きままなスポーツ日記

何事も広く浅く・・・
趣味のボウリングや、サッカー・野球などなど。

使えないサッカー講座(その2)

2007年07月17日 | サッカー
junのスポーツ日記へようこそ。

7月16日、月曜日の深夜。
録画してあった日本vsベトナム戦を見終わった。
我が日本代表は、無事にアジアカップの予選を通過した。

ここで、これまでの試合を通じて感じた事、そしてこれからの代表について、
私なりに考えをまとめてみたいと思う。


チームの熟成がいかに必要か

まず、オシムが監督になってからの事を考えてみると、
当初は「考えて走るサッカー」がひとつのテーマとなっていた。

このテーマについては、個人的に以下のように考えていた。

世界レベルで戦うには、まず走り負けていたのでは話にならない。
その上で、ダイレクトパスや創造溢れるプレーが必要であろう、と。

無論、「考える」とは、チームのバランスや、対戦相手への適応、
刻々と変わる試合状況への対処、あるいは狡猾さなども含まれる。

オシムジャパンにおいて、アジアカップ以前の試合では、
前述のテーマが実践できているとは言いがたい内容であった。

その理由は、選手がオシムの考えを理解する時間(試合)が足りなかった事、
そして真剣勝負の場が少なかった事であろう。

その意味でも、今回のアジアカップは貴重な経験となる。
結果はもちろん、チームとしてどのような方向性を示すのか。
アジアを勝ち抜く手ごたえを感じられるのか。大いに注目である。


予選の3試合を終えての率直な感想は、「悪くはないが、これからが大事」。
とりあえず、現時点では及第点、と言っていい。
※後述するが、初戦は論外。

では、先程の「考えて走るサッカー」についてはどうか?
おそらく、多くの方が少し違う方向に魅力を感じているのではなかろうか。

そう、メディアでも連呼されているので耳タコになったが、
「ボールを動かす」という事である。

もちろんこれは、オシムの当初からの考えではあったのだろう。
しかし、高温多湿の状況下で、(必要に迫られての選択)でもある。

元より、日本の一番得意なスタイルは、パスサッカーである。
劣悪な環境に対処するための戦術が、日本の良さを引き出している・・・・
そう思えてならない。

今大会で、日本代表の方向性を示す必要があるのは先に述べたが、
それが「ボールを動かす」という事になるのだろうか。

少なくとも、予選終了の現時点では手ごたえを感じられる。
だが、チームとして問題がない訳ではない。


やはり高原、中村俊輔

初戦のカタール戦では、はらわたが煮えくり返る思いだった。
日本の悪い面が、モロに出た試合だった。

誰もが感じたであろう悪い面とは、ゴールに向かう姿勢の欠如である。
そして、その一番の原因は、やはりJリーグにある。

少し話がそれてしまうが、それでもあえて言いたい。
日本のファンは、Jリーグを甘やかしているのではないか、と。

普段スペインリーグばかり見ている私が言うのも恐縮だが、
Jリーグでも、高いレベルを求めてほしい。選手を甘やかしてはいけない。

レアルやバルサなどと比べるのはあまりに酷だが、
なにもロビーニョやメッシのような、とびぬけた技術が必要な訳ではない。

得点を狙う時間でのスイッチの入り方、積極的にゴールを狙う姿勢などは、
レベルの差こそあれ、実践できないものではない。

図らずも、初戦ではその悪い面が出てしまったが、
後の試合では、対処できているようだ。油断は禁物だが。


チームとしての問題点は、残念ながらまだある。
高原と中村俊輔に依存しすぎる傾向にあるのは、皆さんもご承知の通り。

なにも、チームに柱が出来ること自体が、悪い訳ではない。
それだけに繰り返すが、初戦がもったいない。

予選の第3戦が消化試合となっていれば、両エース抜きの布陣も試せた。
主力を休ませるというだけでなく、高原・俊輔抜きでどこまでやれるか、
ぜひとも見てみたかった。

これからの決勝トーナメントでは、どちらかが欠場するかも知れない。
その時に、どれだけ対応できるか・・・・・
控え選手の奮起に期待したい。

そこでうまくいかなければ、両エースへの依存がますます高くなる。
あるいは、アレックス・松井大輔への渇望論も出るか。
ヒデの復帰を願うようでは、おしまいだが。


決勝トーナメント一回戦の相手は、オーストラリアに決まった。
もちろんこれは、単にアジアカップの一戦ではない。
そう、リベンジである。

そして、ワールドカップ予選のためにも、負けられない相手だ。
ここで前回と同じ轍を踏むようであれば、苦手意識を持つだけでなく、
トラウマになってしまう。

今回は、日本に有利な条件が整っている。
ベトナムに留まるのも、高温多湿な気候も、アドバンテージとなりそうだ。

日本の技術は、どこまで通用するのか。オーストラリアの高さ対策はどうか。
またも高原・俊輔に依存するのか。それともラッキーボーイが現れるのか。
見所はつきない。

負ける事など考えたくもないが、百歩譲って、善戦した上でのPKなら・・・
いや、やはり勝利あるのみ。がんばれニッポン!!


それでは、今日はこの辺でサヨウナラ。


ああ、それから・・・・・・・
今回は、私のブログでは初めて、本気でマジメに書きました。

普段、当サイトをご覧になっている方は、どのように感じたでしょうか?

「なんだ、やればできるんじゃないの」
と、お褒めの言葉をいただけるでしょうか。あるいは、

「熱でもあるんじゃないの?」「どこでコピーしたんですか?」
などと、失礼なコトを言うんぢゃねーっつーの!

オレだってねー、コレくらいはいつでも書けるんですよ。
うんうん、jun君はやれば出来る子だ。エライエライ♪

 ↑
だんだん本性が出てきました。
初めてご覧になった方は、試しに前回の日記と比べてみてください。

そのあまりのギャップに・・・・・・・
いや、チガウの。コッチが本当のボクなんだってば!だから、

また来てねー!(叫ばずにはいられない)