さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

前山ダム 女体山 矢筈山 遍路道トレッキング

2010年12月01日 | トレッキング  さぬき里山
 午後から時間が空いたので、女体山に行くことに。女体山は、登山口まで家から近いこと、結構なトレーニングにもなることで時々行く山だ。前回は、5月に前山ダム~遍路道~太郎兵衛~女体山~大窪寺~多和~花折遍路~前山ダムという周遊コースで歩いた。時間にして、3時間40分かかっている。
 今日は、家を出るのが1時半を回っているので、時間は3時間以内の歩きになる予定。前山ダムの堤防横にある駐車場に車を置き歩き出す(14:09)。ダムの堤防の上からは、女体山方面の山々が見えている。女体山に着いた時間を見て、その後の予定を考えよう。



 しばらく行くと、ダム上流にあるメタセコイヤが色づいている。私はこのメタセコイヤの樹形が好きだ。


 集落の内の車道を抜け、木々に囲まれた道に入る。前に大きな木が見える。ケヤキかと思ったが、エノキであった。葉が黄色になり落葉が始まっている。


 山仕事をしているおじいさんに挨拶すると、「今から大窪寺か?」と心配そうに声をかけてきた。この辺りの里山でも、過疎化が進み山や畑が荒れてきている。この時期、田畑のあぜや斜面の草刈は既に済み、山の手入れに入っている頃だが、このおじいさんのような方がいなくなると、もっと山が荒れてくる。どうにかならないものか。
 来栖渓谷を抜け、譲波休憩所を通り、太郎兵衛館横に出たのが15時5分。太郎兵衛館から5分歩くと最初の登山口に着く。

 この登山口から5分登ると車道に出て、しばらく歩くと2つ目の登山口に着く(15:18)。ここからいよいよ急登になり、最後のやせ尾根の岩場を登りきると頂上直下の展望に着く(15:34)。

 今日は12月にしては珍しく、17度まで気温が上がったそうで、そのせいか春霞のように霞がかかっている。いつもは、ここから高松の南東部のあたりがもっと良く見えるのだが・・・
 頂上の東屋を抜け、車道まで降りる。ここで15時30分を回っているので、大窪寺に降りるのはやめ、矢筈山によって下山することに。矢筈山は去年の正月明けに、子どもと行って以来である。上り口の階段がずいぶん痛んでいる。階段を登りきると、せまい尾根が続く。それを超えて頂上に着く(15:48)。

 標高778.8m 女体山より少し高い 
 矢筈山頂上は展望はきかない。暗くなる前に戻りたいので、すぐに下山する。ここから車道歩きで、太郎兵衛(16:24)、昼寝城下、多和神社前を通り、前山ダム駐車場に17時9分に着く。なんとか明るいうちに戻ることができた。ちょうど3時間のトレッキングだった。

 


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