トヨタ・ウィッシュの海外展開は、タイ・台湾の2地域での展開にとどまる。タイは左側通行であり、ほぼ日本仕様に準じた機種が導入可能だが、台湾は右側通行であり、左ハンドル化が必須となる。
台湾は人口2300万人、年間の自動車販売台数は約50万台である。市場シェアのトップはトヨタで、年間約10万台を売る。日本の数分の1の規模であり、決して大きな市場ではない。
筆者はトヨタが台湾でミニバンを生産・販売すると聞いて、まずイプサムが頭に浮かんだ。欧州向けの左ハンドルがあるため開発コストが削減できるし、台湾市場では既に三菱グランディスベースの「サブリン」や、日産のセレナなど同クラスの車種が投入されているからだ。
次に浮かんだのはアジア向けIMVである。インドネシア等で生産されている「キジャン・イノーバ」がそれである。
ところが投入された車種はウィッシュだった。そしてその選択は間違っていなかったように思う。発売以来、ウィッシュは月2,000~3,000台をコンスタントに販売、ほとんどの月で販売ランキングのベスト3にランクインしている。
台湾仕様はフロント・リアのデザインが異なる。またベージュの本革仕様もある。(これがなかなか高級に見えて良い。日本でも限定で出したらどうか)
台湾向けのためだけの左ハンドル化は果たして採算が合うのか疑問だが、「売れる車を売れる地域で」というトヨタ得意の戦略はここ台湾でも花開いたかのように思われる。
※タイ仕様は日本仕様2.0Zのオーバーフェンダーが全車標準、上級グレードはブラックの本革シートが装備される。
台湾は人口2300万人、年間の自動車販売台数は約50万台である。市場シェアのトップはトヨタで、年間約10万台を売る。日本の数分の1の規模であり、決して大きな市場ではない。
筆者はトヨタが台湾でミニバンを生産・販売すると聞いて、まずイプサムが頭に浮かんだ。欧州向けの左ハンドルがあるため開発コストが削減できるし、台湾市場では既に三菱グランディスベースの「サブリン」や、日産のセレナなど同クラスの車種が投入されているからだ。
次に浮かんだのはアジア向けIMVである。インドネシア等で生産されている「キジャン・イノーバ」がそれである。
ところが投入された車種はウィッシュだった。そしてその選択は間違っていなかったように思う。発売以来、ウィッシュは月2,000~3,000台をコンスタントに販売、ほとんどの月で販売ランキングのベスト3にランクインしている。
台湾仕様はフロント・リアのデザインが異なる。またベージュの本革仕様もある。(これがなかなか高級に見えて良い。日本でも限定で出したらどうか)
台湾向けのためだけの左ハンドル化は果たして採算が合うのか疑問だが、「売れる車を売れる地域で」というトヨタ得意の戦略はここ台湾でも花開いたかのように思われる。
※タイ仕様は日本仕様2.0Zのオーバーフェンダーが全車標準、上級グレードはブラックの本革シートが装備される。
今台湾でWISH乗ってます。嫁は日産SENTRA(日本名ブルーバードシルフィ)です。
ちなみに嫁の車が14万km越えたんで今年日産TIIDA購入予定です。
では!
台湾ティーダの発売はいつでしょうか?ご購入の暁には、報告いただけると幸いです。
ちなみにうちの父親は日産OBで、実弟は現役日産社員ですが。でも私はWISHに乗っています(笑