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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-13

2006-09-28 23:04:33 | 旅行記
   (写真は休憩時間に調律師が調整しているところ)

 2006年8月17日、午後9時、
 ALFRED BRENDEL (アルフレド・ブレンデル)ピアノリサイタル開演。

 会場は、ザルツブルグ祝祭劇場・大劇場 (Grosses Festspielhaus)。 サイド・バルコニー席付き二層の劇場。
 オペラハウス型なので、ピアノリサイタル向けではないが、プロセニアム(舞台額縁)に壁を降し(正面反射板という)、オーケストラピットを舞台面まで上昇させて、そこを演奏面としている。

 従って、オペラや演劇で使われる通常の舞台面は、正面反射板の背後に隠れている訳である。
 本日の市内観光では2700席と言っていたが、これはオケピットを客席にした状態でのことであろう。 しかし、それでも2500席くらいはあるはずだが、それほど大きなホールには見えなかった。



 私の座席は日本からインターネットで予約したのだが、その時点では場所は不明の希少な残券だった。
 案内されて座ったところは、ステージ上(すなわちオケピット上)の上手(かみて)側面反射板前であった。
 一昨年ウィーンのムジークフェラインザール(Musik Ferein Saal)のウィーン交響楽団のコンサートの時も下手(しもて)舞台上のティンパニの後ろであった。

 ブレンデル氏はもういいお年ではあるが愛嬌のあるステージマナーで、曲の合間には客席の笑いを取っているようであった。
あいにく言葉がわからないので、意味不明ではあったが。
プログラム(3.5ユーロ)のドイツ語の解説に寄れば、彼の国際的デビューは1949年にブゾーニ国際コンクールでの優勝によるという。

 本日の演奏曲目は、
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調
シューベルト:ピアノ・ソナタ ト長調

 休憩後
モーツァルト:幻想曲 ハ短調(ケッフェル475)
モーツァルト:ロンド イ短調(ケッフェル511)
ハイドン:ピアノソナタ ハ長調

 であった。


(続く・・・)
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-13
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