☆惑星猫☆

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ラーメン&カレー、学食の食べ歩きと独り呑みにはまっています。

カンボジアのブンティン

2012年04月17日 | 猫 猫ボランティア スポーツクラブ 食べ歩き 一人飲み
その不快なニュースを聞いたときは、家庭内がごたごたしていて書くことができなかったけども。
今、やはり書いておきたいと思う。(世論が批判に転じはじめたから便乗しているわけではなく。)

猫ひろしがカンボジアのマラソン代表に名乗りをあげたところから、キナ臭さは感じてました。
ライバルは、HGが日本に招待して、かすみがうらマラソン大会も走ったヘム・ブンティン。
有森さんが尽力しているアンコールワット・ハーフマラソンで、優勝したことがきっかけです。

アムリタは、ボランティアとして友人とともに成田空港へのお出迎え、東京観光、チェックイン、晩ご飯まで一日アテンドしたものでした。

翌年、カンボジアで再会し、カタコトの英語で、大阪国際陸上に出た、○○へ遠征した等と、かなりの成長ぶりがみられました。

そして、北京五輪。彼はカンボジアの旗手として開会式に参加し、HG関係者がその姿をTVで見て、カンドーのメールが飛び交ったものでした。

そしてマラソン。猛暑の中、彼は無事完走。日本人選手がけがやリタイヤなどで総崩れした中で、よくやった!!とまたまたメールが飛び交ったのでした。

サッカーや野球などの団体競技なら外国人が加入することで、チームの刺激になったり、その国の技術の向上もみられるのでしょうが、たった1枠しかない出場権を猫ひろしがむしり取ってしまうことは、カンボジアの陸上にとって果たして技術の向上につながるのでしょうか。

アムリタも数年カンボジアのアンコール・ワットハーフマラソンに参加し、カンボジアの子供たちや体育教師たちのスポーツ向上のためのスポーツ大会お手伝いしてきました。
そういったことの積み重ねが、プンティンを育てて行ったと自負していたのですが…。
※これらのスポーツ指導者の中には、往年のマラソン選手君原健二氏や、今をときめくなでしこJAPAN監督の佐々木則夫氏もいました。当時は大宮アルディージャの部長でしたけど。
そういった第一線で活躍した選手たちが、何年もツアーに参加し、子供たちにスポーツを教えていったのです。

そういった貢献もなしに、国籍を取ったから代表といわれましても納得がいきません。
もちろん、こうなる前は、猫ひろしの芸人らしからぬ走力や、それを維持する努力に経緯を払ってきましたけどね。

先日、ブンティンの記録が猫ひろしを上回ったことで、ますます騒動は泥沼になっていくかもしれませんが、途上国の人たちにとって、オリンピックで「誰」が活躍すれば、夢と希望につながるか、少しばかり考えてみれば答えはおのずと出ることなのです。

オリンピックは自己満足で出るものではないですよ。





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