さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

三豊市 紫雲出山へ

2018年03月23日 | トレッキング  さぬき里山
 春休みで帰省していた長女が明日帰るというので、親子でお出かけついでのトレッキングへ。今日は快晴で温かくなる予報。行先は、まだ訪れたことのない、仁尾の紫雲出山。連れ合いが、桜の名所だという・・・自動車道を走るがそれでも、80分はかかってしまった。遠いなあ・・・



10:39 箱峠(標高約50m)から歩きだす


「四国の道」を歩く 峠の地蔵と千手観音


10:45 いい登山道が続くと思ったら、コンクリ道



木製の階段を上る



緩やかに上る登山道

一旦平らになり、南側の景色が見え始める。仁尾半島の小さな集落や岬、春の光に明るく照らされている。


10:59 満開のヤマザクラの木も

 サルトリイバラ、アケビ、ムベ、マサキ、いろいろな木々の新芽が伸び、蕾をつけているものもある。


登山道でナガバノタチツボスミレ

 白いすみれと思ったら、少しだがスズシロソウが花を咲かせている。スジグロシロチョウ等の幼虫の食草となるあぶらな科のスズシロソウは、女木島や男木島の山の上ではよく見るが、東讃の山では見たことがない。


日当たりの良い所では、ウラシマソウが葉を広げてきた

 五色台や屋島など海岸に近い山では、ウラシマソウはよく見る。この周辺の山々でも多いのだろう。アマナのような葉も伸びている。花が咲かないとわからない。


フユヅタに取り付かれたエノキ

 最初はかわいらしく木々に取り付くフユヅタ(キヅタ)、数年すると大きく成長し、気根で幹に張り付き、大変なことになる。この先の登山道では、ユフツダに取り付かれ、その重みで強風に吹かれて折れてしまった木々を何本も見た。



ナルコユリだろう 4月には花を咲かせる



ほぼ中間地点で紫雲出山山頂が見えだす



ウラシマソウの角状の芽


11:35 再びコンクリ製の階段

 頂上に神社でもあるのだろうか、よく整備された登山道だ。


11:42 火山角礫岩が現れる


フユヅタとイタビカズラが取り付いた岩


11:47 山頂園地 ソメイヨシノの花はもう少し



仁尾半島をめぐる地図

 もう少し時間をかけて歩きたくなる道があるが、家から遠い。


11:52 山頂三角点 352.2m


粟島方面の展望

 高見島、大クスの志々島、瀬戸大橋も見える。こんなに展望がよいのは運がよいとのこと。桜はまだだが、そこそこ人が訪れている。



仁尾半島南側の先端方面

 三崎の白く輝く灯台や神社も見えていた。


仁尾半島北側の先端方面 瀬戸内の海は春の穏やかさ 



観音寺の稲積山 燧灘 愛媛の山が見える


雪を被った石鎚山(ズーム)

 祖谷山系の剣山もはっきり見えていた。


山頂南側斜面ではスズシロソウの花 群生している

 山頂でゆっくり過ごし、下山する。 13:00、箱峠の車に戻る。往復4kmの、のんびりトレッキングであった。帰り道は、仁尾半島の南側を車を走らせた。日当たりがよく、コバノミツバツツジなど、たくさんの花がみられた。


ヤマザクラが満開に近い山の斜面

 昼食後、久しぶりに琴弾公園と有明浜を散策する。浜では、ハマニガナやハマボウフウは顔を出していた。


観音寺の有明浜でハマダイコンの花


最新の画像もっと見る

コメントを投稿