今日は午前中の早い時間に用事を終え、夕方まで空いているので、トレッキングに出かけた。非常に寒いが外で体を動かさないと、体に悪い。どこに行こうかという事で、以前、坂出の城山を歩く新聞記事を切り抜いていたのを思い出し、それを持って出かけた。城山は、20年近く前に車で2度ほど上がったことがあるが、歩いた記憶はない。
記事(四国新聞 「すこやか里山 第9回 古代山城の遺跡を歩く」)によると、登山口は、JRの八十場駅近くのようだ。79番札所「高昭院 天皇寺」近くに車をとめさせてもらう。札所だが、平日のためか静かだ。
12:32 白峰神社から出発(鳥居の手前を左折する)
住宅地の中を通り、城山を見上げながら国道11号バイパスを目指す
13:37 国道下を抜ける地下道が見えだす
12:39 国道横に登山口がある(ここまで車で来られる)
砂防ダムへ続く林道に看板(不動の滝40分・綾北展望所70分)
12:45 砂防ダムを過ぎるとしっかりした登山道になる
岩がゴロゴロ転がる沢の横を登山道は上っていく
水がしみ出す登山道はあちこちで氷っている。滑らないように足を置く位置に気をつけながら上っていく。
12:47 ウバユリの蒴果
周辺にかなりウバユリが生育しているようだが、今日のルートで見たのはここだけ。
この辺りの登山道は、よく整備されている
12:56 滝の左に石垣が見え始めた
12:58 岩壁の下に大師の石像がある
昔から信仰の場所であったのだろう。
大きなムクノキを見上げる
12:59 不動の滝 氷結している
13:03 弘法大師が修行したという岩穴
中を覗くと、人ひとりが入ってお経を読めるぐらいの広さがある。
不動の滝まで戻り、斜面を上っていく。途中、滝の上部に出る分岐があるようだ。左手から水の流れる音が聞こえ、まだ滝の横あたりかと思っていたが、沢を流れる水の音だ。
13:09 しばらく上ると緩やかな登山道になる
メインルートは、「頂上展望所 水口・城門」へ
手前の看板にあった「綾北展望所」というのが気になるので行ってみることに・・・
13:12 メインルートから離れ、一部氷った沢を渡る
13:15 城山温泉(綾北展望所経由)という地味な看板
沢から離れ山道に入っていく。古道が軽く藪化し、最近抜開して整備しか感じのルートだ。
里山に多いカゴノキと大きな転石
五色台の黒峰周辺にも多いシナアブラギリの木がたくさんあるようだ。黒い実と大きめの葉がたくさん落ちている。
13:17 道が不明瞭な所もあるが、テープを追えば問題ない
13:22 石垣があるところを見ると畑の跡?
戦後の食料難の時代に、山のかなり上まで開墾され、畑にされていた時代がある。五色台でもそういう場所があちこちに見受けられる。
13:23 水が凍ってしまったイノシシのぬた場
13:25 車道(県道188号線)に出た 標高は300mを超える
しばらく歩くと、「城山城跡 ホロソ石・カガミ石」という看板が現れた。ずいぶん前に車で来て見学した時のことを思い出す。
13:27 こういう看板がある遺跡を何か所かで見た
13:39 綾北平野展望所(KBNの受信設備がある)
登山道での表示を見た時には、登山道途中の切り開かれた岩場にあるのかと思っていたのだが、まさか県道沿いにあるとは・・・しかし、上に上がると素晴らしい展望が待っていた。
素晴らしい展望が広がる
再び県道を歩き、明神原遺跡に立ち寄る。県道から入ってすぐのところにある。
13:47 明神原遺跡(大きな安山岩が並んでいる)
引き返して再び県道歩き。地形の様子は、五色台の赤峰のあたりに似た感じだ。台地上の平らな土地が、五色台では自衛隊演習地、ここ城山ではゴルフ場に利用されている。
14:00 ゴルフ場を右手に見ながらどんどん歩く
西に見えている電波塔が建つこぶをめざし、城山山頂園地(瀬戸内海国立公園)に着く。
14:04 一等三角点 城山 462.3m
大きなエノキが1本 絵になる光景だ
園地内の草や小低木は冬場にきれいに刈りはらわれている。
山頂から西に飯野山(讃岐富士)を見下ろす
北西側には白い煙が上がる番の州と瀬戸大橋
南東側には国分寺町、府中町、飯山町周辺の山々
西へ下る県道とコナラを主とする林
園地から下り、再び県道を戻っていく。県道沿いの側溝にはコナラの落ち葉がたくさん。行きに確認していたが、明神原遺跡への進入口の左手に下山口がある。
戻る途中、テープに誘われ林に入ると、遺跡に出た。ホロソ石などがあり、初めに見たところより規模が大きい。その遺跡を抜け下ると、明神原遺跡がすぐであった。
「城山城跡 ホロソ石」の看板
この遺跡の周辺は、冬場のためか、草刈りなどよく整備されている。
14:23 大きな岩越しの展望(採石が進む、五色台烏帽子山)
14:24 ここから下る テープ有
テープを追いながら下っていく。
14:28 冬場なので明るく道が分かりやすい?
登山道沿いには大きな木が多い ヤマザクラ
ハリギリも数本 中にはかなり大きいものも
里の神社周辺に多く残るムクノキもある
冬に落葉する樹木は、その樹皮や樹全体の形状、その下に落ちている落ち葉で何の木であるか、推定できる。ハリギリなどは、歩いているときに、落ちている特徴ある落ち葉で、ハリギリがあることに気づく。先日歩いた浄願寺山や堂山では、ウリハダカエデの木があることに落ち葉で気づいた。
14:31 今日初めてサヌカイトに出会う
五色台とともに、城山もサヌカイトの分布域だが、山頂周辺では見られなかったような・・・
何か所か踏み跡を進むと違うルートに行く可能性がある個所がある。テープを確実に追っていく(テープだけを頼りにしてはいけないが・・・)。
14:43 スズタケの中も通る
これを抜けると、背の低い笹原に出て(ここではテープはない)、
14:45 笹原(ネザサ)からの展望
14:50 「登山道目印 四ツ石」を通過
名前の通り、大きな岩(安山岩)が4つ横たわっている。これを過ぎると2、3分で車道に出た。しばらく歩くと、右手にゴルフ場が見えてくる。その出口には「菅原道真の道」という看板。今、下山した道を菅原道真が通って城山に登り、雨乞いをしたという。
14:58 ゴルフ場を過ぎて県道に出る(背景は城山)
しばらく県道を歩き、途中から住宅地の中の道や、農道を上り返しながら、八十場駅方面をめざす。
15:14 城山温泉を通過
15:38 白峯宮まで戻る
3時間と少しのトレッキングだった。以前から歩きたかった城山を歩けて満足。別の季節、別のルートでも上りたい。膝の痛みも、時々気になるもののかなり良くなってきた。
記事(四国新聞 「すこやか里山 第9回 古代山城の遺跡を歩く」)によると、登山口は、JRの八十場駅近くのようだ。79番札所「高昭院 天皇寺」近くに車をとめさせてもらう。札所だが、平日のためか静かだ。
12:32 白峰神社から出発(鳥居の手前を左折する)
住宅地の中を通り、城山を見上げながら国道11号バイパスを目指す
13:37 国道下を抜ける地下道が見えだす
12:39 国道横に登山口がある(ここまで車で来られる)
砂防ダムへ続く林道に看板(不動の滝40分・綾北展望所70分)
12:45 砂防ダムを過ぎるとしっかりした登山道になる
岩がゴロゴロ転がる沢の横を登山道は上っていく
水がしみ出す登山道はあちこちで氷っている。滑らないように足を置く位置に気をつけながら上っていく。
12:47 ウバユリの蒴果
周辺にかなりウバユリが生育しているようだが、今日のルートで見たのはここだけ。
この辺りの登山道は、よく整備されている
12:56 滝の左に石垣が見え始めた
12:58 岩壁の下に大師の石像がある
昔から信仰の場所であったのだろう。
大きなムクノキを見上げる
12:59 不動の滝 氷結している
13:03 弘法大師が修行したという岩穴
中を覗くと、人ひとりが入ってお経を読めるぐらいの広さがある。
不動の滝まで戻り、斜面を上っていく。途中、滝の上部に出る分岐があるようだ。左手から水の流れる音が聞こえ、まだ滝の横あたりかと思っていたが、沢を流れる水の音だ。
13:09 しばらく上ると緩やかな登山道になる
メインルートは、「頂上展望所 水口・城門」へ
手前の看板にあった「綾北展望所」というのが気になるので行ってみることに・・・
13:12 メインルートから離れ、一部氷った沢を渡る
13:15 城山温泉(綾北展望所経由)という地味な看板
沢から離れ山道に入っていく。古道が軽く藪化し、最近抜開して整備しか感じのルートだ。
里山に多いカゴノキと大きな転石
五色台の黒峰周辺にも多いシナアブラギリの木がたくさんあるようだ。黒い実と大きめの葉がたくさん落ちている。
13:17 道が不明瞭な所もあるが、テープを追えば問題ない
13:22 石垣があるところを見ると畑の跡?
戦後の食料難の時代に、山のかなり上まで開墾され、畑にされていた時代がある。五色台でもそういう場所があちこちに見受けられる。
13:23 水が凍ってしまったイノシシのぬた場
13:25 車道(県道188号線)に出た 標高は300mを超える
しばらく歩くと、「城山城跡 ホロソ石・カガミ石」という看板が現れた。ずいぶん前に車で来て見学した時のことを思い出す。
13:27 こういう看板がある遺跡を何か所かで見た
13:39 綾北平野展望所(KBNの受信設備がある)
登山道での表示を見た時には、登山道途中の切り開かれた岩場にあるのかと思っていたのだが、まさか県道沿いにあるとは・・・しかし、上に上がると素晴らしい展望が待っていた。
素晴らしい展望が広がる
再び県道を歩き、明神原遺跡に立ち寄る。県道から入ってすぐのところにある。
13:47 明神原遺跡(大きな安山岩が並んでいる)
引き返して再び県道歩き。地形の様子は、五色台の赤峰のあたりに似た感じだ。台地上の平らな土地が、五色台では自衛隊演習地、ここ城山ではゴルフ場に利用されている。
14:00 ゴルフ場を右手に見ながらどんどん歩く
西に見えている電波塔が建つこぶをめざし、城山山頂園地(瀬戸内海国立公園)に着く。
14:04 一等三角点 城山 462.3m
大きなエノキが1本 絵になる光景だ
園地内の草や小低木は冬場にきれいに刈りはらわれている。
山頂から西に飯野山(讃岐富士)を見下ろす
北西側には白い煙が上がる番の州と瀬戸大橋
南東側には国分寺町、府中町、飯山町周辺の山々
西へ下る県道とコナラを主とする林
園地から下り、再び県道を戻っていく。県道沿いの側溝にはコナラの落ち葉がたくさん。行きに確認していたが、明神原遺跡への進入口の左手に下山口がある。
戻る途中、テープに誘われ林に入ると、遺跡に出た。ホロソ石などがあり、初めに見たところより規模が大きい。その遺跡を抜け下ると、明神原遺跡がすぐであった。
「城山城跡 ホロソ石」の看板
この遺跡の周辺は、冬場のためか、草刈りなどよく整備されている。
14:23 大きな岩越しの展望(採石が進む、五色台烏帽子山)
14:24 ここから下る テープ有
テープを追いながら下っていく。
14:28 冬場なので明るく道が分かりやすい?
登山道沿いには大きな木が多い ヤマザクラ
ハリギリも数本 中にはかなり大きいものも
里の神社周辺に多く残るムクノキもある
冬に落葉する樹木は、その樹皮や樹全体の形状、その下に落ちている落ち葉で何の木であるか、推定できる。ハリギリなどは、歩いているときに、落ちている特徴ある落ち葉で、ハリギリがあることに気づく。先日歩いた浄願寺山や堂山では、ウリハダカエデの木があることに落ち葉で気づいた。
14:31 今日初めてサヌカイトに出会う
五色台とともに、城山もサヌカイトの分布域だが、山頂周辺では見られなかったような・・・
何か所か踏み跡を進むと違うルートに行く可能性がある個所がある。テープを確実に追っていく(テープだけを頼りにしてはいけないが・・・)。
14:43 スズタケの中も通る
これを抜けると、背の低い笹原に出て(ここではテープはない)、
14:45 笹原(ネザサ)からの展望
14:50 「登山道目印 四ツ石」を通過
名前の通り、大きな岩(安山岩)が4つ横たわっている。これを過ぎると2、3分で車道に出た。しばらく歩くと、右手にゴルフ場が見えてくる。その出口には「菅原道真の道」という看板。今、下山した道を菅原道真が通って城山に登り、雨乞いをしたという。
14:58 ゴルフ場を過ぎて県道に出る(背景は城山)
しばらく県道を歩き、途中から住宅地の中の道や、農道を上り返しながら、八十場駅方面をめざす。
15:14 城山温泉を通過
15:38 白峯宮まで戻る
3時間と少しのトレッキングだった。以前から歩きたかった城山を歩けて満足。別の季節、別のルートでも上りたい。膝の痛みも、時々気になるもののかなり良くなってきた。