JUNSKY blog 2015

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「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」

2006-09-27 23:55:34 | 憲法
物騒ぎなタイトルである。

 アメリカのネオコン派と気脈を通じる自民党・民主党・外務官僚・防衛官僚が、
国会近くのホテルで、「政策研究集会」を開催し、
「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」
を研究したと言うのである。


 これは、「大津留公彦のブログⅡ」からの情報によって知ったのであるが、重要な、そして大変危険な動きであるので引用したい。

 元ネタは、ブログ界では最高峰と言われる(2006年ブログ大賞受賞とか)「きっこのブログ」であるが、きっこさんも『フリーライターの西山澄夫さんが発行しているML、「週刊オルタ」からの引用 』と断っている。

 きっこのブログから、そのハイライト部分を引用する。
   元の記事参照

【2005年10月25日、26日、ブッシュの支持基盤であるネオコン派の政治家、知識人が集まるワシントンの政策研究所、AEI・アメリカン・エンタープライズ・インスティテュートが主催して、日本の国会議事堂裏のホテル、キャピトル東急で、「政策研究集会」が開かれた。テーマは、「日本と中国を、どのようにして戦争に突入させるか、そのプラン作り」である。
 
参加者はAEI所長クリストファー・デムス、次期総理・安倍晋三、鶴岡公ニ(外務省、総合外交政策局審議官)、山口昇(防衛庁、防衛研究所副所長、陸将補)、民主党・前党首・前原誠司、その他自民、民主の複数の議員。
テーマは「有事、戦争に、どう対処するか」では無く、
「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」
 である。

以上は裏付けが取れた正確な情報である。】

そして、西山澄夫さんは、未確認情報として、こう付け加える。

【 今後2年前後に、日本海側の都市に、「米軍の」ミサイルを着弾させ死傷者を出させ、それが北朝鮮からのものである、とマスコミ報道を行い、一気に日本国内の世論を戦争賛成、治安維持体制に持って行く、また京都、大阪付近で新幹線の爆破テロを起こし世論を戒厳令体制、戦争賛成方向に誘導する(テロは米軍と自衛隊の共同作戦で実行し、イスラム原理主義または北朝鮮のテロと報道する)。

「京都、大阪方面」と場所が特定されている点、テロ作戦の準備を知った軍内部からのリーク情報の可能性がある。が、真偽の確認のしようがないので、情報の「信用度は低い」。ただし万一、本当にテロがあった場合には、北朝鮮やイスラムのテロではなく、「戦争をするための米軍と自衛隊の画策」である事を事前に明らかにしておくため、日本を戦争賛成の方向に誘導させない「クサビを打ち込んでおく」ため、あえて信用度の不確かな情報を流します。】

☆ここからは、私のコメント☆
 イラク戦争で、それまでに造りためた武器を多くの無実の人々の命と引き換えに売りさばいた(空爆などの攻撃に使った)死の商人が、イラクからの米軍の撤退も見据えて次の戦場を探しているのである。

 これまで、米軍は「世界の警察官」を勝手に自認して(世界の大勢からは支持されていないが)、世界各地でほぼ10年ごとに戦争を起こしてきた。
 湾岸戦争終結から、ほぼ10年後にアフガニスタンをウソの情報で国内・国際世論を騙して攻撃したし、これに続いてイラク戦争に突入し5年間が過ぎた(小泉政権とほぼ重なっている)

 イラクから撤退せざるを得ない国際情勢を見据えて、次の標的(軍需産業=死の商人のビジネス市場)を探しているのである。 一つはイランであり、もう一つが東アジアである。
 彼ら死の商人にとっては、ビジネスチャンスにさえめぐり合えば、そしてビッグビジネスができれば、外国人が何百万人死のうと、そればかりか自国民がどれだけ死のうと何の気にも留めない。金さえ儲けられて自分のフトコロさへ暖まれば良いという話だ。

 そして、憲法第9条のしばりを無くせと要求しているのも、この死の商人 と
これを背景に政権を担っているブッシュ政権と
軍需産業からの政治献金で、政界を暗躍している取り巻きの議員やロビイスト達である。

 靖国参拝にこだわった小泉前首相や、安倍新首相はこれらの動きと機を一にして改憲策動に邁進しているのである。

 きっこのブログには、こんなことも書かれていた。
【また、アメリカの政治家や高級官僚の養成所としてオナジミの「ケネディ行政大学院」の院長で、アジア戦略の専門家、ジョセフ・ナイが、アメリカの議員を200人集めて製作した、
アメリカの武器ビジネスのための「戦略文書」の中には、
「日本と中国とを戦争に追い込む」っていうコンテンツが、政治力を使った長期戦略のひとつとして、明確に書かれてる。


 ようするに、世界のアチコチで戦争を繰り返したり、他国の戦争を煽ったりして、多くの武器や兵器を売りさばいて来た戦争大国アメリカとしては、「いかに武器を売るか」ってことが、国家を存続、繁栄させるための最重要課題だってワケだ。そして、「戦争」っていう需要がなけりゃ、「武器」っていう供給は必要ないんだから、アメリカは、「次はどことどこを戦争させようか」ってことを常に考えてるってワケなのだ。】

 戦争大国の利益のために死の商人の儲けのために、世界で戦争の種を撒き、戦争のきっかけをでっち上げている。
 ベトナム戦争での「トンキン湾事件」が象徴的
 そして、イラク戦争でのイラクが911の背景だと言うニセ情報を元にした全面攻撃など。

 みなさん、どう思われますか?