さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

馬瀬~天満ケ原~木綿織周回トレッキング

2012年08月19日 | トレッキング 阿讃の山
 今日は、早朝から午前中いっぱい、草刈りなど外回りの用事をして、疲れて横になっていた。しかし、急に思い立って歩きに行くことにした。既に13時を回っているので、以前覗いてみたいと思っていた、馬瀬から天満ケ原へ上がるルートを歩くことにした。


 日曜日ということもあり、道の駅や行基の湯の辺りは車でいっぱいだった。落合を過ぎて、「さぬき温泉」方面へ右折する。いつも車を止める片手石橋付近は、かなり大きな工事をしている。さらに奥へ進めて駐車する。家から30分弱。


13:52 青空を見上げる 夕立の心配はなさそう・・・


ここから下所・馬瀬集落方面へ上がる 直進すると大滝方面


ここでもソクズ 花をアップで撮る

 両脇から草が伸びている町道を標高を上げていく。クズや竹が生い茂っている。



日陰の岩場にはイワタバコがたくさん生えている


14:16 竹林の横は草がないが、一日中日陰のような感じだ


14:18 標高で160mほど上がり、天満ケ原が見えてきた


このあたりの道はすっきりしていた

 途中、民家への進入口と思われる未舗装の道路が何カ所かある。見える民家は、ほとんど無住のようだ。

 使われていない道路脇の小さな小屋や廃車などを見ながら歩き・・・


14:29 ここで行き止まった 標高560m

 しばらく草の生えた道が続きそうだが、ナビで確認すると谷へと続くので引き返すことにした。

 途中、細い道を上がり廃屋を見たり、大きなアオダイショウを見ながら下り、北へ上がる町道があったのでそちらに上がると・・・


大きな無住の民家 この集落の中心的な家だったのだろうか
 さらに進み、明るい畑や民家が見え始めた。


14:46 おそらく最終民家だろう 標高は600m近い

 斜めに造られている畑には、キャベツなどの野菜が作られているが、一部ヒノキの苗が植林されている所がある。声をかけてみたが、今日は留守のようだ。


14:49 民家の前の畑からは大相山が見える 良い景色だ



 地図を見ると、この最終民家の少し手前から、尾根伝いに上る点線で示された登山道があるようだ。入り口を探し、上っていくと、また畑があった。


14:59 ここの畑の上からも大相山

 尾根にのったのでわずかな踏み跡を頼りに進むと、すぐに少し明るい場所に一旦下りた。先ほどの最終民家の生活道のようだ。


巻き道があるので進むと利用されていない水場だった

 この標高までは水道は来ていないだろう。ここ以外で水場があるのだろうか。

 15:06 引き返して、再び藪化した尾根へ上がる。夏場の時期はきつい。蜘蛛の巣をのけながら進む。


15:15 蜘蛛の巣を顔に被りながら


15:25 踏み跡は分かりやすいところもある

 甲虫類が寄ったタヌキの溜め糞を見ながら進む。地図を見ると、もう少しで別ルートからの登山道と合流するポイントのはず・・・



15:35 明るい尾根の上に出た 林道が下に見える 標高は740m

 ここから少し下ったところに、林道と接する所があるようなので、腕に傷をつけながら下ろうとするが無理だった。藪が濃すぎる・・・

 引き返して、


先日歩いた堀山辺りを見る


15:41 756.7m三角点のあるピークを見る

 この後のことをいろいろ考え迷ったが、とりあえず林道まで下ることにした。上って来た尾根を引き返し、上るときに見ていた谷方向に進む踏み跡をたどると、大きく成長したヒノキ林があり、そこを抜けると林道だった。


15:51 林道「六甲-天満ケ原線」外から入り口は分からない

 ここから車道を通って車までは、10km以上ある。気が遠くなるが、引き返して藪を通るには時間が遅いので安全な車道歩きを選ぶ。暗くなり怖いのはイノシシ、さっきの尾根歩きでも民家近くでイノシシの鳴き声を聞いている。

 何度か歩いたことのある道を、標高を上げながら上る。


ミヤマウズラの花が咲いていた 花を撮るのは難しい



林道は尾根の東に回ったり西に回ったり、



シラヤマギクはそろそろ見頃に


16:15 天満ケ原の展望台 標高890mに着く


石碑の横にはコオニユリが数株 美しい花を咲かせている

 時間を考えて、天満ケ原の頂上には上がらず、このまま林道を進む。まだここから車まで9km近くあるだろう。

 少し歩くと、伐採された展望の良い場所に出る。


16:18 大滝山から竜王へと向かう縦走路尾根


今日は剣山系の山々がよく見える 行きたいなあ

 林道脇には、シヤラマギク、コオニユリ、ウバユリ、メマツヨイグサ等が見える、イナカギク、ヤクシソウ、ヤマニガナなども蕾をつけている。


16:23 ススキが穂を出し始めている

 16:31 真名屋敷との分岐の地蔵を過ぎ、


オヤマボクチの蕾が見られる

 16:34 若者交流の家を通過、 まだ車道歩きも7kmほどはあるだろうか。


16:40 またまた大相山を撮る

 今日は、木綿織集落の車道歩きが非常に単調で飽きた。何度も通っているためだろうか。それとも、日が落ちあまり見るものがないためだろうか。


17:06 大相山から大滝への縦走路をズーム


17:20 クサアジサイの花が残っていた


17:23 尾根の上に化け物の顔をした積乱雲が・・・


17:24 道路幅を広げる工事が行われていた


17:33 椛川を覗く ダム建設の話は休止中

 17:46 やっと駐車地点に戻る。約20000歩、3時間54分のトレッキングだった。心配していた夕立とは無縁のトレッキングだった。


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9 コメント

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馬瀬の三角点 (○米)
2012-08-21 17:14:22
相変わらず元気に歩かれていますね!
私は夏バテで屋島でお茶をにごす歩きしかできていません
以前馬瀬の三角点に行く時、間違って、740m峰まで行ったことが有ります、756,7mの物井川の三角点は北側から行きました。良い尾根道が有ります。三角点に行かれたら私の付けた点標が有ると思いますので小さい写真で良いのでよろしく!!
天満ケ原、二回も行かれているのに写真が無かったので無くなったのかと思い見に行ったら有りました。よろしく!
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RE:馬瀬の三角点 (さぬき 里山)
2012-08-22 05:36:20
 ○米さん、コメントありがとうございます。756.7m物井川三角点へは下の県道からの尾根からでしょうか?それとも林道六甲-天満ケ原線からでしょうか?
 地形図には、北側からのルートが2本あるようです。県道からのルートがしっかりしているようなら、私も機会があれば歩いてみようと思います。
 ○米さんのつけられた点標の意味が、今、分かりました。982m三角点にあるものですね。見つけたら写真にとって、ブログ内の記録にのせます。
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三角点物井川 (まる米)
2012-08-22 08:23:20
早速有難うございます、私の場合三角点までの最短を行くので六甲天満が原線からです、多分歩き足りないと思います。あまり三角点には執着がないようですが、近くまで行った時、ちょっとだけ寄り道してもらえると楽しみが増えますので~勝手なお願いをしてすみません。里山さんが歩かれるルートの近くの三角点、戸石、物井川、別子、一つ内、馬瀬、上西,小出川、大屋敷、小向、笠江山etc.
よろしくお願いします!!!
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訂正します (○米)
2012-08-23 11:21:11
三角点笠江山は笠松山の間違いでした、訂正します
別に長尾谷や譲波もすぐ横を通られているようですね?
そちら方面もよろしく!
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RE:一つ内三角点 (さぬき 里山)
2012-08-24 05:48:11
 たくさんの三角点に行かれているようですね。私が興味を持ったのは、一つ内の三角点です。尾根上に送電線の鉄塔がいくつか立っており、この尾根が天満ケ原方面からも堀山・細井方面からもよく見えています。
 地形図をみると、内場ダムを越え、奥の湯温泉との分岐から尾根が上がり、平帽子に続くようです。一度歩いてみたいです。
 この一つ内の三角点にはどのルートで行かれたのでしょうか?鉄塔の保安路がどこかにあるのだとは思っているのですが・・・
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一ツ内の三角点 (○米)
2012-08-24 07:20:55
ご推察の通り鉄塔保安路が続いています。
入り口は奥の湯方面へ進むと左側の川向こうに一軒家が見え、その家へ向かって左へ下りて行く道が有ります。
その家まで行くと右手に標識が見えたと思います。
後は急登だけど良い保安路が続いています。
三角点から先へは行っていませんが
平帽子~大滝or相栗へ行ける良いコースだと思います
里山さんだと相栗から竜王経由で奥の湯に帰られるかも!
検討してみて下さい、よろしく
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RE:ありがとうございます (さぬき 里山)
2012-08-25 05:54:51
 ○米さん、一つ内の三角点へのルートを教えてくださりありがとうございます。また機会があれば行ってみます。この尾根から、大滝か竜王かどちらかに回れればいいかなあと思います。
 ところで小向・笠松山の三角点の尾根も気になっています。この尾根を上がれば、水ケ本三角点尾根へと続くようですが、笠松山へはどう行かれたのでしょうか?時間があるときに書き込んで下さい。
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笠松山 (○米)
2012-08-25 07:43:58
塩江へ行くと目の前にデンとそびえて気になる山だと思います、名前が地図にないので昔の大相山のようです。
一度は登ってほしいけど反射板のところ以外景色が~
ルートは貝ノ股方面へ行って町道日ケ宗線からウォ地図に有る破線をたどりました、町道からの入り口は道が少し広くなっている所に作業道が有るので解ると思います、一ケ所だけ踏み跡が薄いところが有ったけど、問題ないと思います。松本さんのルートに出てくる蛸山は迂回していくことになります。水ケ本からの送電線に行き会えば後は保線路を~簡単ですが解ってもらえるでしょうか?
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RE:ありがとうございます (さぬき 里山)
2012-08-26 05:49:14
 早速にありがとうございます。昔の大相山なんですね。笠松山、蛸山、水ケ本と地形図にある破線をたどってみます。○米さんは、この辺り本当によく上られているようですね。
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