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株の電子化で又また年金の二の舞か 『虎の子』が『紙切れ』に

2007-08-15 02:26:01 | 経済
8月3日に、「緑のオーナー制度」殆ど全て元本割れ と、国による「詐欺まがい」商法を取上げたが、今日のNHKニュース9では「株券電子化」で大量の株券が『紙切れ』と化す危険性を報道していた。

 これについては、各証券会社が、株券囲い込み政策もあって、CMに力を入れているが、まだまだ数億株がタンス株券となって、本人も相続者も知らないままに、埋もれているという。

 現在、これを電子化するにあたって某証券会社の風景が映し出されていたが、担当者各自の、それぞれの机の上に大量の株券が積まれていた。一見して一山・千株以上か?!

 これを、担当者がパソコンで入力して行く訳だが、年金問題と同じ問題が発生しそうなことは、目に見えている。
 もちろん、年金の二の舞にならないよう注意こそ喚起するだろうが、そういう注意は長続きするものではなく、膨大な入力中に疲れや眠気で、数値や名前を入れ間違えることは、想像に難くない。

 又また、少なく無い庶民の『虎の子』が企業に収奪されることになるだろう。

 そして、この問題はタンス証券のように『埋もれた株券』に特有の問題ではなく、
市場で取引される全ての株券に発生し得る問題なのである。

 なお、相続による受け継ぎの場合は、「名義変更」を電子化前にしておかないと、全くの『紙切れ』になるとのこと。

 「私は株なんかやっていないし、持っていない」という人々も、タンスの中(など貴重品などが隠し安い場所)を要チェック。
父母や祖父母や曽祖父などが隠していた株券が埋もれているかも知れない。

 今日のニュースでは、所有者(名義人)の死去などで、全く所在不明の株券が大量に残存しているとのことです。

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