気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'11,9, 復興増税 煙草よりもアルコールを !!

2011年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

  被災地復興の為に巨額の費用が掛かるのは、誰も否定するところのものではありまん。       今更云うまでも無く、問題はその出どころなのです。 1案と2案に共通しているのは、所得税と法人税。 1案では3年と5年、2案ではそれを緩和してその分を煙草税を中心とし  た前記2税以外を含めたものになっている。 「ちょっと待ってよ、どうしてそうなるの」 と、言いたい。 ことん無駄を削るをマニフェストとして政権の座に就いたのは、あなた達民主党でしょう? 増税をする前にまだまだやるべき事は有る筈ですよ。 だいたい鳴り物入りで始めた事業仕訳だって中途半端に終わり、目標値には遥かに至らず、一度は消えた筈の事業も看板の掛け替えで存続していたり、 または知らない間に厚顔無恥にも自然復活している始末。 こんな時こそ初心に帰りマニフェスト通り厳しい目を持って事業仕訳をするべきではないのでしょうか? そこで生まれるお金を復興財源の一部にだって出来る筈です。 それが出来ない理由は民主党の支援団体としての〇△団体やら経済●×会などの力が働いているからなのでしょう。 そして利権保持を堅持する官僚の牙城を崩せない力の無さが、安易な政策を引き出していると思われます。 それらを断ち切れずして、どうして無駄を省けるというのでしょうか。 国民が、多くの被災者が困窮しているというこの状況下で、支援団体や官僚の顔を窺ってばかりいたのではいつ迄経っても事態は変りませんよ。

  それにこの復興増税設定の仕方もおかしいですよ。 所得税法人税期限付きの増税であるのに対し、煙草税は3年から5年で1本2円に引き上げるというもの。 つまりそのままいけば5年後には、煙草だけが値上がりしたままという事になるのです。 この日本語の解釈は誰が考えてもそういう事になります。つまり復興増税を期に、煙草税に的を絞った値上げ政策なのです。 こんなふざけた政策は絶対に許されるものでは有りません。 本当に税収を上げたいのなら煙草ではなくアルコールにするべきです。 煙草に比べアルコールの方が絶対的に収益を上げているのですから。 アルコール税を上げた方がどれだけ多く復興税に回せる事か。   

  こう言ってくると、「健康の問題」 という事を取沙汰してくる者がいます。確かに健康優良品とは言えない面も有ります。が、しかしですよ、ならばアルコールはどうなのだ…と言いたいです。肝硬変・肝臓がん・心臓病、そして様々な合併症を引き起こす糖尿病、見方を変えればアルコールの方が親分格です。 この辺りに関しては以前、9月6日付けで書いた記事《老婆の愚行 !! 煙草700円、世間知らずの厚生相≫を見て頂けたらと思います。 

  意思統一のままならない状態の民主党内で、無理やりこの様な法案(第2案)が通ってしまうようなら、国民の反駁を買うのは間違いの無い事でしょう。 もともと民主党というのは、改造もされていない古い雑居ビルに有象無象の輩が住み着いている様なもの・・というイメージが定着してしまっている。 本当の意味での政権与党になりたいのなら、マニフェスト詐欺を素直に認め改めて国民の信を求めるべきでしょう


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