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たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

めぐみんともなにゃんのSSガチャ追加!+見事、セルラン一位達成!

2022-02-28 21:58:00 | ヘブンバーンズレッド
絶賛、どハマり中のヘブンバーンズレッド





本日メインシナリオの3章と新ガチャが追加されました
ちなみに自分はまだ2章の16日目なので、ネタバレを恐れてヘブンバーンズレッドに関するネット情報は断っています

2章の最後で(禁則事項です)な「にゃああああ!」なネタバレを見てしまったので、3章はフレッシュな気分で楽しみたいところ

ヘブバンはシナリオが命。なFGOタイプのソシャゲ
泣きシナリオの完成度はかなり高いので、3章クリアするまではヘブバン検索断ちでネタバレ対策しようと思います


「ヘブバン」の後に絞り込み検索であ行でサジェスト検索すると、2章の重大なネタバレがヒットするという…



今回は、ちく○んとモナ獄さんが追加されています
(ある部分がビンビンな為に一部ではち○びんという愛称?で呼ばれているめぐみん)

(モナ獄さんはなんとなく、「命を燃やせ、限界を超えろ」みたいな雰囲気がある為…)
たぶん死亡フラグクラッシャーだと思うので、退場はないはず


ソシャゲのメインキャラを死亡させて退場させるのは業界のタブーだったりするようです
せっかく引いた魅力的なキャラが「はい、ここで退場。以降は出てきません」となると下手したら炎上もの


2章ラストで退場するあのキャラも、実は復活フラグだと予想します
ヘブバンのメインシナリオや楽曲の歌詞で、ループものを示唆している為に
物語中盤から後半にかけてそのキャラを救済。満を持してSSスタイル追加の流れになるかと



ちなみに、もなにゃんはセラフ部隊最強の使い手らしい






一人称が「我」なのはギルガメッシュ感
我(わたし)ではなく、我(われ)と呼んでるのがすごいところ


だいたい、作中での最強設定は負けフラグだったりします


最強が負けフラグになるお方たち










最後まで最強なお方たち












もなにゃんはどちらの最強になるか




ちなみに、ヘブバンのガチャ運は最強に良いです

良すぎて怖すぎるくらい

マリーガチャも山脇様ガチャも10連でゲットする豪運

今回のちくび○とモナ獄さんガチャも

「良い予感がする」と思って引いたら40連で大勝利でした

SS1枚確定ガチャ



wpuガチャ30連




















ちなみに、ヘブバンにはやたら乳袋キャラが多いです











もっといます


「着せ恋」で乳袋という概念を知りましたが、ここまであからさまに乳袋をアピールするのはヘブバンがエロゲ業界に属性が寄っているからかもしれない


乳袋解説




地球の物理法則に従って正しく描写するならば、乳カーテンと言うらしい





ヘブバンはシナリオライターの麻枝准さんがエロゲ畑の人ということもあり
いたるところにエロゲっぽさが満載


しかも、一昔前

というか最近のエロゲは知らないし、そもそもエロゲ自体FATEとDIES IRAE以外は数えるほどしかプレイしてないので知ったような口はできないですが

一昔前、「ピンクは淫乱」という格言があったらしい?


とりあえず、ピンク色の髪をしたキャラはだいたい淫乱なんだと







ちなみに、今回追加されたSスタイルキャラのシャルロッタもなかなかお気に入り




















ヤバめのヤンレズ感…







現状、1番好きなキャラは可憐(カレンちゃん)











ガンダムOOのアレルヤのような二重人格キャラ


めぐみんの「おい、タマァ!」然り
後半の泣きシナリオに繋げる伏線なんだろう…


可憐の殺人鬼設定は、空の境界の式のように
実は人を殺していない。んじゃないかなぁとは思ってます



そういえば、ヘブバンにはゆゆゆ声優キャラもちらほらいます





イケメン度が増した銀ボイス




魔法少女サイトの主人公率の高いあやや





マッドサイエンティストとなった雪華


マッドサイエンティスト設定とファッション眼帯で色モノキャラ感はあるけども
山脇様は実はかなりの美少女












追記、
2月28日の夜。アニバーサリーのウマ娘を突破してセルラン一位になった模様




ウマ娘は石の大盤振る舞いでユーザーの課金が停滞しているとはいえ
新規ソシャゲでこの快挙は凄まじい

生みの親も嬉しそう









アニメ化企画も、もうスタートしていると予想してます




ヘブンバーンズレッド ガチャ運がかなり良い

2022-02-22 22:58:00 | ヘブンバーンズレッド
山脇様ガチャが追加されたので試しに10連すると1発で当たり






現状、SSキャラは以下の通り9人




最初のリセマラ20連+SS確定単発ガチャで5人(星羅、ユキ、めぐみ、カレンちゃん、配布森)
31A確定ガチャ10連で2人(天音、タマ)
SS確定ガチャ10連で1人(カレンちゃん)
S以上確定チケットガチャ10連で1人(マリ)
今回の山脇様ガチャ10連で1人(山脇様)

おはガチャ単発無料が11連でSS無し

だから、確定ガチャ込みの71連で3%のSSを9人当てる+配布森

という豪運…

揺り戻しが怖い


山脇様はCGデザインが良い…








ファッション眼帯とぶんちゃんの為のマッドサイエンティストキャラ設定で、キャラ人気的に損をしているかもしれない?

けどもかなりの美少女キャラである

ぶんちゃんの為のマッドサイエンティストキャラ設定が山脇様の優しさの魅力にも繋がる部分になるので
マイナスがプラスで上書きされて、プラスが勝っているバランス?かなといった印象





ぶんちゃんもカニ手で損をしているようにも見えるけども

麻枝准さんは毎回キャラ付けを極端に突拍子の無い設定やデザインで演出して、それが泣きシナリオに繋がる要素へと計算づくで作っているから凄い


だいたい変な設定には理由がある

奇抜な設定で目を惹かせ、注目させておいて
実は…

というのが、様式美なんだろう





ヘブンバーンズレッド 主人公 月歌の正体と楽曲から推察する世界の謎の考察

2022-02-21 22:19:00 | ヘブンバーンズレッド
麻枝准さんは基本的にタイトルや登場人物のネーミングにネタバレがあったり、自ら作曲する歌に作品テーマやシナリオの大体の道筋を込めていたりします

1番わかりやすい例が、エンジェルビーツの主人公の音無結弦

ヒロインに心臓移植をした為に、主人公は音無(心臓の鼓動が無い)
エンジェルビーツというタイトル回収は、ヒロインの天使ちゃんの鼓動の音を指していた。という直球のネタバレを仕込んでいた


今回のヘブバンの月歌(ルカ)という名前

これ、メタで考えた際に伏線を仕込んでいるとしか思えない言葉のチョイスなのである

まず、ルカという語感の響きが先にきたのか
あるいは、月歌という漢字ありきで始まりそこから語呂の良いルカという名前が後から来たか

十中八九、後者である

ルカという名前ありきならわざわざ月を「ル」と読ませる無理のあるキラキラネームな漢字は使わない

つまり、主人公の名前。月歌にはエンジェルビーツの音無と同じくらい重要な意味があると捉えるのが妥当

月と歌

実は、ルカはキャンサーと人間のハイブリッドとして生まれた存在だと推察する

月から飛来した隕石が地球に落下し、現地にて人の心と触れ合ったからか
あるいは、人の放つ歌に触れたからか

自我を持ち、月歌(ルカ)という存在が形作られた

二刀流のセラフは今まで例を見ず、ルカが初めてらしい

これはルカがキャンサーと人間。二つの性質を持つことに由来して、セラフが二つに分かれていると読む

セラフは人間がキャンサーに対抗する為に生み出したものであるが
デフレクタという防御機構がセラフ使いとキャンサーに共通して見られるところから

セラフ自体はキャンサーの技術や特徴をもとに生み出された技術と捉えるのが妥当だろう


また、ヘブバンは歌あり楽曲が数多くあるが
どれもがド直球なネタバレな歌詞であると推察する


ルカ関連で言えば、
burn my universeは直球でルカの正体を現した曲だろう

形作られた手足で君を守る為に戦う

他の楽曲の歌詞からも連想できるが、ヘブバンは麻枝准さんお得意のループモノ、仮想世界モノに今回も落ち着くだろうなと思わざるを得ない歌詞ばかり

リアルタイム時空はホームの黒猫がいる世界
ルカはその世界から、全滅したセラフ部隊を救う為に記憶の修復を行っている?

メインシナリオで描かれるシナリオは実は、黒猫ホーム時空よりも前の時間軸の話

というのがネット民の考察含めて最有力だとは思う


ルカにとっての歌詞で表現されている「君」はユキだろうか


わりと、シナリオは百合展開がガチよりで描かれそうな感じはする




そういえば、ゆゆゆで百合の扉を開いてからかハマる作品が見事に百合モノばかり

アサルトリリィやヘブンバーンズレッドなど







ヘブンバーンズレッドは現在、2章のday3

1章とイベントシナリオはクリア済み


ここまでのシナリオはめちゃくちゃ完成度が高い

色々ネタバレも見てしまってるけど2章のシナリオも評判は良い模様



シナリオが良いソシャゲって良いよね…


FGOもシナリオが良いソシャゲ。というのを謳い文句にしているけども
辛辣に評価すると、奈須きのこさんが書くシナリオとぐだぐだシナリオを書く経験値さん以外のシナリオは微妙すぎる

イベントシナリオも8割が微妙で1割が普通で1割が良シナリオという按配


この2年で、面白いシナリオだと感じたイベントシナリオはぐだぐたを除くとイマジナリスクランブルのみ
あれは確かレイジグループ?の外部ライターをよんでいた


ヘブバンは今後もシナリオの完成度が保証されてそうなので期待大



過去に、シナリオ良いソシャゲが世に出たら流行るだろうなと思ってましたが
そういう傾向が出来上がって少し嬉しい

ブルーアーカイブもシナリオが良いらしい?と評判
やったことないのでわかりませんが


基本的にソシャゲはコアゲーマーの視点から見たら、コンシューマーゲームを駆逐する癌でしかないので嫌いですが

もう諦めました

時代の流れを受け入れて、楽しめるものは楽しむスタンスでいってます

ソシャゲが生まれなかったらps vitaは死ななかっただろうし
ここまで家庭用ゲームの年間発売本数の総数が下がることは無かっただろうなと

任天堂は子どもや家族向けに販売戦略をしているので今も昔も売り上げは維持できてますが
psユーザーの層はソシャゲユーザーの層と丸かぶりなので
可処分所得のパイをほとんどソシャゲに奪われたような状態ですね



過去にソシャゲに良シナリオ増えないかなぁ、と思って書いた日記

日記を書いた頃は、ソシャゲシナリオは本当にとってつけたようなおまけでしかなかった
それをとあるの鎌池和馬さんを呼んで、少し話題になっていたのがミリオンアーサー

ソシャゲに良いシナリオを用意する、というトレンドを生み出したのは間違いなくFGOだろうなぁ




メタルギアサヴァイヴ批判から始まるソシャゲ批判動画



ヘブンバーンズレッドはRPG部分以外は完全に家庭用ゲーム機のRPGの品質水準に達している完成度なので、非常に好印象



ヘブンバーンズレッド イベントシナリオ 優しさと切なさと心強さと クリア感想

2022-02-21 00:34:00 | ヘブンバーンズレッド
凄い


これが泣きゲーか…


普通に泣ける


これが、ヘブ泣き…



シナリオ自体は王道なよくあるヒューマンドラマ系のテンプレ
それを美少女モノに落とし込んだだけ

でも、麻枝准さんの才能の凄さはそれを魅せる表現力の高さ


セリフのチョイス、感情に直接的に訴えてくる言葉の選び方がヤバい
そして、音楽

作詞作曲ができる脚本家って最強だと思う

何せ、自分の作ったドラマに自分の好きなタイミングで最良の音楽を流せるから

脚本と作曲家が分かれていると、やはり人間個々人感性が異なるもので
相当、以心伝心の仲で擦り合わせもしないとベストマッチは難しい


それを麻枝准さんは作曲のセンスも天才的なものだから
自分で好き放題自由自在に自分が最高だと思えるドラマを作る事が出来る


フルボイスなのも感情の演出に一役買っている

「普通のソシャゲ」はわざわざフルボイスなんてコスパの悪い作り方はしない

ボイス、歌、BGM
それらが有機的繋がりを経て、麻枝准ワールドを展開して
プレイヤーを自分のフィールドに引き込む事に成功している

やはり麻枝准さんの土俵はゲームシナリオなんだなと

アニメは色々と特殊
30分に落とし込んで、毎回その中で盛り上がりを作って次回に繋げる引きにしなければならないので
感情値の管理が作り手側にとっては難しい

来週まで1週間開くわけだし、そのあたりがアニメ製作になれた者でないと難しい


ゲームなら、魅力に引き摺り込ませたら一気にエンディングまでプレイさせる事も可能であり
自身の土俵に引き摺り込む、いわゆる領域展開だとか固有結界じみた特性のスキルが活きるのがゲームシナリオ


エンジェルビーツは麻枝准さんのシナリオを上手くアニメの表現に落とし込めたけども、それは岸監督と上江洲さんのコンビが凄かったからだとは思う

あの2人はアニメ製作に独自の理論や一本芯の通った信念を持っていたり、成功へのメソッドを構築した上で毎回アニメ製作をしている

たまに外す時もあるけど、理論をもとに作ったアニメはだいたい成功している
そういう印象

しかも、これまでの経験や積み重ねを次作にも上手く活かしてアニメを作っていく
だから年月を重ねるたびにどんどんレベルが上がっていく

アルペジオは当時、フルCGアニメとして異色の挑戦作であったが良い反響を生み

そのCG技術がケンガンアシュラにも繋がっていたり

サンレッドや瀬戸の花嫁、カーニバルファンタズムーンのお笑いアニメの骨子がゆゆゆにも繋がっていたり

エンジェルビーツの次回予告はかなりセンスよくて好きだけど、その流れはゆゆゆにも受け継がれていたり

最近のアニメ業界のトレンドとして、若者がアニメ映画を好んでいった傾向に気づいて
映画方面にも力を入れていったりと


ともかく、なんとなく。でアニメを作らずに
自分たちの方程式でアニメを作り上げていくスタンスがいい


ヘブンバーンズレッドはもうアニメ化が内定したと読んでますが
アニメ化の際はぜひとも岸監督、上江洲さんペアにオファーがいってほしい

辛辣に評価するとシャーロットと神様はアニメ企画として失敗したので、良シナリオライターの麻枝准さんを無駄にしない為にも
エンジェルビーツを成功させた2人にお願いしたい

ヘブンバーンズレッドのpvを作ったのがシャフトなので、順当に行けばシャフトがアニメ製作になりそうだけども果たして…?

ヘブンバーンズレッド 1章クリア 感想

2022-02-17 02:48:00 | ヘブンバーンズレッド
すごい

メインシナリオの見せ方やアドベンチャーパートの完成度が完全にコンシューマーゲームの域に達している
唯一、やっぱりソシャゲだなぁと感じるのはやはりゲームバランス
RPGとしてキチンとゲームとして機能するようになっているが、やはりソシャゲの宿命として最終的に行き着く先は課金してガチャでSSキャラをバランスよく入手するのが何よりの攻略の近道となるように設計されている

これが家庭用ゲーム機なら予めユーザーはたくさんの手段を与えられており、レベリングやアイテム入手、各種スキルの組み合わせを試行錯誤してボス戦に挑んだり
と「出来る事」が多い
能動的に選択した要素がうまい具合に組み合わさってシナジーを生むからこそ、達成感が生じて手強いボスを倒していく快感も生じるわけだけど

ソシャゲの宿命として、まず取れる手段を広げる為には課金して自ら手段を増やしていく必要がある
しかも、運要素が絡む為に手段を増やす為の過金額もばらつきアリ

そして、ソシャゲの宿命としてプレイ可能な要素の簡略化が生じる
カジュアルさをウリにするのだから、むしろ取れる手段が多くなるほどプレイを阻害してしまう為に
ソシャゲは「なんとなく適当にプレイしていても、それらしく気持ちよくプレイ出来る」ようになっている

家庭用ゲーム機のRPGはスキルだけでも10〜30くらい技があって、どんな組み合わせで戦おう
などの戦略性に幅があるが
ソシャゲはスキルは多くても3〜5

しかも取れる戦略もパターン化している為に、突き詰めていくと似たような行動の繰り返しが最適解になり
慣れてしまえば途端に作業感が増す



あらゆるソシャゲRPGは突き詰めると、プレイヤーが札束で敵を殴り倒すゲームになっているが
ソシャゲ運営としてはユーザーに課金を強いないと運営が成り立たなくなりサ終となるから仕方ないんだけども

ユーザー視点からソシャゲRPGのゲーム性を評価した際に、家庭用ゲーム機のRPGと比較して
同じ域に達したゲーム性や楽しさを見出せるか?と問われれば否定するしかない


純粋に、ただ普通にプレイするだけでも楽しいソシャゲ
ゲームプレイ自体が楽しくて楽しくて仕方ないソシャゲ

っていうのも、実は各メーカー普通に作れるとは思う

しかし、それをやると「もう課金しなくてもいいよね?」という境地にユーザーが陥り
メーカー側が運営できなくなるから


「意図的に」自らゲームプレイの自由度を落として、いかにしてゲームプレイの根幹に課金要素を組み込めるか、を常に考えながらレベルデザインしている

そういったいわゆる大人の事情が透けて見えるために
ソシャゲのゲーム性の限界をまざまざと見せつけられて

常日頃、個人的にではあるがソシャゲのゲーム性はコンシューマゲームに勝てない
と考えており、事実そうだったりする


ヘブバンのRPG要素もその宿命を逃れられず、やはりコンシューマゲームのRPGと比較した場合にソシャゲとしての限界が見えてくる

その点だけは残念






逆に、残念な部分はそこしかない

シナリオの良さ
アドベンチャーゲームとしての作り込み
キャラクターの魅力

これらはそこら辺の家庭用ゲーム機のアドベンチャーゲームと比較してもトップクラスの完成度



JRPG。なんて言葉は最近はもう使われなくなり
というか昔はもっぱら蔑称として使われがちだったJRPGという言葉


ヘブバンは悪い意味では無く、古き良き時代のJRPGをソシャゲに落とし込んだ
といった印象


何度も繰り返すけども、RPG要素は凡百のソシャゲと変わらず
そこは課金がサービス継続に必要不可欠なソシャゲという媒体の限界だからまぁ仕方ないとして

課金要素から切り離されているアドベンチャーゲームパートの完成度が超一級品である


まず、シナリオが良い

そこはやはり麻枝准さん担当というだけのことはある
あの人はやはり、ゲームのテキストや表現が土俵の人なんだろう

Angel Beats!は最高に良いアニメだったけども
続く2作は正直微妙だった

Angel Beats!は岸監督、上江洲さんペアだったから良い素材を美味しくアニメ化できたのだろうか?


基本的にいくら素材が良くても、シェフがうまく調理しないと美味しい料理はできない

その最たる例は革命機ヴァルヴレイブ
あれは各著名人を招集したにも関わらず、闇鍋になってしまい失敗してしまった

第二のコードギアスになれたかもしれなかったのに残念だった


アニメ2作が不評に続いた麻枝准さんだけど
今回のヘブバンは文句なしに面白い


ただ、ノリが完全に10〜20年近く前のエロゲに準拠しているので耐性が無い人はついていけないと思う

30〜50代くらいでこのノリに郷愁を感じている層に深く突き刺さるゲームだろうなぁと


しかし、麻枝准さんのシナリオはだいたいパターン化されているので
ヘブバンもそのパターンに則ったシナリオなのかどうかは気になる

いつもの流れのシナリオでも、面白ければ。感動出来ればそれでアリなんだけど

この人は特に、ループモノや仮想世界ネタが多い

良くありそうなシナリオ予想としては、ルカは実は癌患者で癌によりバンドを一時離脱
教官は主治医であり
ヘブバンは闘病生活をしているルカの空想世界だった。とかも麻枝准さんテンプレネタで考えた場合、普通にありえそう

31Aメンバーが実は本来のshe is legendのメンバーで、だから1章で結成された新生she is legendでも少しの練習でバンドとして成り立つくらい上達した

とか

豊後弥生はルカの隣室でアルツハイマー病系の記憶障害の病で闘病している患者とか


テンプレネタで考えた場合、パッと思いつくのがこの辺り

麻枝准さんはAngel Beats!でもそうだけど、日常生活に突如降りかかる不幸
だけど絶望を乗り越えた先にある希望は素晴らしいモノなんだ。という風潮で

人間賛歌を題材としたシナリオを良く書いている
ラストともなれば奇跡のバーゲンセールみたいな安売りになりがちだけども、読者を自分の世界に引き込み
ドラマチックな展開に酔わせて最後は無理やりパワープレイ

みたいな流れ
理詰めで雁字搦めにさせとくも、最後は根性で無理やり乗り切る展開は
岸監督と相性が良さそう



ヘブバンはプロローグのボドドドゥさえ乗り切れば、あとは寒いギャグもないのでシナリオにのめり込める

というか、キャラクターの描き方が上手すぎる

30人以上?キャラクターがいて、おいおいこんなにキャラがいてキャラ名覚えられないよ
と思いきや、それぞれのキャラが立っているからどのキャラもすぐに覚えられる

しかも、面白かったり可愛かったりカッコいいキャラばかりなので
キャラ作りがものすごく上手いなぁと

キャラ同士の掛け合いは完全にエロゲのそれである

というか、悪口ではないけども麻枝准さんの感性は10年くらい前からおそらく変動していない

たぶん、色々PCでゲーム出していた時と同じようなテンションでシナリオやキャラの掛け合いを書いている


まだ1章までしか進めれてないけども、1章ラスト時点で31A組の団結力、まとまりの良さが出来上がっており

チームとして成長していく姿を描けているのはさすがだなと感じた

主人公のルカがやる時はやるタイプのイケメンでナチュラルにかっこいい

でも普段がナチュラルに頭がおかしいというか、ぶっ飛んでいるのは面白い


アドベンチャーパートで他の部隊との交流の際は、たいていはぶっ飛んだルカに対して常識人である他の部隊員が巻き込まれる形で会話が進むが

結構な割合でルカよりもヤバい奴が多く、ルカが気圧されるくらいのキャラ立ちの暴力がたびたび襲いかかってくる


全体を通して、ルカ=百合ゲーの主人公のように描かれており
だいたい全キャラに対して百合攻略していっているスタンス
しかし百合に見えるが中身はおっさんのソレのように見えたり

サバサバしているからおっさんっぽくは見えづらいかもしれない


各キャラとの交流パートの後は必ずお風呂に一緒に入るイベントを挟んでいるのは並々ならぬ執念を感じる熱い拘り

たぶん、仲を深めた相手とさらに仲を深める為に裸の付き合いを〜といった感じなんだろう

攻略相手の胸を揉もうとしたり、いやらしい目つきで体を眺めたり、告白したり
完全にオヤジである


ルカは超絶コミュ強でだいたいどんな相手であろうと無理やり仲良くなれるのは凄い能力



31A組は全員魅力的に描かれているけども、そのなかでもカレンちゃんがお気に入り

殺人鬼という物騒な設定持ちだけど、本当に人を殺した事あるのかな?という

朝倉可憐の狂人格のカレンちゃんはやかましいだけの良識人オーラが凄いので
実は可憐の方が闇が深いヤバい人間なのかも

でもメタで読んだ場合、ソシャゲの味方キャラクターに殺人鬼設定をわざわざ持ってくるか?という部分もあるので

空の境界の式のように、実は1人も殺していない

あるいは、人を殺したけどもそれは実の親で正当防衛だった
可憐は自分の自我を守る為にカレンちゃんという殺人鬼人格を生み出した。とかありそう

でも世間ではサイコキラーとして騒がれていたようなので、そのあたりは謎


たぶん数章先でカレンちゃんのシナリオも展開されそう


麻枝准さんはギャグのネタに、同じギャグを繰り返して笑わせるいわゆる天丼ギャグが多い

しかし日常パートに挟む天丼ギャグは実はシリアスパートの感動ネタに繋げる伏線だったり
そういうパターンが多い


めぐみとタマの持ちネタの「おい、タマァ!」はたびたび日常パートでギャグとして使われて、ネットの感想とか見ていても評判のいいギャグとして人気だけど

これ絶対シリアスパートの泣き要素で「おい、タマァ!」が使われる伏線だとは思う






ヘブバン、初イベントのイベントタイトル


こんなんおっさんしか元ネタ知らないって…


10代「華原朋美?なんそれー!」



(追記、華原朋美はカバーをしていただけで元々は篠原涼子の曲でした。映画、ストリートファイターの主題歌)

タマが5ch(2ch)のネットスラングを使いまくっているのもおっさんホイホイ


シュタインズゲートのダル並みに口調が2chねらー


今や、コミュニケーションツールはTwitterやLINEなどのSNSに流れた為に2chは衰退しまくった


しかし、匿名性ならではの情報入手の自由度の高さが2chのウリなので
メディアリテラシーを十分に持っているなら情報取得ツールとしては2chの方が優秀

Twitterは個人の色合いが強く出た情報交換ツールである為に、簡単に説明すると「見たい情報しか見れない」為に情報選択の自由度は低い

サジェスト検索では自分の知りたいワードを入力すれば、それに沿った情報しか入手できない
自分の見たくない情報はブロックすると表示されない
自分の趣向に沿ったフォロワーばかりだと、同じような思考を持った人間からの情報しか得れない

自由である事に由来する不自由を強いられており
自らたくさんある情報を選択しているようで、実は限られた情報の中からしか選択出来ていない

さまざまなバイアスが介在しており、情報は濾過されまくり
しかし、濾過されている事に気づけない為にそれが世界の真実だと誤認して世界を認識してしまう

Twitterには極端に過激な思想を持った人が大勢いますが
それらの人たちはTwitterという仕組みが作り上げたモンスターです

mgs2の愛国者たちが危惧していた、ネット世界での情報の氾濫がもう起きてしまった
小島監督は先見の明があり過ぎてすごい


Twitterは簡単に考えると、雑誌の電子書籍のようなモノ
目次から自分の見たいページだけ任意に選んで、そのページだけ見て満足する
みたいな使い方

中国の故事に「無用の用」という言葉があるように
一見にして無意味な要素であっても、実は大切な要素の一つなんだ。という考え方がある

例えば紙媒体の雑誌なら、目次を見て目当てのページをめくるまでの間に
ふと、興味を惹かれるページがあったりする
そこから関心がどんどん枝分かれしていき、最初は見る気が無かったページまで読むようになる

こうした「ページをめくる」という一見にして無駄で非効率な行為が電子書籍にはない

また、電子書籍はタブレットの大きさにもよるが一つのページを拡大無しに読みきれない
ページというのは文章構成や画像の置き方など、レイアウトが大切なのであり

同じページであっても、それを紙媒体で一歩引いた視点で全体を俯瞰しながら読むのか
タブレットのように読みたい部分をその都度拡大しながら読むのかでも

情報を受け取る際の受け取り方が異なる為に、それを自分の中で噛み砕く際に
紙媒体と電子書籍では若干の差が出る


なぜかヘブバンの感想がTwitterの感想になりそれが電子書籍の感想へと脱線していったので
ここらでもう軌道修正しますが

SNSは毒入りの聖杯とも揶揄されるように

たしかに情報伝達の万能性はあるけども、キチンとしたメディアリテラシー能力が無いと身を滅ぼすよね?

という事です


あと、ネットスラング使いまくりのタマは可愛いね。という







いきなり野球始めたりバンド始めるゲームは名作?の法則



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