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オーケストラをイメージする練習

音が多くオケを思って書かれていると言うコレルリ、オケをイメージしながらというのはなかなか難しい。そこで逆転の発想でオケをピアノ曲にしたものを弾いてみることにした。家に眠っていたブラームスの交響曲4番の第2楽章を弾いてみた。この曲は実は私は本当に大好きでいつも感動して異次元でうっとりするように聴くのである。かの中村紘子さんが「『さあ皆さん、今から泣いてください』というような曲です」と言ったそうな~。弾きだすとやはり脳裏に浮かぶのはオケの音でピアノの音は聞こえない。(実は私は自分のだす音を聞いてないのでは?)
しかし弾いていくうちに同じ問題が!それは音が多くて弾けない!ということだった。弾けない自分がほんとにもどかしい。感動してウルウル泣きながら弾いて見たかったのに弾けないのが悔しいという別の涙になってしまうのであった…。(;_;)
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椅子の高さ、いろいろ

姿勢の改造に取り組み出して数日。まずは椅子を目盛2つ下げた。というのはN氏に指摘されたからだ。
「椅子、高過ぎません?」「…!(えっ、今なんと)」「高過ぎるとつんのめるんですよ」私はこの言葉を聞いて高い椅子からずりおちそうになった。なぜならここまで椅子を高くするように言われたのはN氏だったからだ。(え~!こうおっしゃたのは他ならぬ貴方様ではござりませぬか!私はその教えを忠実に守り、時につっかえ棒が必要なくらい前傾しても二階から目薬状態に耐え忍んできましたのに!)で「あの…、以前にみていただいた時先生にこの高さと言われましたので…」
先生はそれに対し肯定も否定もされず「ちょっと高過ぎます」でこの話しは終った。
(日によってかわるんですか…(-_-#)、でもご承認いただいたので今後は少し下げる事にします…)
ちなみに大御所先生は高いめを好まれたが一時期私はすごく椅子を低くしていたことがある。それは手と鍵盤の密着感がとても安心感を与えてくれたからだ。大御所先生はこの点おおらかな方で何もおっしゃらなかった。
ちなみに舞台では私は一回座ってみて直す事にしている。とことんまで合わせるというのはK叔母の教えである。
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どうしてでも弾けるように

先日弾きあい会に参加してビデオをいただいた。それで自分の見苦しい弾き姿に「やだ、やだやだ~!!!」(やだの100乗絶叫(◎o◎)/!
以前読んだテーブルマナーの本に「もし『汝自身を知れ』と言ったソクラテスが今の世にいれば『汝自身を知るにはすべからくビデオを用いよ』と言ったことでしょう。」と書かれていたなあ。(まったく同感でございます)(*_*)
なんか運転でたとえたら前しかみてないというかんじ。その昔友だちが免許取り立ての彼氏に初めて車に乗せてもらった時「動くな、運転に差し支える!」(?_?)と言われ助手席で微動だにできなかったといってたのを思いだした~。ウーン、ちょっと姿勢の研究もしないとね。今ようやく暗譜が落ち着いたからちょっと姿勢を変えても、どうしてでも弾けるというのを目指そうと思う。
ビデオをみてたら不自然な小刻みの息抜きの動きが目立つ。これで呼吸ができてないとばれるのでしょうね。
(; ̄_ ̄)=3
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N氏のコレルリーレッスン 7 (まとめ)

今回重点的に言われたテンポアップ。曲の捕らえ方でテンポが上がり音楽が流れるようになるそうだ。闇雲に速くするというのでなくフレーズを大きく捕らえるという事で西洋の言葉と同じといわれた。例えば英語を母国語とする人たちの会話は流れるようでペラペラといく。((注)私は英語を話すといってもゆっくりポツリポツリである!決して抑揚をつけてペラペラとはいかない。舌も口も外人みたいに速く動かせないし子音は聞き取れないし。)音楽にも子音の部分があるんでしょうね~、多分。きっとフレーズの中の子音の所が軽くできたらスッキリ速く音楽が流れるのでは…?(あくまで想像の世界)言語のリズム感ーイントネーションをもって流れていくもの~フレーズ感とはとどのつまりこういう事らしい。
N氏の西洋音楽の日本との比較論は面白い。最後にコーダの悲哀に満ちた叙情あふれる模範演奏をお聴かせいただきドリームレッスンは終了した。(^-^;)
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N氏のコレルリーレッスン 6(変奏13)

さて変奏の中でも特に難しい第13変奏。なかなかクリアな音が出せない。和音を掴むのが精一杯でとにかくがむしゃらに弾くだけになる。ここでも技術指導。右の5と4を鍵盤を引っ掻くように弾くようにいわれる。なかなか鍵盤に入りにくいがうまく入ったらちゃんと音が出る。でも弱い4,5の指でそうするのはとても難しい。そこでN氏にずばり聞いてみた。「先生,私はまだまだ指が弱いのでしょうか?」するとN氏「…指がちゃんと機能していないのです。」これは難解な答えであると同時にショックでもあった。私って今まで何してたんだろう…。先に進むため正しい方向を示してくださったのであるが、とても濃い霧が存在しているのを私は感じたのであった。(T_T)
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N氏のコレルリーレッスン 5 (変奏6,7)

第6変奏、これは第5変奏と同じ速さでと指示があるので、第5変奏をテンポアップしたら当然こちらもテンポアップとなる。でこの間人前で弾いて悟った。『到底無理!』前の変奏はなんとかなってもこの重音の連続の変奏は絶対つかえて弾けなくなる。慎重に弾いても短い曲だから高だか5秒ぐらい余計にかかるぐらいならつっかえない方がいいと思うし…。(だから5も6も今までどおり弾く事にするんだぃ!当日N氏ご本人がききにこられるわけでなし…(-"-;))
N氏は理想を示してくれたが私にできるかどうかは考えてらっしゃらないと思うし…。まあ次の第7変奏は少しは速くできるかな…。第7変奏、弾いているとき「頭の中を外国語にしてください、日本語だと一つ一つ途切れます!」といわれ私は★☆◆◇◆(@_@;)???であった。(留学期間の長かったN氏は時々外人みたいになられる…)
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N氏のコレルリーレッスン 4 (変奏3,4,5)

第3変奏、「ラフマニノフはオーケストラの事を考えてこの曲を書いています。ですからポリフォニックに弾いてください。まだまだ音が均一です。音を変えるにはイメージしてから音を出すことです」この変奏に多く現われるエコーは違う楽器を思って弾きわけないといけない。そこで私はある練習を思いついたがこれについては後日書きたい。
第4変奏、私は芭蕉の「静けさや、岩に染入るセミの声」という俳句を思い浮かべてゆっくりした時間を味わうつもりで弾いていたが(頭の中はかなり和洋折衷である)「もうすこし速く弾いてください。これはラフマニノフですから鐘のイメージです」うーん、芭蕉から鐘が鳴ってより静けさを感じる情景に絵を描き替えないと…。
第5変奏、これは技術課題山積み。「腕で弾かず指をしっかり動かして発音してください。身体はしっかり支えておく事」弾き方変えるのはかなりチャレンジ。音を外さず弾けるかなあ…。(ΘoΘ;)
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N氏のコレルリーレッスン 3 (変奏1,2)

テーマの歌い方、優しい音を模索していた私に軌道修正がはいる。「ソプラノをクリアに歌ってください。指使いを変えましょう。4の指は使わないようにしましょう」そしてコラール風に弾いていた事についても「踊りの曲なのでリズムを忘れないように」
第1変奏はYさんから言われていたのと同様「総じて静かに弾いてください。まだ音が大きすぎます。後にいくつもfの変奏が控えているのですから」
第2変奏もYさんの注意と同じ「内声小さくしてもっとテーマを出すように」全体的に弱くして弱い4、5でテーマを弾き強い1、2を抑える超難しい変奏。思わず「先生、これ難しいですよね」と同意を求めたが「難しいです」(そうですよね!(@_@;))それでテクニック指導。先生の手と手首の位置はいつもとても低いがその位置で4、5は鍵盤を引っ掻くように動かす。私は力を抜くため指をしっかりさせた後手の振りで音を出していたが「指に重みが乗ってますか?手は振らず指先だけで弾いてください。テーマを聴いてください。聞こえれば弾けます。」と手の動きを少なくするように具体的にご指導いただいた。(できるかどうかは別…(-д-;))
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N氏のコレルリーレッスン 2(テーマ)

さてコレルリ変奏曲は大きく4つに分けられるそうである。
1.テーマから第7変奏
2.第8変奏から第13変奏
3.インテルメッツオから15~16の長調の変奏4.第17変奏から終わりまで
それぞれソナタの楽章のようなつもりで弾く。(なるほど、そうとらえるとまとまりやすいですね)
〉第1部:テーマからはじまりだんだん速度が上がって行き第7変奏が最高に速くなってジャーンとなる。
テーマは実はコレルリが作曲したものではなくスペインのアンダルシア地方のフォリアで歌と踊りの曲なのだそうだ。(コレルリはそれを拝借したそうな。ラフマニノフもそれは知っていたようである)リストのスペイン狂詩曲も同じテーマを使っている。余談だが大御所先生にこの曲をもらってからも私はしばらくコレルリはそっちのけでハンガリアン6ばっかり弾いていた。それである時ハンガリアンのCDを聞きながら用事をしていたらいつの間にか曲がすすんで一緒に入っていたスペイン狂詩曲がながれコレルリのテーマが聞こえてきたので私はドキモを抜かれた。(同じテーマを使っているとその時まで知らなかったのだ)「えッ何これ?コレルリ練習せよという事?えっリストがラフマを真似した?(それは逆やで)
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N氏のコレルリ-レッスン 1

10月にコレルリ弾く事になったので、N氏のドリームレッスンを受けてきた。やはりよほどの事がないと遠出はできないから、ちょっと(いえ、だいぶ)嬉しかったりして…。しかしいつも迷って遅れる。家の近くでまるでキツネにつままれたみたいに分からなくなってしまうのだ。ああこんだけ記憶力が悪いから暗譜もできんのだ。(涙)
でようやくたどり着いたら前の方がバラード1をみてもらっていた。「最後の所耳で聞いたのを弾く人が多いですがちゃんと楽譜どおり弾いて下さい」(ギク、それは私の事?)さて、私の番が来た。とても紳士のN氏、まず全曲すべて聞いてくださった。
弾き終った後N氏は「やはりラフマニノフは音が多いですね。どうしたら停滞気みにならず曲が前進して行くか考えてみましょう。」と言われた。
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