンピシャの満開でした。境内に一歩入ると、むせ返るような甘い香りに驚かされます。贅沢な悩みですが、真っ白いだけに、露出の具合が難しくて写真は撮りにくい。バスで来た団体の観光客が100人以上来ていました。結構有名なんですね。
 高野山は、寺院が立ち並ぶ山内から少し外れるだけで、色々な花が咲いています。楊柳山など、今日一日歩き回って撮った花の写真を載せておきます。
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高野山は奇跡的に雨は降りませんでした

2009年03月22日 | 高野山

 朝、目が覚めると、激しい風の音。時折、叩きつけるような雨音まで聞こえます。あー、今日は花好きの友人に花を見に連れて行ってもらう予定だったのに、中止かなー。そう考えながら布団の中でウツラウツラしていると目覚ましが鳴ったので、取りあえず起きようかな。
 で、8時に「雨でも行くよ」と電話があったので、ダメモトのつもりで出かけることにしました。お目当ては、ユキワリイチゲという花です。かつらぎ町の目的地の近くで、案内して頂けるNさんと合流して、そこから歩きです。天候は曇りですが空は明るく、朝のことを思えば、雨が降らないのは奇跡のようです。何とか一日持ってくれれば良いのだけれど。
 歩き出して、ものの5分もしないうちに、それはありました。えー、こんな民家の裏みたいなところにあるのー。良くこんなところ見つけましたねー。雨のせいで花弁を閉じたものが殆ど(晴れると花が開くそうです)ですが、たくさんの花が群落になっています。少し花が開いたものもあるので、写真を撮りました。花びらの内側が淡い紫色で、とおしべの黄色との対比が印象的ですね。来た甲斐がありました。
 昼からは高野山に登って、又別の花の写真などを撮ることもできました。最後の狛犬は帰る間際に寄った山王院のものです。前掛けがおしゃれ。
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雪の高野山

2009年01月10日 | 高野山

 年末にどっさり降っているはずだから、護摩壇山に行って雪の写真を撮ろう。とばかりに早起きして、真新しいスタッドレスタイヤを履いたプンタローで、高野山経由で護摩壇山へと向かいました。高野山道路に入ると完全に雪道になりました。スタッドレスを履いていますが、カーブでアクセルを少し強く踏むだけで、ずるずると後輪が外側へ振られるのが分かります。前輪はしっかりしていてコントロールは楽なので、面白がってわざと滑らせていましたが、調子に乗ると事故るので、まあ、ほどほどに。
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 高野山に入るとまっしろです。住民の人たちが家の前や店先をスコップで一生懸命除雪している脇を、徐行して通り過ぎます。む…。
「高野龍神スカイライン積雪のため通行止め」
奥の院の少し手前の電光掲示板に無常な表示が…。予想すべきでした。
 しょうがないので、予定を変更して、またお地蔵さんを撮りに行くことにしました。奥の院の駐車場はがらがらです。屋根付きの方に車を止めて、用意した長靴に履き替えて、歩き始めました。お客さんはほとんど居ないだろうと思いましたが、それでも結構多くの人々が参道を歩いています。奥の院の関係者でしょうが、幾人かが、参道の雪かきをしてくれています。ご苦労様。今日は時間があるので、奥の院の入り口まで行って、そこから中の橋まで何時ものように引き返すことにしました。細かい雪が降り続いていて、時折、それが強くなります。たまに、木の上から雪が落ちてくるので要注意です。なんたって数十メートルはある杉並木ですからね。乾雪なので落ちてきても怪我はしませんが、一瞬吹雪になります。
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 秋に写真を撮ったときとは、やはり、ずいぶん感じが違いますね。どのお地蔵様も半分雪に埋もれていますが、表情が柔らかいので、笑っているようにも見えます。というか、お地蔵様たちが何か嬉しそうにしているように感じました。
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新しいカメラでテスト撮影

2008年11月30日 | 高野山

 2ヶ月も前から予約していた新しいカメラが昨日届いたので、高野山まで出かけて、テスト撮影です。12月20日からオーロラ撮影に出かけるので、そのとき使う2本の広角レンズのテストが目的だったのだけど、高野山の入り口の大門を何枚か撮影しただけで切り上げ(帰ってからチェックすると少しピント調整がいるかなぁ…)て、前にも撮ったお地蔵さん撮影に向かう。撮影レンズは85mmなので、オーロラには使わないんだけどね。
 新しいカメラは、ファインダーも見やすいし、何より液晶モニターが明るくて大きいので、写り具合のチェックがすごくし易い。ファインダーの中のお地蔵様はみんな優しい顔をしておられるので、ほんとにポートレートを撮っているような気がする。撮らせてもらった一人ひとりにお礼を言いながら次々と進んでゆく。前にも書いたけれど、奥の院はお墓だけじゃなくて、お地蔵さんがどっさりいるので、奥の院の駐車場から中の橋まで、石畳の参道から両側へ所々寄り道しながら、気持ちよく写真を撮っていると12時を過ぎてしまった。9時半ごろのスタートだから、3時間ぐらい掛かったことになるかな。今日はここまで。中の橋と反対方向、奥の院に向いては次の機会ということで…。
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493番目のお母さん

2008年09月23日 | 高野山

 「493番目のお母さん!」
小さな女の子がそう叫んで、大きな杉の木に駆け寄った。
えっ。ああ、なるほど、母樹林のことか。樹には1本1本番号が付いてるからね。
 理由が分かった途端に、うれしくて、持っていたカメラをかじりたくなった。ほんと。
お地蔵様の写真を撮ろうと、高野山の奥の院の参道を歩いていたときのことである。母親だか誰かが、変な教え方をしたんだろうけど、可愛いなあ…。
 奥の院の参道にはお墓だけではなく、お地蔵様もどっさりおられます。
新しいのも、古いのも、首のもげたのも、コケに埋もれているのも、やさしい顔、厳しい顔…。多くは赤い涎掛けを着けて、小さな高野槙が供えられていますが、地元の人がお世話しているんでしょうね。今日はお地蔵様のポートレートということで、いつもの広角レンズではなく、85mmを使っています。
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