ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

特異な催眠状態

2018-01-01 15:21:34 | Weblog
ぼくたちが生きている時代にーーぼくはとくに、現代の文明が
蔓延させているこの特異な催眠状態の中で生きている人たちの
ことを考えてるのだがーー希望こそ真に能動的な唯一の言語で
あり、よき衝動に変容され得る唯一のまぼろしである。
『ルネ・シャールとの対談』「文芸新聞」1952年6月15日号
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「不幸の健康」について

2018-01-01 14:48:46 | Weblog
ルネ・シャールは、わたしたちのすべてが蒙っている圧政を、
ゆるめようと努力する。それというのも、緊張度と必然性とは、
うむを言わさないものとなっているからである。陰鬱な噴火口の
ほとりで、詩人の声はこう命じる。(ピエール・ゲール)

こんにち、ぼくたちは、警鐘そのものより災厄の間近にいる。
だから、まさに「不幸の健康」をものにすべき時だ。たとえ
それが、奇蹟の尊大さの外観をまとおうとも。
『痙攣した晴朗さのために』(ルネ・シャール)
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四行詩

2018-01-01 09:43:54 | Weblog
四行詩

NO.2
高原に遠い夏が
来る
木々は透明な記憶で
緑に溢れ返る
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