人生とは、長い長い暇つぶしである。
毎日を気楽に過ごし、トラブルが無ければそれでいい。
・・・・・・そう考えている男がいた。
38才のサラリーマン、junである。
事実、この男は気楽な独身生活を満喫していた。
仕事は忙しいものの、自宅に戻れば、誰に気を使うわけでもなく自由な時間を過ごす。
休日には、仲間と趣味のボウリングに興じたり、ふらりとバイクで出かけたりと、
ささやかではあるが、充実した日々を過ごしていた。
・・・・・・そう、あの時までは。
事の始まりは、一本の電話であった。
確かにjunは能天気な男だが、いつもと違う上司の様子を見逃すほど、間が抜けてもいなかった。
本社の総務部長から、直々に話があるという。
待ち合わせ場所は、小さな居酒屋。
時計の針が7時を過ぎる頃、すでに仕事帰りのサラリーマンで賑わっていた。
とりあえずビールを頼み、慣れた様子でメニューに目を通す部長の前で、junは、やはり緊張の色を隠せないでいた。
このような場所を選んだのは、部長なりの気遣いであろうが、それゆえ・・・・・・
冷たいビールで喉を潤し、焼き鳥に舌鼓を打つ。
なるほど、どこにでもあるサラリーマンの光景だ。などと、junは自嘲気味に考えていた。
そんなjunの様子を、見定めていたのであろう。
最初は野球の話だった。巨人ファンである部長は、えらくご機嫌だ。
そして部長は、ゆっくりとタバコに火をつけて・・・・・・話は、ついに本題へと入った。
(つづく)
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
あらためまして、junのスポーツ日記へようこそ。
10月18日、土曜日。
いよいよ秋本番、これからが行楽シーズンといった所ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ツーリングが趣味である私は、バイクで温泉に出かけるなど、オヤジっぷりをいかんなく発揮。
・・・・・・でもね、自分で言うのもアレですが、歳のわりには若いつもりなんですよ。
この前、服を買いに行った時も、ジーンズショップのポスターの前で、なるほど今のトレンドはこうなのね!
などと若者文化を研究していましたが、そんな時に知り合いのおばちゃんにバッタリ遭遇しちゃって。
そ、そりゃあ私は、シバトラの小池徹平君とは勝負になりませんよ?
でも、そんな笑わなくてもいいじゃないのよ!
・・・・・・ええ?ヨタ話はどーでもいいから、さっきの続きを書け、ですか?
まあ、そんな期待されても困るんですが。 ←してねーっつーの
(つづき)
junが勤めているのは、地方の中堅企業の、そのまた小さな子会社である。
幸いにも、今日の景気の減退にもさほど影響されず、業績はまずまず安定している。
そこでの営業課長補佐という任は、いわば現場を仕切る番頭役。
どこの職場でも同じではあるが、それなりに専門の知識や技術も要求される。
入社から15年が過ぎ、junはこの職場になくてはならない存在、ではある。
向上心が無いわけではないが、出世や野心に縁遠いjunは、今までもこれからも、住み慣れた此処で・・・・・・
当然のように、そう考えていた。
だがしかし、現実は厳しい。
年齢的にも、自分の仕事だけやっていればいい、という訳にもいかない。
分かってはいるつもりだったが、備えを怠っていたのでは、それは甘えと言われてもしょうがない。
「実は、新しくプロジェクトを立ち上げる事になってな。それをお前に・・・・・・」
酔いが回る前に、と前置きした上で、おもむろに部長は話し始めた。
すぐには結果を求めないとも言われたが、責任は重大である。
仕事の話は、1時間程続いた。
その後ずっと野球の話だったのは、部長の気遣い半分、趣味半分といった所か。
レアルマドリードのファンであるjunには、どうでもいい事であったが。
帰りのタクシーを拾う間、junは今日の出来事を思い返していた。
部長の話を鵜呑みにするほど、正直者でもお人よしでもない。
ひとつの疑問は、なぜ本社総務部ではなく、わざわざ子会社から私を登用したのか?である。
良い意味で解釈すれば、それだけ期待されているのであり、出世コースに乗ったともいえる。
「このまま子会社で埋もれるつもりか?」との部長の言葉も、分からないではない。
だがしかし、管理職へのテストと考えれば、そちらの意味合いが強いか。
ひとしきり酔った後、部長がぼそりと「失敗したら次はないぞ」と言ったのが、グサリと突き刺さっている。
いや実際、今回の件は、(成功したら部長の手柄)で(失敗したら私のせい)なのだ。
権謀術数に長けた部長のこと、それくらいは考えているだろう。
あれこれ悩んでもしょうがない。この件を成功させるべく、努力するしかないか。
まずは企画書の提出だが、頭が痛いな・・・・・・
(つづく)
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
さて、私の日記では初めてと言っていい程、仕事についてマジ書きしちゃいましたが、いかがだったでしょうか。
このくらいでプレッシャーを感じているようでは、まだまだ甘ちゃんだな!なんて方もいらっしゃるでしょう。
普段この日記を読んでくれている方は、私をスチャラカ能天気な男だと思っていますよね。
まあソレは間違いではないんですが、一応やることはヤってるんですよ。
それでは、今日はこの辺でサヨウナラ。
ああ、それから・・・・・・
実は、もうちょっと続きがあるんですが、早く読みたいですか?
いやだなーもう、そんなに焦っちゃ嫌われますよ!ウフフフ ←氏ね
(つづき)
さて、いつもの職場に戻ったjunであるが、当然のごとく仕事は増えている。
企画書の作成、資料の提出、本社との連絡・・・・・・帰りが深夜に及ぶ事もしばしば。
その上、休日出勤もアタリマエとあっては、ストレスが溜まりに溜まる。
こんな時は・・・・・そうだ、ふらりとバイクで出かけよう。忙しい身ではあるが、有給も活用しなくては。
junは地方都市に住むんでいるので、数時間も走れば、そこはもう大自然。
(バイクといっても、小型スクーターですが)
清流のせせらぎに耳を傾ける、至福のひととき。
気の向くままに、のどかな田舎道をひた走る。
このまま帰るのはもったいない。たまには、泊りがけとシャレこむのもいいだろう。
いざ、ネットで調べた格安のビジネスホテルへ!
大浴場にゆったりとつかり、いよいよメインイベントは、このホテル自慢の娯楽室。
何を隠そう、たんまりとマンガが置いてあるのだ!
は○めの一歩、jojoの○妙な冒険、ベル○ルク・・・・・・どれも読み応えがあるが、
疲れた頭には、やっぱりグラップラー○牙でしょう!
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
あれ?刃○の42巻がないよ?一番イイトコなのに、なんで置いてないのよーっ!!!
ああああ、ストレスが~ッッ!!! (イメージしよう、実体化するまで)
毎日を気楽に過ごし、トラブルが無ければそれでいい。
・・・・・・そう考えている男がいた。
38才のサラリーマン、junである。
事実、この男は気楽な独身生活を満喫していた。
仕事は忙しいものの、自宅に戻れば、誰に気を使うわけでもなく自由な時間を過ごす。
休日には、仲間と趣味のボウリングに興じたり、ふらりとバイクで出かけたりと、
ささやかではあるが、充実した日々を過ごしていた。
・・・・・・そう、あの時までは。
事の始まりは、一本の電話であった。
確かにjunは能天気な男だが、いつもと違う上司の様子を見逃すほど、間が抜けてもいなかった。
本社の総務部長から、直々に話があるという。
待ち合わせ場所は、小さな居酒屋。
時計の針が7時を過ぎる頃、すでに仕事帰りのサラリーマンで賑わっていた。
とりあえずビールを頼み、慣れた様子でメニューに目を通す部長の前で、junは、やはり緊張の色を隠せないでいた。
このような場所を選んだのは、部長なりの気遣いであろうが、それゆえ・・・・・・
冷たいビールで喉を潤し、焼き鳥に舌鼓を打つ。
なるほど、どこにでもあるサラリーマンの光景だ。などと、junは自嘲気味に考えていた。
そんなjunの様子を、見定めていたのであろう。
最初は野球の話だった。巨人ファンである部長は、えらくご機嫌だ。
そして部長は、ゆっくりとタバコに火をつけて・・・・・・話は、ついに本題へと入った。
(つづく)
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
あらためまして、junのスポーツ日記へようこそ。
10月18日、土曜日。
いよいよ秋本番、これからが行楽シーズンといった所ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ツーリングが趣味である私は、バイクで温泉に出かけるなど、オヤジっぷりをいかんなく発揮。
・・・・・・でもね、自分で言うのもアレですが、歳のわりには若いつもりなんですよ。
この前、服を買いに行った時も、ジーンズショップのポスターの前で、なるほど今のトレンドはこうなのね!
などと若者文化を研究していましたが、そんな時に知り合いのおばちゃんにバッタリ遭遇しちゃって。
そ、そりゃあ私は、シバトラの小池徹平君とは勝負になりませんよ?
でも、そんな笑わなくてもいいじゃないのよ!
・・・・・・ええ?ヨタ話はどーでもいいから、さっきの続きを書け、ですか?
まあ、そんな期待されても困るんですが。 ←してねーっつーの
(つづき)
junが勤めているのは、地方の中堅企業の、そのまた小さな子会社である。
幸いにも、今日の景気の減退にもさほど影響されず、業績はまずまず安定している。
そこでの営業課長補佐という任は、いわば現場を仕切る番頭役。
どこの職場でも同じではあるが、それなりに専門の知識や技術も要求される。
入社から15年が過ぎ、junはこの職場になくてはならない存在、ではある。
向上心が無いわけではないが、出世や野心に縁遠いjunは、今までもこれからも、住み慣れた此処で・・・・・・
当然のように、そう考えていた。
だがしかし、現実は厳しい。
年齢的にも、自分の仕事だけやっていればいい、という訳にもいかない。
分かってはいるつもりだったが、備えを怠っていたのでは、それは甘えと言われてもしょうがない。
「実は、新しくプロジェクトを立ち上げる事になってな。それをお前に・・・・・・」
酔いが回る前に、と前置きした上で、おもむろに部長は話し始めた。
すぐには結果を求めないとも言われたが、責任は重大である。
仕事の話は、1時間程続いた。
その後ずっと野球の話だったのは、部長の気遣い半分、趣味半分といった所か。
レアルマドリードのファンであるjunには、どうでもいい事であったが。
帰りのタクシーを拾う間、junは今日の出来事を思い返していた。
部長の話を鵜呑みにするほど、正直者でもお人よしでもない。
ひとつの疑問は、なぜ本社総務部ではなく、わざわざ子会社から私を登用したのか?である。
良い意味で解釈すれば、それだけ期待されているのであり、出世コースに乗ったともいえる。
「このまま子会社で埋もれるつもりか?」との部長の言葉も、分からないではない。
だがしかし、管理職へのテストと考えれば、そちらの意味合いが強いか。
ひとしきり酔った後、部長がぼそりと「失敗したら次はないぞ」と言ったのが、グサリと突き刺さっている。
いや実際、今回の件は、(成功したら部長の手柄)で(失敗したら私のせい)なのだ。
権謀術数に長けた部長のこと、それくらいは考えているだろう。
あれこれ悩んでもしょうがない。この件を成功させるべく、努力するしかないか。
まずは企画書の提出だが、頭が痛いな・・・・・・
(つづく)
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
さて、私の日記では初めてと言っていい程、仕事についてマジ書きしちゃいましたが、いかがだったでしょうか。
このくらいでプレッシャーを感じているようでは、まだまだ甘ちゃんだな!なんて方もいらっしゃるでしょう。
普段この日記を読んでくれている方は、私をスチャラカ能天気な男だと思っていますよね。
まあソレは間違いではないんですが、一応やることはヤってるんですよ。
それでは、今日はこの辺でサヨウナラ。
ああ、それから・・・・・・
実は、もうちょっと続きがあるんですが、早く読みたいですか?
いやだなーもう、そんなに焦っちゃ嫌われますよ!ウフフフ ←氏ね
(つづき)
さて、いつもの職場に戻ったjunであるが、当然のごとく仕事は増えている。
企画書の作成、資料の提出、本社との連絡・・・・・・帰りが深夜に及ぶ事もしばしば。
その上、休日出勤もアタリマエとあっては、ストレスが溜まりに溜まる。
こんな時は・・・・・そうだ、ふらりとバイクで出かけよう。忙しい身ではあるが、有給も活用しなくては。
junは地方都市に住むんでいるので、数時間も走れば、そこはもう大自然。
(バイクといっても、小型スクーターですが)
清流のせせらぎに耳を傾ける、至福のひととき。
気の向くままに、のどかな田舎道をひた走る。
このまま帰るのはもったいない。たまには、泊りがけとシャレこむのもいいだろう。
いざ、ネットで調べた格安のビジネスホテルへ!
大浴場にゆったりとつかり、いよいよメインイベントは、このホテル自慢の娯楽室。
何を隠そう、たんまりとマンガが置いてあるのだ!
は○めの一歩、jojoの○妙な冒険、ベル○ルク・・・・・・どれも読み応えがあるが、
疲れた頭には、やっぱりグラップラー○牙でしょう!
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
あれ?刃○の42巻がないよ?一番イイトコなのに、なんで置いてないのよーっ!!!
ああああ、ストレスが~ッッ!!! (イメージしよう、実体化するまで)
しばらく更新がなかったので、気を抜いてました。
仕事が忙しかったのが伺えますね。
新プロもjunさんの双肩にかかってるかと思うと、笑っちゃいました。 ←ウソウソ
私も最近は、上司のご機嫌が悪いようなので、「さわらぬ神にたたりなし」の格言?コトワザ?のように近寄らないようにしています。
機嫌を損ねる原因に身に覚えがないので、まぁやりにくい事。(余計な仕事が来ないのでラッキー)
他の人が「やっちゃったんでしょ!」と思い、脳天気に仕事してます。
ツーリングいいですね。しかも、天気も山も川もバッチリ。しかも泊りがけ ←うらやましい
コマジェもいい感じですね。
あー、私も今度の休みはツーリングに行こ。
うむ、上司の顔色を伺うのは、みんな同じなんですねー。
とゆーコトは、ウチの若手社員達も、私を観察してるのかも。
みんなー、私はいつでも上機嫌ですよー。眉間にシワなんか寄せてませんよー。
いやだから、怒ってないと言っとろーが!! ←コレがイカン
・・・・・・ツーリングでウサ晴らししてきます。