気分はノラ猫

時々ふらっとおでかけ。 時々ひなたでうたた寝。時々”大喜び”。 時々”怒”。そんな人間”もんちっち”の日記。

入院記録(退院当日)

2016-05-01 | Weblog
朝ご飯を食べて、歯を磨いて、
荷物を全部キャリーバックに詰め、
同室だった人たちに
「お世話になりました」
とミルミルでごあいさつ。

先生が来た。
「退院おめでとうございます。
 外来予約は○日です。
 ○先生から前の病院に
 紹介状出すよう言われてますので、
 その時にお渡しします」

もんちっち
「ありがとうございます。
 お世話になりました」

入れ替わりで母上様が迎えに来た。

退院後に飲む薬が届いた。

会計窓口で入院費の計算を待っていたが、
確認が必要な事項があり、
今日は計算できないとのこと。
2日前に退院の日が決まったのに、
計算できないとはどういうこと?
と思いつつ、病院を出た。

さよならはあっけないものだった

入院記録(手術後6日目)

2016-05-01 | Weblog
予定ではあと2日入院だった。
でも、今日退院することもできた。
1日サービスしてもらった気分。

予定より早く回復しているとはいえ、
痛み止めは手放せない。

退院後の薬の処方について
薬剤師さんが来てくれたので、
「痛み止め欲しいです」
とお願いした。

午前中、
最初に診察してくれた先生が
ふらっと部屋にきた。

「もんちっちさん、
 明日退院だってね。
 退院したら、
 ホルモン治療することになると思うけど。
 うちに通院する?
 それとも前の病院に戻る?」

もんちっち
「治療の内容はこちらでも前の病院でも同じですよね。
 だったら、前の病院に戻りたいです」

先生
「じゃあ○先生に紹介状出すように
 言っとくから」

内心ほっとした。
この病院には通いたくないと思っていたから。

午後、入院した日に同じ部屋だった人と
談話室でいろいろと話をした。
彼女は乳腺外科の患者、
左乳房を全摘した。
同じ日に入院して、
もんちっちが先に退院していく。
気が付いたら2時間もしゃべっていた。

部屋に戻ろうとしたら、
「もんちっちさ~ん!」
と向うから呼ぶ声。

看護師さんがもんちっちを探していた。
談話室にいたと話したら
「元気だから動けるんですね。
 いいことです。
 じゃ、検温しましょうか。」

退院するとなると、
病棟で毎日顔を合わせていた人たちが
「おめでとう」と言ってくれる。
洗面所でしか会わない人でも
そうなのだ。

寝る前、明日の退院に備えて
荷物を整理した。

入院記録(手術後5日目)

2016-05-01 | Weblog
朝ご飯
またおかゆだった…

もうお腹の調子はだいぶいいのに。

回診に来た先生
「なんか元気そう。早く退院できるかも。」

もんちっち
「出来れば早く退院したいです」

先生はすっごく嬉しそうに帰っていった。
なので、すぐ退院の日が決まると思っていたのに。

お昼ご飯
やっと普通のご飯が出た
しかもカレー

先生は来ない。

2時の検温
看護師さん
「先生が早く退院できるかもって
 言ってたよ」

先生は来ない。

4時ごろ
お見舞いに来た母上様と、
コーヒーを飲んだりして
長々と話す。

先生は来ない。

母上様
「もう6時になるし、
 さすがに明日退院ってことは
 ないんじゃない?
 アタシ明日はやりたことあるし。
 じゃ今日は帰るね。」

晩ご飯
モソモソと食べていたら、
先生が来た…。

先生
「明日退院でどうですか?」

もんちっち
「あのぉ、家族が明日は用事があるって。
 迎えに来られないので、
 あさってにできませんか?」

先生
「あ、そう。
 あさっての午前中退院でいい?」

もんちっち
「はい。家族に連絡します」

先生、実は午後に何度か
来てくれたらしいのだが、
もんちっちが部屋にいなかったらしい。
間が悪かったのですなぁ。

入院記録(手術後4日目)

2016-05-01 | Weblog
夜2時間おきに目が覚めて
トイレに行く。
尿管を抜いて何日も経っているのに、
トイレの感覚はまだ完全に戻らない。

長い時間横になっていると
腰が痛くなることもある。
態勢を変えようとすると、
激痛が走る。

朝起きて顔を洗って、
ご飯食べて、
歯を磨いて、
注射して、
腹押さえながら病院内を歩いて、
本を読んで、
ご飯食べて、
歯を磨いて、
腹押さえながら病院内を歩いて、
本を読んで、
シャワー浴びて、
検温して、
腹押さえながら病院内を歩いて、
本を読んで、
お見舞いに来た母上様としゃべって、
ご飯食べて、
歯磨きして、
顔洗って、
寝た。

入院記録(手術後3日目)

2016-05-01 | Weblog
病院の夜は長い

昼間 暇だからと寝たりすると
夜眠れなくなって
余計に時間が長く感じる

で、傷の痛みを抱えつつ
2時間おきにトイレに行ってみたりする…

同じ部屋のKさんも同様

「普段4時間くらいしか寝ないのに、
 9時消灯、6時起床って
 9時間も寝てられないわよ~」

で、夜中に病院内で
お買い物に行っちゃったりして、
看護師さんに見つかって
怒られてた

朝ご飯は8時。
晩ご飯は6時だから
相当お腹が空くのだけれど、
またおかゆだったのでガッカリ…

でも、食べないと回復が遅れるから
頑張って食べると
お腹が張ってものすごく痛い

9時に血栓予防の注射があって
腹の痛みと重なり
余りの辛さに涙が出た…

もう3日お風呂に入っていない。
身体は毎日拭いているけど、
頭がかゆかったので
シャワーを浴びた。
傷のせいで思うように動けなかったけど、
スッキリ、さっぱりした。

回診に来た先生に
お腹が張って辛いと訴えた。
先生
「切った卵巣の傷が
 腸の動きに引っ張られて
 痛みが出ていると思います。
 便が出ないよりはいいのですが…」

(腸が動かないよりはマシなのか…)

痛みに慣れるしかない。

あと出来ることは
痛くても歩く。
少しでも運動量を増やして
回復を早めなければ。

廊下の手すりに掴まって、
腹を手で押さえて、
ソロソロと歩いた。
お休みだった外来の方にも行ってみた。

頑張ったご褒美に
ちょっと高いコーヒーを
病室にお持ち帰りした

体力が回復していないので、
とっても身体が疲れた感じがして
晩ご飯前に寝てしまった

晩御飯はまたおかゆだった…