じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

大阪桐蔭 東海大大阪仰星 常翔学園 関大北陽

2024-01-28 17:03:54 | 高校ラグビー
※FW
大阪桐蔭:試合が進むに連れスクラム押し込む場面が目立つ。1列目などリザーブの層も分厚く今季も全国レベルで戦えるFW陣 相手のアタックは常に前で止め密集でも幾度となく相手の反則を誘った。
東海大大阪仰星:試合が進むに連れスクラム劣勢に。今季もここが同校の課題のひとつに見える。だが体格は問題なく今季も全国クラス。密集では幾度となく相手の反則を誘ってピンチを防いだ。
常翔学園:今季も全国クラスの体格を誇る。スクラムではターンオーバーするほどに相手の重量FWを圧倒。勝因のひとつになった。これまた全国クラスのFW陣
関大北陽:昨年に続き全国クラスの体格を誇る。だがスクラムは終始劣勢。組み方の問題なのか要課題に見えた。強さは感じるだけに細かい部分が上がってくれば全国でも戦えるかと思われる。


※BK
大阪桐蔭:全国レベルの圧にさらされると展開スピードが鈍る特に前半は。後半はアタックの鋭さが増してカウンターで奪ったトライが虎の子の得点となった。トップスピードで攻め上がった際にチームとしてサポートがしっかり出来ていたことがトライにつながってみえた。だが昨年同時期の鋭さにはまだ至っていないのかも知れない。
東海大大阪仰星:全国レベルの圧にさらされると展開スピードが鈍って見えた。例年の同校並みの展開力はあると思われるが全国制覇を狙うには後一歩なのかも。突破したときの周りのサポートにも課題が残った。
常翔学園:雨の影響かノックオン多発も例年通りの展開力は最低限感じられた。期待してよいであろう。
関大北陽:旧チームよりアタックの鋭さは感じられた。全国出れば昨年以上に楽しみかも


※大阪桐蔭
この日は現時点でのベストメンバーに見えたが今の段階では昨年同時期に感じた全国制覇の期待感を抱かせるには至っていないように見えた。仰星は予想通りタフな相手ではあったが、こういう相手をむこうにまわしてもFW.BK 特にBK陣の展開スピード等動きが落ちないことが、6年ぶりの優勝を目指すにおいて必要不可欠かと思われます。そのためにはFWの力も必要不可欠 


※東海大大阪仰星
大阪桐蔭相手に0-7の惜敗だったが内容的にはスコアよりかは差があるのかも知れません。この日のようなタフな相手に同校がアタックで前にいけるようになれば、全国制覇の期待も膨らんでくるかと思われます。こうした相手に終始タフにあたり続けて失点を防ぎきった姿は光りました。


※常翔学園
昨年は全国へ届かずだったが力は例年並みにあった。今季も全国クラスの力はあると見る。ひょっとしたら全国制覇を狙えるレベルかも知れない。この日は雨でボールが扱いにくい中でも展開からのアタックに固執して見えた。状況に応じたゲームメイクが今後の課題のひとつなのかもしれません コンディションに関わりなく、もう少しFWで勝負してもよいかも


※関大北陽
常翔に完敗でしたが昨年同時期よりアタックの鋭さを感じた分、全国での期待値は昨年より高いかもしれない。FWも流れの中でのFW戦では決して見劣りしないだけに、スクラムでも全国レベルの相手に勝負出来るようになれば、冬の全国で初勝利をあげるだけでなく勝ち進む事も十分可能。モール等の際の体のもっていきかた等細かい部分の精度も上がってくれば鬼に金棒になる可能性も秘める。

大阪桐蔭 追手門学院

2024-01-28 13:32:58 | 高校サッカー
※守備
大阪桐蔭:後半先制ゴールを献上した場面も含めサイドからの突破を許しすぎました。相手の両サイドハーフが強かったというのもあります。特に前半、相手の縦パスに切り裂かれる場面が目立つ。前線や中盤でもう少し抑えを効かす必要があったかと思われます。1失点で抑えることが出来た要因は、相手がキーパーからつなぎにかかったときは、2列目までで止める事が出来ていたからかも知れません。これにより手数は喰らいましたが殆どを単発で終わらせる事は出来ていたかと思われます
追手門学院:相手が試みた縦からの突破は特に前半は完璧と言ってもいいほどに封じる事が出来ていたかと思われ、1失点に抑えることが出来た要因かと思われます。後半同点ゴールを許した場面など相手が攻撃のレアカードを出す等変化をつけてきたときの対応が課題に見え、追いつかれて以降も最後までこの選手の動きを封じる事が出来てませんでした。



※攻撃
大阪桐蔭:キーパーのキックは全てパントキック。ファインセーブもあったこのガッチリしたGKは強そうに見えましたので、今後つなぎも試みればいいと思います。つなぐ攻撃が全くなく見えたことが1点に終わった要因かと思われます。前半はチームとしての攻撃が全くと言っていいほど感じられませんでしたが後半小柄でテクニックありきのすばしっこさを感じた背番号19の選手が入ってから前線で攻撃を継続する場面が目立つようになり、それが同点ゴールにつながって見えました。
追手門学院:9,11の両サイドハーフのサイドを切り裂くドリブルに最後までルーズボールに喰らいつく姿勢は迫力がありました。1対1の強さがセットプレーからの先制ゴールにつながりました。縦の迫力だけでなくキーパーからのつなぎでボール支配率を高めることが出来れば、もっと得点力が上がるかと思われます。



※大阪桐蔭
昨年選手権予選同様PK負けでしたが外した選手も含めてコースにしっかり強く蹴れてました。後手に回った後に蹴った3、4人目の選手はよく落ち着いて決めたと思います。この日光ったのはとにもかくにも後半途中から入った背番号19の選手。アップの動きからして他の控え選手とは動きのキレが違う。いよいよピッチへの場面になってもどことなく表情や振る舞いに良い意味でのふてぶてしさを感じる。この選手がボールに絡めば必ずと言っていいほど攻撃が次につながる。後ろを向いてボールをもらった際のターンの動きなどにも見るべきものが。相手を最後まで惑わす事が出来てました。結果はPK負けでしたが内容的には特に前半は完敗。特定個人ありきの攻撃ではなくキーパーからしっかりつなぐチームとしての攻撃 一方で攻守にチームとしてのそれプラス個々の瞬時の判断力を増していくこと等が今後の課題かと思われます。


※追手門学院
運動量で勝った事が競り合いやルーズボールの奪い合いを制することにつながり後半は押し込まれたものの全体的には内容勝ち。今季も少なくともここ数年並みの力はあると感じました。