"男はつらいよ 幸福の青い鳥"

先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 幸福の青い鳥』を観ました。
-----story-------------
福岡県飯塚、かつて炭坑で賑わった町も閑散とし、「寅さん」が贔屓にしていた旅役者の一座が活躍していた劇場も廃れてしまっていた。
今は亡き座長に線香をあげるために、一座の花形だった「大空小百合」こと「美保(志穂美悦子)」を訪ねる。
やがて「美保」は「寅さん」を訪ねて上京するが、「寅さん」が不在で、ひょんなことから看板職人の「健吾(長渕剛)」と知り合う。
その後無事、「寅さん」と再会した「美保」は、柴又のラーメン屋・上海軒で働くようになり、「健吾」との交際も続けるが…
“幸福の青い鳥”を探して、青春をさまよう登場人物たちを「寅さん」は善導できるのか?
「志穂美悦子」が演じる「美保」は、第8作『寅次郎恋歌』以来、幾度となくエピソードを紡いできた、「坂東鶴八郎一座」の花形「大空小百合」という設定。
「美保」が東京で知り合う「ジンマ」こと「健吾」は、同郷の九州出身で、かつて“天才”と呼ばれていた芸術家志望の青年。
芸大受験を挫折し、コンプレックスの塊のようなキャラクターは、「長渕剛」の個性とあいまって、シリーズのなかでも異色の存在。
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1986年(昭和61年)に公開されたシリーズ第37作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。

「寅さん」が旅先で見る夢では、「さくら」たちが「青い鳥」を探しに山に入り、死にそうになっているところへ「寅さん」が現われ、青い鳥を捕まえ、幸福の国を見つける……。

柴又、とらやでは不景気な話題とともに、1年も音沙汰のない「寅さん」が噂にのぼっていた… その頃、「寅さん」はバイ仲間の「ポンシュウ」と山口県萩をあとにして、九州へと向かっていた、、、
飯塚の町で、「寅さん」はひいきにしていた一座の座長の訃報の家には旅館の女中をしている娘「美保」がいた… 「寅さん」の脳裏に可愛い声で歌っていた「美保」の姿が浮かぶ。

「幸福の青い鳥が欲しい」という「美保」に、「東京に出て来たら葛飾柴又帝釈天参道のとらやを訪ねな」と告げ、「寅さん」は汽車に乗った… とらやに、近々戻りますと「寅さん」から葉書が届いた頃、東京下町の食堂で、疲れた表情の「美保」が公衆電話の受話器を置きぼんやりしていた、、、

東京に出てとらやに電話したものの、「寅さん」の不在に気落ちして熱を出した「美保」を、看板屋で働いている「倉田健吾」という青年がやさしく介抱した… 元気になった「美保」は、とらやを訪ねて「寅さん」と再会し、「寅さん」の口利きでラーメン屋に就職することになった。

「寅さん」は今度は「美保」に花婿を見つけてやりたいと、とらやの面々に語る… だが、一同が思うには「美保」に惚れてるらしい、、、
「美保」は展覧会に落選してがっかりしている「健吾」を訪ねた… ヤケをおこした彼は「美保」を抱こうとするが、彼女は振りきって外に飛び出した。

「健吾」は「美保」を探しに柴又を訪れ、「寅さん」の手引きで「美保」と会う… そして、先日のことを謝り出て行った、、、
「健吾」を追う「美保」をぼんやり見送る「寅さん」… 新しい年が明け、「美保」は「健吾」と婚約、その頃、山間の温泉場で商売に励む「寅さん」の姿があった。

今回の「寅さん」は恋のキューピット役のパターンでしたね… 身寄りのない娘の幸せのため、「寅さん」が一生懸命奔走する姿が印象的な作品でした、、、
本作品で共演した「長渕剛」と「志穂美悦子」は、プライベートでも交際は始めていたらしく、その後、結婚する… というエピソードを残した作品でもありますね。
-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
脚本:山田洋次
朝間義隆
原作:山田洋次
企画:小林俊一
プロデューサー:島津清
中川滋弘
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
監督助手:五十嵐敬司
スチール:長谷川宗平
出演:
渥美清 寅次郎
倍賞千恵子 さくら
志穂美悦子 島崎美保
長渕剛 倉田健吾
下絛正巳 車竜造
三崎千恵子 つね
前田吟 諏訪博
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
吉岡秀隆 満男
美保純 あけみ
笠智衆 御前様
じん弘 金森
すまけい 嘉穂劇場の男
イッセー尾形 車掌
関敬六 ポンシュウ
不破万作 キューシュー
笹野高史 係員・近藤
有森也実 温泉場の娘
マキノ佐代子 ゆかり
桜井センリ 来々軒の親父

先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 幸福の青い鳥』を観ました。
-----story-------------
福岡県飯塚、かつて炭坑で賑わった町も閑散とし、「寅さん」が贔屓にしていた旅役者の一座が活躍していた劇場も廃れてしまっていた。
今は亡き座長に線香をあげるために、一座の花形だった「大空小百合」こと「美保(志穂美悦子)」を訪ねる。
やがて「美保」は「寅さん」を訪ねて上京するが、「寅さん」が不在で、ひょんなことから看板職人の「健吾(長渕剛)」と知り合う。
その後無事、「寅さん」と再会した「美保」は、柴又のラーメン屋・上海軒で働くようになり、「健吾」との交際も続けるが…
“幸福の青い鳥”を探して、青春をさまよう登場人物たちを「寅さん」は善導できるのか?
「志穂美悦子」が演じる「美保」は、第8作『寅次郎恋歌』以来、幾度となくエピソードを紡いできた、「坂東鶴八郎一座」の花形「大空小百合」という設定。
「美保」が東京で知り合う「ジンマ」こと「健吾」は、同郷の九州出身で、かつて“天才”と呼ばれていた芸術家志望の青年。
芸大受験を挫折し、コンプレックスの塊のようなキャラクターは、「長渕剛」の個性とあいまって、シリーズのなかでも異色の存在。
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1986年(昭和61年)に公開されたシリーズ第37作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。

「寅さん」が旅先で見る夢では、「さくら」たちが「青い鳥」を探しに山に入り、死にそうになっているところへ「寅さん」が現われ、青い鳥を捕まえ、幸福の国を見つける……。

柴又、とらやでは不景気な話題とともに、1年も音沙汰のない「寅さん」が噂にのぼっていた… その頃、「寅さん」はバイ仲間の「ポンシュウ」と山口県萩をあとにして、九州へと向かっていた、、、
飯塚の町で、「寅さん」はひいきにしていた一座の座長の訃報の家には旅館の女中をしている娘「美保」がいた… 「寅さん」の脳裏に可愛い声で歌っていた「美保」の姿が浮かぶ。

「幸福の青い鳥が欲しい」という「美保」に、「東京に出て来たら葛飾柴又帝釈天参道のとらやを訪ねな」と告げ、「寅さん」は汽車に乗った… とらやに、近々戻りますと「寅さん」から葉書が届いた頃、東京下町の食堂で、疲れた表情の「美保」が公衆電話の受話器を置きぼんやりしていた、、、

東京に出てとらやに電話したものの、「寅さん」の不在に気落ちして熱を出した「美保」を、看板屋で働いている「倉田健吾」という青年がやさしく介抱した… 元気になった「美保」は、とらやを訪ねて「寅さん」と再会し、「寅さん」の口利きでラーメン屋に就職することになった。

「寅さん」は今度は「美保」に花婿を見つけてやりたいと、とらやの面々に語る… だが、一同が思うには「美保」に惚れてるらしい、、、
「美保」は展覧会に落選してがっかりしている「健吾」を訪ねた… ヤケをおこした彼は「美保」を抱こうとするが、彼女は振りきって外に飛び出した。

「健吾」は「美保」を探しに柴又を訪れ、「寅さん」の手引きで「美保」と会う… そして、先日のことを謝り出て行った、、、
「健吾」を追う「美保」をぼんやり見送る「寅さん」… 新しい年が明け、「美保」は「健吾」と婚約、その頃、山間の温泉場で商売に励む「寅さん」の姿があった。

今回の「寅さん」は恋のキューピット役のパターンでしたね… 身寄りのない娘の幸せのため、「寅さん」が一生懸命奔走する姿が印象的な作品でした、、、
本作品で共演した「長渕剛」と「志穂美悦子」は、プライベートでも交際は始めていたらしく、その後、結婚する… というエピソードを残した作品でもありますね。
-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
脚本:山田洋次
朝間義隆
原作:山田洋次
企画:小林俊一
プロデューサー:島津清
中川滋弘
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
監督助手:五十嵐敬司
スチール:長谷川宗平
出演:
渥美清 寅次郎
倍賞千恵子 さくら
志穂美悦子 島崎美保
長渕剛 倉田健吾
下絛正巳 車竜造
三崎千恵子 つね
前田吟 諏訪博
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
吉岡秀隆 満男
美保純 あけみ
笠智衆 御前様
じん弘 金森
すまけい 嘉穂劇場の男
イッセー尾形 車掌
関敬六 ポンシュウ
不破万作 キューシュー
笹野高史 係員・近藤
有森也実 温泉場の娘
マキノ佐代子 ゆかり
桜井センリ 来々軒の親父
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