さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

さぬき市 鶴羽山トレッキング

2016年02月07日 | トレッキング  さぬき里山
 午後から少し歩きに出る。今回もさぬき市の里山へ。車を30分ほど走らせ、大川町の弥勒公園を過ぎて、長尾街道へ入る。1月に登った、雨滝山や火山が美しい姿を見せている。大川町田面の大国木を過ぎたあたりで北へ入り、立割集落へ。

 池の北側に神社があり、その近くの広いスペースに駐車する。

 今日は、さぬき市の「チャレンジ里山30」の地図を頼りに、標高300mを超える里山、鶴羽山へ上ってみる。

 13:40 歩きだす。駐車地点の標高は80mほど、周辺の山際や田の岸はきれいに手入れされている。


田んぼの横の溝にニホンアカガエルの卵塊

 暖冬の今年は、両生類の産卵も早い。10日ほど前の大雨の時に産卵したのだろう。


13:50 見事な蝋梅の林が続く


奥に、鶴羽山が見えている

 途中で道が分かれ、右の道へ。状態は悪いが、アスファルト舗装の跡がある。


13:59 スイレンが生育する小池 アカガエルの卵塊が見える

 山の裾にある非常に環境の良い小池だ。落葉した冬場はよく日が差し込むが、スイレンが育っているということは、夏場も日が適度に差し込んでいるのだろう。枯れた杉の枝が底に沈み、カスミサンショウウオの卵嚢も見られるかもしれない。


14:02 石垣が見え出す(空き家になった民家だった)



大きなムクノキ(この木の奥に砂利道)


大きなカゴノキも数本見える

 大きなムクノキやカゴノキがある。山の中腹で長く繁栄した家ではないだろうか。空き家になって、10年ほどか・・・
 そのムクノキの奥に道が続いて入り、砂利道が現れる。


14:10 砂利道を上がり、鉄塔が見えだす

 近年建設されたような携帯電話の鉄塔があった。


その鉄塔の奥で尾根に取り付く


尾根道はコナラの林になっている


ヤブツバキの花が見えたと思ったら、

 頂上についたようだ。


14:18 鶴羽山山頂 303.5m(2等三角点)

 長見山方面への下山道を少しのぞき、引き返す。周辺にはカゴノキが多く見られる。


綾歌の猫山山頂のものほどではないが、カゴノキの大木

 鉄塔まで引き返すと、聞きなれた鳥の鳴き声。ミサゴが上空を舞う。よく見ると、


鉄塔の上にミサゴの巣(ズーム)

 鉄塔からさらに尾根を進み(赤テープ有)、


タヌキの溜め糞もみえる さすが里山


14:39 265m標高点 西への下山道?

 花崗岩が風化した裸道が見えるが、今日は無理はできない。地図にはこちら方面への登山道は記されていない。


西側の展望が素晴らしい 火山 白山 遠くにクレーター五座


さぬき市 津田の海が見える

 鉄塔まで引き返し、今度は剣山神社へ続く尾根に取り付く。

 ウバメガシ林の尾根を進み、


途中の尾根道にイノシシの糞


14:55 剣山神社 ご神体はうつされたようだ


ここも展望が素晴らしい (白鳥町の山)

 自然の花崗岩をくり抜いた手水鉢、木の鳥居がある。地図には、青線でここから下る下山道が記されているが、藪漕ぎのようだ。鉄塔まで引き返し下ることにした。

下山は、空き家のなった民家から別ルート(鉄塔への砂利道に沿う)で下る。


こちらにも、空き家になった民家 背後は剣山神社がある尾根


花をつけたケヤマハンノキ


 15:20 車に戻り、もうしばらく周辺をうろうろと歩き、15:45 トレッキングを終了した。イノシシをたくさん見た。この周辺はイノシシが多いようだ。

 

 


 
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