気分はノラ猫

時々ふらっとおでかけ。 時々ひなたでうたた寝。時々”大喜び”。 時々”怒”。そんな人間”もんちっち”の日記。

入院記録(手術後2日目)

2016-04-29 | Weblog
傷の痛みで目が覚めた。
朝食前だが痛み止めを飲む。

お腹がものすごくゴロゴロいっている。
トイレに行くと水状の下痢。

ご飯を食べたら余計に酷くなった。

9:00頃 血栓予防の注射。
あまりの痛みにしばらく撃沈。

10:00頃 回診に来た先生に
お腹のことを話したら、
ちょっと驚いたような顔。
「整腸剤出しますね」

傷が痛い。
でもお腹もゴロゴロして苦しい。

硬膜外の傷の消毒に来た別の先生が
ついでにお腹の傷を見た。
「お腹張ってますね」

もんちっち
「下痢がひどいんです…」

先生
「え?下痢なの?」

看護師さん
「○先生が整腸剤出しました」

先生
「ちょっとお腹触りますね」

あちこちポンポンと叩くとどこも響いた。
と、左足の付け根に近いところを叩いたら

もんちっち
「いでっ!!!」

看護師さん
「先生!そこ切ったとこ(摘出した卵巣のところ)!」

見た目に傷はないが、
中に傷があるところを叩いたのである…
(おのれ研修医め…)

お風呂の許可が出たが、
いつお腹がゴロゴロしだすか分からないし、
素早くトイレに駆け込めない身体では
非常に不安なので身体を拭くだけにした。

お昼前、再び部屋を引っ越すことになった。
個室からトイレが近い大部屋へ。

お昼ご飯を食べていたら、看護師さんから整腸剤が届いた。

看護師さん
「抗生剤はいい菌もやっつけちゃうから
 下痢になる人もたまにいるんです。
 あんまりいないんですけど。
 今日で抗生剤は終わりますから、
 明日はお腹の調子戻るかもしれませんよ」

15:00頃 点滴終了
抜いた針の長さと太さに驚愕。
刺す前に見なくて本当に良かった。

管が全部とれたので、
なるべく歩くようにした。

お腹のゴロゴロは良くならず、
ご飯も相変わらずおかゆだったのが辛かった。


入院記録(手術後1日目)

2016-04-29 | Weblog
目が覚めたら部屋が明るかった。
時計がなかったので時間が分からなかったが、
部屋の外の気配では、
起床時間くらいだった様子。

まもなく出勤前の弟が見舞いに来た。
水分許可が出たら飲みたいからと、
スポーツドリンクを買ってきてもらうようお願いした。

オムツをしていたが、
かなり出血している感覚があった。
予定より早く生理が始まってしまったらしい。

驚くほどお腹の痛みはなく、
喉の渇きもなかった。
ぼーっとしていたら看護師さんが来て
点滴やら酸素やら確認していった。
酸素マスクは9時頃外すらしい。
うがいしましょうといってもらったので、
看護師さんに手伝ってもらってうがいをした。
口の中がさっぱりした気がした。
着替えも手伝ってもらって、身体を拭いてもらった。
汗だらけだったのでスッキリした。
ついでにガスも出たので、
腸も問題ないと分かった。

ガスが出たなら頭を起こしましょう、
と 酸素マスクを外し、
ベットの背もたれを起こしてもらった。
しばらくして、左側の腰から下にしびれがあり、
足が全く動かないことに気づいた。
嫌な予感がした。

産婦人科の先生が回診に来た。
「午後からリハビリで歩きましょう。
 まずは病棟1周が目標です」

もんちっち
「左足が動きません。しびれています」

先生
「…硬膜外が効きすぎているようですね。
 リハビリできないとまずいので、
 薬を止めましょう」

今回もまた硬膜外麻酔を止められてしまった。
30分もしないうちに激痛が来た。
痛み止め(ロキソニン)を飲んでも全く効かない。
耐えられずナースコールをし、
痛み止めを点滴してもらったが、
なかなか痛みは引かなかった。

お昼ごはんが出たが、
痛みのあまり吐き気が出て食べられなかった。

14:00頃 左足の感覚が戻ってきた。
痛みと吐き気が少し収まってきたので、
看護師さんに付き添ってもらい、
点滴台につかまりながら病棟を一周した。
前の手術では午前中から歩き始められたのに…
少し焦りのようなものを感じた。

尿管が入っていると違和感がある。
外した後も違和感が続くことが分かっているので、
早く自分でトイレに行きたいからと言って外してもらった。

夕食、米粒のないおかゆと具のない味噌汁が出た。

弟が飲み物を持って来た。
傷の痛みが強くて夜寝られないかもと愚痴る。
現に前の手術ではここまで辛くなかった。

再びナースコールで痛み止めの点滴をお願いした。

消灯時間を過ぎて
若い看護師さんが部屋に入ってきた。
「血栓予防の注射します」
ものすごく痛かった。
針を刺したときはもちろん、
薬を入れているとき、
針を抜いた時、
抜いた後。
痛みが段階的に強くなる。
看護師さんがいなくなってからも、
痛みは治まらず、
刺されたところを抑えながら悶えていた。

夜中、急に吐き気がして目が覚めた。
吐きたいのに出ない…
しばらく容器を抱えながら
机にしがみついていたが、
結局吐くには至らなかった。

入院記録(手術当日3)

2016-04-29 | Weblog
目が覚めたのは病室に戻ってから。

婦人科の先生
「腫瘍は良性でした。
 子宮と右の卵巣は残せましたよ。
 腸の癒着もそれほどひどくなかったですよ」

すぐ隣には看護師さんが何人もいて、
採血したり、血圧を測ったりしていた。
その奥に母上様がいるのが
なんとなくわかったが、
酸素マスクが付いていて声は出なかった。
お腹の痛みはなく、ただただ眠かった。

次に目が覚めた時は夜だったらしい。
母上様と弟も部屋にいた。
二人が何かしゃべっていたのはわかったが、
やっぱり声は出ず。
酸素マスクから蒸気が出ているのか、
喉の渇きはほとんど感じなかった。

夜中も頻繁に看護師さんが確認に来た。

足につけたマッサージ機が動いていないことに
気が付いたが、声も出ないのでそのまま寝た。

前に手術した時より
身体は楽な感じがした。


入院記録(手術当日2)

2016-04-29 | Weblog
手術部の看護師さんが2人奥から出てきた
案内されたところには
階段の先にプールの飛び込み台みたいなものがあって
ストレッチャーが置かれていた

階段を上がって飛び込み台みたいなこところから
ストレッチャーに自分で移動
横になるとすぐに看護師さんが
左腕の名前、点滴を確認して
もんちっちに帽子をかぶせた

ストレッチャーごと移動した先は手術室。
前の病院よりものすごく広かった。
心拍数を図る装置が付けられる。
自分の心音がピッピッと部屋に響き渡り、
さすがに緊張。

ストレッチャーの上で横向きになり、
背中を丸めると心音が早くなった。
硬膜外麻酔用のチューブを背中に入れる。
前は背中の上のほうからだったが、
今回は背中の真ん中かららしい。
先生が背骨を一つ一つ指でなぞるのが怖い。
局所麻酔の注射をしてから
チューブをゆっくり入れていくのだが、
背骨が圧迫されるような感じで息苦しくなる。
間もなく痛みが出て、
思わず「いたっ」と口から出てしまった。

麻酔科の先生
「痛み止め追加します」

すぐに痛みが消えた。
チューブを入れ終えると仰向けになった。
酸素マスクが付けられた。

麻酔科の先生
「眠くなる薬を入れます。
 点滴の針先が少しチリチリするかもしれませんが
 薬によるものです」

そのあとの記憶はない

入院記録(手術当日1)

2016-04-29 | Weblog
朝6:00 一日の始まりは2回目の浣腸

看護師さん
「夜中トイレに行くもんちっちさんの顔見たら
 辛そうだと思ったんだけど…
 安全な手術のためだから、ごめんねぇ」

もんちっち、トイレで撃沈
「もう何も出ません…」

水分摂取は7時まで
それ以降は水分も禁止となる

同室のAさんは吐き気がある様子
Cさんは主治医から明日退院と言われていた
(おととい手術したばっかりなのに)

11:30頃
看護師さん
「もんちっちさん 個室にお引越しします」

もんちっち
「え?」

ちょうど、手術の付き添いの母上様が来室
もう一人の看護師さんと
4人で慌ただしく個室へ移動

途端に

看護師さんたち
「はい、(医療用)ストッキング履きますよ」
「着替えますよ」
「点滴変えま~す」
「体温」
「血圧図ります」

13時過ぎ
看護師さん
「手術室から連絡ありました。行きましょう」

昨日マジックで名前を書いた先生と
看護師さん、母上様、もんちっちの4人で
歩いて手術室へ
手術室入り口で別の看護さんに促されて
もんちっちと先生は手術室(前室)へ入った

入院記録(手術前日)

2016-04-29 | Weblog
朝から絶食
水分は取れるので
お茶で空腹を紛らわせる

8:30頃 同室のAさんが手術室へ向かった

9:30頃シャワーを浴びる
手術後のシャワー許可はいつになるのやら

10時過ぎ 点滴開始

看護師さん
「手術用の点滴は針が太いのよ~
 刺す前に見ちゃうとビックリするわよ~」

既に手術経験済みのもんちっち
実物は見なかったが、承知済み
でも、針先なのかチクチクした痛みが…
液が漏れているわけでもなく、
動かさなくても痛みがある
看護師さんに言おうかどうか迷う

11:00頃 同室のBさんが退院していった

昨日手術したCさんは痛みが辛そう
数年前の自分と
2日後の自分を見ている気分

14:00頃 Aさんが手術を終えて戻ってきた

夕方 若い女性の先生が来て
もんちっちの左腕(二の腕)に
マジックで氏名と血液型を書き込んでいった
しばらく消えなさそうな予感

午前中に手術したばかりのAさんに
晩御飯が出たことにもんちっち驚愕
(ご飯出すのは早すぎじゃない?)
案の定、吐き気があって食べられなかった様子

もんちっちは術後の回復の助けになるという
アルジネードウォーターを指示された通り飲んだ

夜 人生初めての浣腸
さらに下剤を飲む

消灯前、空きベットにDさんが入ってきた
かなり体調が悪い様子
同室ではもんちっちだけが元気

ところが。

元々ピー腹体質のもんちっち
夜中、
下剤による腹痛に何度もトイレに起き
フラフラ状態となる

入院記録(手術2日前)

2016-04-29 | Weblog
卵巣に腫瘍が見つかって約3ヶ月

既に開腹手術を経験しているもんちっちには、
腹腔鏡手術の選択肢はなかった。
腸が癒着している可能性が高いことから、
これを空にする必要があり、
手術の前日ではなく、前々日から入院し、
病院食と1日早い絶食となった。

午前中に入院手続きをし、
お昼過ぎに手術を担当する先生から
手術の説明を受けた。
一緒に話を聞いた母上様、
怯えたのか急に泣き出した…

手術するのはもんちっちなんですけど。


手術前の最後の晩餐は
味の薄いコーンスープ(具なし)と
オレンジ味のスポーツドリンク

同じ病室の人は
明日退院する人、
明日手術する人、
今日の午後手術して帰ってきた人、
空腹を抱えたもんちっちの4人

9時の消灯を静かに迎えた

観察記録

2016-04-19 | Weblog
もんちっちの担当じゃないが
入院している病棟で
朝昼晩とマメに回診に来る先生がいる

外科の先生(男性)で
声が大きく
とっても明るく元気
見た目も体育会系

もんちっち
「オードリーの春日みたい」
患者さんA
「それピッタリ!」(爆)

来る気配がすると
『…春日来た』
と心の中で言ってしまう

また入院

2016-04-12 | Weblog
1月の定期検査で異常が見つかって
色々と検査して
結果 また手術することになりました

既に開腹手術を経験しているので
腸を空っぽにするため
2日前は病院食
前日から絶食です…



点滴は現在2本目
点滴の針先がチクチクする