ジュルは4時に目を覚まし、5時には寝室を出て、
6時きっかりの朝ごはんをキッチンの前で待っている。
見習うつもりはなかったのに、あまりにも規則正しいリズムに合わせ、
いつの間にかジュルのペースで過ごすようになってしまった。
朝が人一倍苦手なわたしも、6時には起きるようになった。
わたしはブログの世界に入り、ダンナは新聞を読んでいる。
朝ごはんを終えたジュルは、これもきまって、
ベランダでの朝のブラッシングと遊びをせがむ。
規則正しい生活の方が、ゴロゴロと過ごすよりも
気持ちがいいと思うようになった。
「だからあれだけ言ったでしょ。まったく、ネコに教わるなんて。」
と亡くなった母が笑わっていることだろう。
早起きできるのも、二度寝ができるからなのだけれど。