じょじょりん文庫

読書好きで雑読。ゴルフ好きでへたくそ。
気の向くままに本ネタとゴルフネタを書かせて頂いています。

FP3級試験

2012-01-23 | その他
昨日、FP3級の試験を受けてきました。
本当は昨年の5月に受けるはずだったのですが、たいして勉強ができていなかったところに風邪をひいて熱を出して欠席してしまい、その後は暑さで勉強どころではなく結局もたもたして1月になってしまいました。

昨日の模範回答で自己採点ですが、合格となりそうです。
けっこうほっとしました。年末までぎっちり仕事でくたくた。その後お正月明けに旅行に行ったりして、自分が悪いとはいえ2週間漬けで試験日を迎え、最初から憂鬱な気分でしたので。

しかも、まったく私が一番苦手な分野の試験。
保険も貯金もほとんど興味がなかったので、勉強自体が苦痛。内容も数字の暗記が多くて、中年の私にはきつい。本当に年を取ると数字の暗記ができません。自分でも自分の頭の衰えに驚いています。
だけどまあ、不動産や相続の分野は昔取った杵柄で、勉強しないでもOKなので、2週間漬けでなんとかなったのでしょう。
いつも通り、受験の鉄則は情報の集約あるのみ。過去問のエッセンスをなるべくコンパクトなテキストにまとめてしまう。その上で出来ないところだけを何回も繰り返してやる。えてして、できないところが試験には出るのですから。
だけど、今回の試験で気をつけたところは、捨ての問題を自分で決めるということでした。数字の暗記がなかなかできないので、利回り計算の計算式などは今回はとりあえず捨ててしまいました。結構勇気がいりますが、手が回らないので仕方がない。今後頑張って理解すればよい。

FP3級は数ある試験の中で一番易しいとか、受かって当たり前なんてコメントを見ると、試験前には愕然としたりしました。
たった2週間の集中勉強とはいえ、正直、行政書士や宅建より私には辛かった。まあ、自分が面白いと思う分野でないからでしょうね。だけど、仕事のためには仕方がない。我慢あるのみ。
ちょっと、世の中のお父さんの気持ちがわかったりして……

今度は、FP2級を受けることになるのでしょうけど、その前に別の資格を考えています。
いずれにしても、早く興味を持てるようになりたいモノですね。そうすれば、仕事ももっともっと面白くなるのではないか。

頑張ろう中年!!ってかんじですね。

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小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾×村上春樹

2012-01-13 | その他
小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤征爾×村上春樹
新潮社


昨年買って、だらだらと読んでいました。

病気療養中の小澤さんと、作家の村上春樹さんのインタビューというか対談を書いたモノです。
村上さんはインタビューという書き方をされていますが、そういう感じはしません。音楽好きのオタクの人と偉い指揮者の暇なときの雑談、っていうような感じです。両者とも身構えたようなところがなくて、むしろ、自然で面白いと思います。

私は村上春樹さんの小説はどういうわけか読みませんが、ノンフィクションもののアンダーグラウンドは読みました。作家としての評価はわかりませんが、ノンフィクションの企画力とその実行力は、すごいなと思います。今回のこの対話の実現でもその能力が余すところなく発揮されていると思います。

それにしても、村上さんの音楽の聴き方はすごいですね。乱聴というか、こだわりなくなんでも受け容れてしかもその聴き方が半端ではない。小澤さんがエピローグで「正気ではない」と書かれていますが、本当にそう思う。
たとえば、本の中にマーラーについての会話があるのですが、会話の内容と言うよりも、村上さんの記憶力、何年の録音でどこそこフィルの指揮者は誰それで音はどうこう、なんてすらっと出てくると、なんか「ぼくの聞いた音楽」とか「ぼくの持っているレコード」なんていうような記録を残していて、それをいつも眺めているのかなんて思います。
しかも、暇があったとかでマーラーの生地に行ったなんて聞くと、見事なオタクだと思うし(伝記などによるとマーラーの生地は、チェコとボヘミアの間くらいにあって、とてもへんぴなところ)、羨望を禁じ得ないです。私も行ってみたい。

私もマーラーは大好きなのですが、もっぱら最近はDVDかブルーレイばかり見聴きしていますので(だからワルターとか最近全然聞いていません)、ここのところのホルンはうまいなあ、とか変なところで感心したりするというような聴き方をしています。指揮者による違いも、自分が好きか嫌いかと言う感じで、何が違うとか詳しい分析はしない、というか素人としてはする意味を見いだしていない。
たぶん、村上さんのような音楽評論家顔負けの聴き方は、普通の会社員には、物理的というかむしろ精神的にあまりできないでしょうねえ。

小澤さんのコメントは、相変わらず独自の精神世界を漂流しているような軟らかい感覚を呼び起こしてくれて、面白いです。かけだしのころや、教育家としての一面も余すところなく披露されているかと思います。
クラシック好きの方はぜひ。


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二谷英明さんの訃報

2012-01-10 | その他
4日に出勤後少し休みをもらってゴルフ三昧で過ごしていた宮古島で、一昨日、二谷英明さんの訃報を聞きました。

姿をお見かけしなかったので、調子が悪いのかなとは思っていましたが、やはり悲しいですねえ。
二谷英明さんは、子供の頃の私の理想の父親像でした。
というのは……

二谷さんの娘さんの友里恵さんは、私と小学校が同じだったので、子供の頃学校の運動会で娘さんの応援に来ていた二谷さんをみかけたことがありました。
子供心に「なんと格好の良いお父様!」と感動したことを覚えています。
そのときの服装は、白いタートルネックにグレーのズボン、紺のダブルのブレザーでした。

今ではそう珍しくない服装かもしれませんが、私がこの服装の二谷さんを見たのは、(年齢がばれますが)昭和40年代の中頃ちょい後ですよ!?
まだ輸入品なんてものが数少ない時代でしたし、当時はブレザーなんて「舶来品」なんて言われるようなものでしか見かけませんでした。考えられないくらい、ものすごくダンディだったのですよね。

このときの二谷さんの姿は原風景のように目に焼き付いているせいかもしれませんが、結婚後未だに、夫はかわいそうにブレザーは紺のブレザーしか着せてもらえず、タートルネックもユニクロからカシミヤまでブレザーと一緒に着るときは白しか着せてもらえません。それ以外のツイード素材のモノなども、あまり買おうという気にならないのです。
すべて私のせいですが!へっへへ

顔や姿はもう比較になりませんが、夫を使ってどこかで疑似体験していたかったのかもしれないですね。

しかし、年を取るというのは寂しいのですね。
憧れていた二谷さんや、田宮二郎さん(若い方はご存じないですよね~。初代の白い巨塔や白い影ですよね)が亡くなられて、だんだん忘却の彼方に行ってしまう感じがして……

まあいつまでも意識を彼岸に飛ばしていても仕方がないので、こちらに戻って韓流の若い俳優さんでも見て目の保養をしましょうかね。

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新年おめでとうございます(^^)

2012-01-01 | その他
みなさまはお正月静かにお過ごしでしょうか。

私は30日まで仕事で、昨日は夫の実家に行き、昨夜遅く帰ってきました。
夫はそのまま実家に泊まっているので、一人で迎える(実は嬉しい)静かな新年です。

とはいえ、今日は親の用事で午前中八王子の先まで行って(ゴルフじゃないですよ!!)帰ってきました。
いいようにこき使われて かわいそうな私ですが、高速道路から見えた富士山が真っ白で、と~ってもきれいでした。
運転していたので写真が撮れなかったのが残念です。

昨年はあまり本も読めませんでしたが、今年は少し読めると良いのにと思います。
ぼちぼち書かせて頂きますので、今年もヨロシクお願い致します。

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