午前中に急に用事が入り、午後2時近くになって出かける。時間の関係から、近場の前山ダム方面へ車を走らせる。14:10、道の駅近くに駐車し、長尾谷~鈴竹方面の林道を目指す。空は、真夏特有の青空・・・暑い。そういえば午前中にツクツクボウシの鳴き声がした。ツクツクボウシが鳴けば本当に真夏だ・・・
まずは、前山ダム上流のメタセコイヤの並木をぬける
シンジュの実が赤くなり始めている
来栖集落から矢筈山を見る
14:21 いつもの棚田 地主の古老と少し話した
ヤブマオの花 夏が来たという感じ・・・
ヤブカンゾウ 花は終盤
ヒヨドリバナが咲き始めた
14:46 沢を見ながら林道を歩いていく
夏休みが近いせいか、この林道沿いの沢で2組の家族が水遊びに来ていた。今年は雨が多かったので、しばらく多い水量の中で楽しめるだろう。沢ではまだカジカガエルの鳴き声がしていた。
途中の沢沿いで、緑の葉の中に白い葉が見えた。草花でいうハンゲショウのような感じだ。おそらくマタタビだろう。
アワブキの樹を下から見上げる
14:56 寒川方面からの林道と交差する
林道を歩いていると、甘い樹液の臭いがするので見ると、クヌギの木がある。近づくと・・・
国蝶オオムラサキ 久しぶりに見る
オオスズメバチも数匹いた
このクヌギ、樹液が豊富に出ており、生き物の楽園だ。夜に来たら、ミヤマクワガタやカブトムシも集まっているだろう。
トチバニンジンの実が大きくなった
早くもキンミズヒキの花が咲いていた これは早い
ミズタマソウ これだけ小さいと一眼レフでないと・・・
ダイコンソウ 今日あちこちで一番目についた
ヒグラシの抜け殻 夕方から鳴き始めるだろう
15:22 今日の目的地に着く 鈴竹への林道分岐
先日このルートを歩いた後、家で地図を見ていて気になっていた道だ。車道だと思ったが、舗装されておらず潰れていた。あきらめて引き返す。
写真のように草ぼうぼう 100mも行かないうちにあきらめた
気を取り直し、このまま女体山をめざすことにした。ニホンザルを追い払ったり、ニイニイゼミの鳴き声を聞いたりしながら標高を上げていく。
15:38 標高700m 東讃方面の山々が見える きれいだ・・・
ノリウツギの花が咲き始めた
大窪寺への道と女体山展望台への分岐を過ぎる。ここから女体山まで約1.5km、標高700mの林道を気持ちよく歩いていく。遠くから、ホトトギス、サンコウチョウの鳴き声が聞こえてくる。
15:43 大窪寺から南の山々がきれいに見える・・・
16:02 女体山山頂(774m)に立つ
直下の岩場からも高松平野の美しい景色が広がる
今日は、このまま岩場の遍路道を下山することにした。下山でこのルートを通るのは久しぶり・・・
16:16 標高630mの第2登山口へ下りる
16:22 標高530mの第1登山口を通過する
16:26 太郎兵衛館横の遍路道へ入る 前山ダムまで約5km
ここから峠まで50mほど登り返す
16:35 いつもの潰れかけの山小屋 日が落ちた
16:48 山おやじの分岐まで下りてくる
この後は林道をせっせと歩き、来栖集落まであっという間に下りた。この時間だと、誰にも会わなかった・・・
来栖集落からの矢筈山 再び
前山ダム上流でみたナラガシワ 葉が風で揺れる
17:10 駐車地点に戻る。ちょうど3時間、19000歩のトレッキングだった。午後から、風が強くなった。台風が近づいている。被害が出ないといいのだが・・・
わたしも息子が小さいとき、親子で夏になると、カブトやクワガタを求め、公渕公園や、前山、多和方面を車で走り回りました。
私の場合、昼間に各地を回り、目星をつけて夜に訪れていました。
今年はどうもカブトムシが極端に少ないようです。私自身、今年はカブトムシを一度も見ていません。
高松在住の者ですが息子に天然のカブトムシを見せてやりたいと思いアチコチ歩いております。差し支えなければ、クヌギの木の場所を教えていただけませんか?
ある程度土地感はありますが、、、
実際はかなり気温のあがった日ではなかったでしょうか?
山は少しは涼しいでしょうが、それにしても30度は越ますよねえ
このコースで水分はどのくらい持って行っていますか