じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

第106回夏の全国高校野球選手権大会優勝候補

2024-07-31 17:11:34 | 高校野球

本命:投手力充実報徳学園 大阪桐蔭 高い得点力東海大相模 投打に力強い北陸
2年連続センバツ準Vの報徳学園(兵庫)の堅守は夏も健在 今朝丸投手間木投手の2枚看板も屈指だが兵庫県予選では間木投手が捕まるケースも目立った この投手の復調と打線の援護が43年ぶりの夏の全国制覇への鍵と思われる 大阪桐蔭(大阪)の投手層の分厚さは報徳をも凌ぐものがある 平嶋投手に2年生の森投手中野投手等を擁する陣容は大会を乗り切るという点では全く問題ないと言っていいであろう ここも打線の援護が鍵となりそうだ これら近畿の2校に対して関東の雄東海大相模(神奈川)はチームとしての得点能力の高さで9年ぶりの全国制覇を狙う 投手陣も左腕藤田投手を中心にレベルが高い 相手に泥臭くこられた時に踏ん張れるかが鍵となりそうだ 北陸(福井)の井黒投手竹田投手の両右腕に打線も力強い 全国の強豪に臆せず戦えば優勝争いに絡む事も決して不可能ではないと思われる

対抗:投打に軸あり神村学園 打力と本格派右腕青森山田 スラッガー擁する花咲徳栄 勢いに乗れるか智辯和歌山 
注目のスラッガー正林選手を擁する神村学園(鹿児島)は左腕今村投手が春よりも一本立ち 投打に他の選手のサポートが鍵となりそう 青森山田(青森)は打線のチームだが本格派右腕関投手も決め手になるだけのポテンシャルを誇る 投手起用がはまれば面白い 右の大型内野手石塚選手を擁する花咲徳栄(埼玉)はチームとしての打線の破壊力も大会屈指 本格派右腕上原投手を他の投手がいかにサポートするかが勝ち進む上での鍵となりそう スタメンに下級生が多く並ぶ智辯和歌山(和歌山)は脆さも垣間見えるがそれが勢いに変わって勝ち進む可能性も秘める ここも投手起用がはまればかと思われる

ダークホース:打線の破壊力で健大高崎 日本航空  巧みさと強さの明徳義塾 本格派右腕擁する聖カタリナ 
春夏連覇を目指す健大高崎(群馬)は本来なら本命視されるべきだが左腕佐藤投手の負傷離脱は痛い だが打線の破壊力が春より増しており優勝戦線には絡んできそうだ 日本航空(山梨)は派手さはないがチーム力は高い 高木投手を無理なく使えれば争いに絡む可能性も出てくる 明徳義塾(高知)は例年の巧みさに加え今期は力強さも兼ね備える 2年生左腕池崎投手の負担をいかに軽減するかが鍵になりそう 本格派右腕有馬投手を擁する聖カタリナ(愛媛)は決勝でレベルの高い投手を攻略するなど得点力も高い 投手起用次第では上位戦線に顔を出してきそうだ


展望 東海大大阪仰星ー大阪桐蔭

2024-07-27 23:10:28 | 高校野球
投打に勝る大阪桐蔭が優位 東海大大阪仰星は攻守で対抗したい 準決勝ではチームバッティングが出来ていた 決勝では得点圏にランナー進めた後は決めるバッティングも意識したい 守ってはアウトの取り損ねが準決勝ではなかった 大阪桐蔭もつなぎを意識したバッティングなだけに野手間をしっかり締める守りが出来れば喰らいつくことも出来る 大阪桐蔭の先発投手は左腕山口投手か下級生の森投手が予想される 締めはエース平嶋投手か 間に南投手や川上投手を挟むかは流れ次第 ここまで控えが続くラマル選手のスタメン起用が仰星相手には攻撃において有効かもしれない 

展望 大阪桐蔭ー履正社

2024-07-26 13:59:45 | 高校野球

大阪桐蔭打線が履正社エース右腕高木投手を攻略できるかが焦点となりそう 大阪桐蔭はここまで一番少ない得点でも7点と高い得点力を見せているが打線の状態そのものは決して良いとは言えないのが現状と思われる 足を絡めて履正社のディフェンス全体を乱れさせることが出来るかがポイントになりそうだ 直近3試合続けてベンチスタートのラマル選手は準決勝でも同様と考えるのが妥当か 追いかける展開になればファーストかサードはたまた外野での途中起用となりそう 高木投手をマウンドから引きずり下ろすことが出来れば投手陣の厚みで勝る分優位になりそうだ 対する履正社打線は好調 各打者しっかり振れている 大阪桐蔭の投手陣も屈指の陣容だがここまでの戦いでは不安定な側面も見せている 4,5点は捕られる想定はしておいた方がいいであろう 大阪桐蔭の先発はエース平嶋投手が予想されるが履正社打線が強いて言えばスライダーへの対応が出来切れていない側面をここまで見せていることを考えると2年生右腕の中野投手を抜擢するのも面白いかもしれない この投手の切れの鋭いスライダーを右打者が捉えたように見えてその実わずかにタイミングがずれている分鋭いライナー性の打球が外野手のグラブの前で失速という打球が多発する可能性も考えられる 誰を先発マウンドに送るにせよ継投ありきでゲームプランを立てたほうが良いであろう 大阪桐蔭が勝つなら7-5もしくはそれ以上の大量点を奪っている展開 履正社が勝つなら5-2 5-3はたまたそれより少ない失点といったあたりかと思われる

仮に準決勝を突破したとしてももう一つの準決勝で対戦する東海大大阪仰星に大商大高はいずれも投手力が高そう 加えて仰星は打線も振れてきている跡が戦いぶりから見て取られるため決勝戦も簡単にはいかないかと思われる 大阪桐蔭ー履正社が事実上の決勝戦とは言えない


第106回夏の高校野球大阪大会4回戦以降展望

2024-07-19 19:55:47 | 高校野球
※組み合わせは各自参照


※大阪桐蔭 履正社が入った右側のゾーンに偏った組み合わせとなった 大阪桐蔭は豊富な投手陣がストロングポイントだが下級生の二人に無理はさせないか 一方でエースの平嶋投手を3年前の松浦投手のような使い方をさせるのもチームとしては適切ではなさそう となると南投手の出来が鍵を握りそう 4回戦とれば5回戦は大体大浪商大商大堺の勝者 ここまでの戦いぶりを見る限りでは浪商がやや優位か 準々決勝の相手は太成学院と関大北陽の勝者か 太成学院は立石選手 関大北陽は田川選手と互いに強打者を擁する 太成学院は今大会のダークホース的存在だが厳しいクジを引いた 秋は大阪桐蔭を手こずらせたが攻撃型のチームなだけにジャイキリには適さない 大阪桐蔭履正社と出会わない事が甲子園への条件か 履正社は大阪桐蔭のゾーンの勝ち上がりと準決勝であたるクジを引いた 今年も全国クラスの力を誇るがエース高木投手に次ぐ投手陣が未知数 皆潜在的な強さはあるがまだまだ粗削り ひとつ前の準々決勝は出来れば高木投手は温存したいところだがここでくる可能性があるのが近大付属 今季も投手力主体のチームカラーはジャイキリに適している 好打者北本選手を中心とした打線次第では優勝戦線に絡む可能性もある さらに言えば履正社は5回戦で金光大阪とあたる可能性も 秋タイブレークまで食い下がられた相手だけに予断を許さない 上宮太子 大阪産業大付もこのゾーンに入った 履正社としては高木投手を温存するタイミングが難しそう 2年連続夏の甲子園への道は巡り合わせに恵まれるか否かなのかもしれない

※伏兵が甲子園に出るにはジャイキリではなく漁夫の利 これに沿ってものを言えば大阪桐蔭履正社と反対側のゾーンに入った左側の学校は絶好のクジを引いたと言ってよい だが両校との地力の差を考えると決勝の相手が大阪桐蔭履正社以外の学校になることが甲子園への道の条件か 興国は秋3位春は準Vだが決め手があるわけではないだけに東大阪大柏原 春4位の大阪商大高 さらには阪南大高を破った高石大塚等公立校にも勝ち上がるチャンスがあるかと言える これらの学校の勝ち上がりと準決勝であたるゾーンも似たような構成 2年生の好打者水島選手がいる関西創価打線はピストルだがつながりはいい 4回戦は浪速上宮の勝者と対戦 東海大大阪仰星は中村選手や東村選手など強い選手が揃っている打線が活性化すれば優勝戦線に絡む可能性もある このゾーンも桜宮香里丘等公立校にも勝ち上がるチャンスがあるかと思われる

四條畷 桜和 履正社

2024-07-15 13:32:18 | 高校野球
※投手
四條畷:旧チームからの主戦格右腕島投手5回1失点完投 オーバーハンドからのストレートはなかなか力強かったです 
桜和:4回11失点でしたが藤井投手八田捕手のバッテリー見るべきものがありました 1-3の2回2死23塁の場面 初球相手の主砲にネット裏に高く打ち上げられたのを見てか以降外中心の配球で自分のスイングをさせずに追い込み外に逃げるスライダーを選択した下りは間違ってなかったと思いますし投手も要求通りに投げ込む事が出来てましたが追い込まれておっつけにバッティング変えてきた相手主砲開高選手が一枚上手でした 縦の変化球があればストライクゾーン内で低めボール球に落ちるので振らせるとかも出来たかと思われます ここを凌げてれば勝ち負けする展開もあったかもしれません
履正社:先発した右腕藤原投手10は本格派のパワーピッチャー3回無失点 以降をいずれもオーバーハンド右腕の古川投手今井投手の2年生のオーバーハンド右腕コンビで完投リレーいずれも力はありました


※打力
四條畷:野手も旧チームからのメンバーがほとんど残る 打順に関係なくコツコツつなぐ打線
桜和:主砲八田選手力強かったです
履正社:やっぱり今年も力あります


※四條畷
この日は守備で崩れる場面なし 抜け目ない走塁も光る 次は履正社 何故かよくあたります バックの堅実な守備を引き出すべくバッテリーがいかに相手に強い打球を打たせないか 力勝負にうってでる事が予想される相手バッテリーを向こうに回してもこの日のようにコツコツつなぐ事が出来れば喰らいつくことも可能かと思われます


※桜和
感心したのが外野守備 両翼が各一回落球しましたがいずれも左中間右中間ど真ん中に飛んでいったにも関わらず落下点に入っていた事に感心しました 練習環境いかんによっては公立高校はフライを捕る練習は不足しがちです 今日の外野は皆下級生 カレらに環境を与えてあげればちょっとやそっとじゃ抜けたり落ちたりさせない強い外野陣を形成する事も可能に見えました 4回は二死からそうした落球で二塁打に化けてしまいさらに失点を重ねるピンチに陥りましたがそういうプレーにバッテリーが意気に感じたかはいざ知らずも後続を打ち取り5回コールド免れるか否かの勝負に持ち込んだ4回の0 これは選手のみならず同校の野球部そのものの今後に向けても財産になったかと思われます


※履正社
守備は途中やや集中欠いて見えたのもありました 走塁は相手の外野の送球がしっかりしてたのと狭い球場だったことで自重する場面が目立つ これらの事で守備走塁の良し悪しは計れません おそらく例年通りだと思います この日はエース右腕高木投手は投げず 試合前遠投からして他の投手とはものが違いました この日は他の投手の中で長いイニング任せれそうなのは誰かを見極めようとしてる風にも見える 昨年の福田投手は後ろに増田投手がいたから飛ばしていけましたが高木投手にも同条件で投げさせてあげられるか否かの鍵は他の投手が握っており この日登板した投手の今後の出来が2年連続夏の甲子園出場への命運を左右するのではと改めて感じました