ジュルのしっぽ-猫日記-

おっとりネコ・ジュルとのほげほげした毎日。

2008夏の旅[2日目]

2008-07-14 | 旅行日記
目覚めたら、昨夜の雨がそのまま降り続いていた。
晴れ男をもってしても、やや小降りになった程度。
宿を出発して日本海沿いをひた走り、十二湖(→ガイド)へ。


晴れているともっときれいなのだそう。

十二湖の中でも有名なのが、この青池。
「森林浴の森日本100選」のひとつで、津軽国定公園にある十二湖。
原生林の中にある30以上の湖沼群がある。


マイナスイオン浴びまくり。

土がぬかるみ、水溜りもあるので、ジュルも降りたがることはなく散歩は断念。



ジュルはちょっとがっかりぎみ。
まさか長靴を履いたネコにはなれないものね。



雨が降ってジュルも歩けないのでコースを飛ばして、同じエリアにある日本キャニオンへ。
まるで恐竜やらキングコングが出てくるんじゃないかと思わせるような光景が広がる。



※「十二湖」エリアは、原則ペット禁止です。
管轄している深浦町役場観光課に事前に確認をとり、「ネコであれば多少は
散策してもいいですが、奥十二湖(青池辺り)より向こうに入るのであれば
キャリーバッグに入れるようにしてください」と限定的な許可をいただいた上で
行っています。行かれる場合は必ず事前に確認してマナーを守るようにしましょう。


さて、ここで白神山地とはお別れして、秋田県へ南下。
宿の夕飯時間が17時30分なので、間に合うようにお昼は車の中で済ますことに。
白神山地の腐葉土の酵素から誕生したという「白神こだま酵母」でつくっている
パン屋さん「BOSCHETTO」に立ち寄る。



軽くてふわふわ・もちもちでおいしかった!
写真を撮る間もなく、気づいた時にはもうお腹の中だった(笑)。

さらに秋田県を南下。ジュルはきもちよくお昼寝中。



秋田県といえば、稲庭うどん。
店を構える住所もそのまま「稲庭町字稲庭」にある
万延元年(1860年)創業『佐藤養助商店本店』
時間がないので食べられず、おみやげ用と自分達用に購入。


買って正解。おいしゅうございました♪

さらに秋田県の山渓の奥へ奥へ。
山奥にある秘湯度がかなり高い宿を目指す。


鼻をヒクヒク、緑の香りはやっぱりいいね♪

なんとか夕飯前に旅館に到着。
この宿はペットOKとは一切宣伝していないので宿名公開不可。



じつは従業員の方がネコ好きで、特別に許可をいただいた。
旅館の裏にもネコさんの姿が。



なんとこの露天風呂。右にある一段高い所が普通の露天風呂。
下に流れている渓流そのものも、底から湧き出る源泉で露天風呂になっている。



入ったダンナいわく、「硫黄と苔のにおいが混じった、
なんともネイチャーな気分にさせてくれるにおい」だったそう。

ジュルにはつまらない旅になっちゃったかな。
大好きな森の中を散策させてあげられなかったから。
最後の望みだった旅館横の散策道も、岩手・宮城の地震で崩れて立ち入り禁止に。



明日、ネコ界の大御所に慰めてもらおうね。




*** MEMO ***
ジュルは旅行中、いつもきらりと光らせている鼻水を垂らさない。
「くしょん、くしょん」と、鼻水を飛ばすこともなくなる。
たぶん、空気がきれいだからではないかと思われ、
つくづく東京の空気は汚れているのだな、と思い知らされる。
室内に2台の空気清浄機を使っても、自然には敵わない。
帰宅して翌日にはいつものとおり、「くしょん、くしょん」とくしゃみをする姿を見ながら、
旅行に連れていった時は、できるだけたくさんの空気を吸ってほしいと思う。