せめて、おなかいっぱいに食べさせてあげたいと思い、
なにも知らなかったわたしは、食べるだけ食べさせていた。
そして リバースされては、夜中に大騒ぎしたものだ。
ネコは目の前に食べ物があれば、食べられるだけ
食べてしまうのだそうで、吐くほど食べるわけだ。
ネコの食べ物に対する執着は、それはそれはすさまじい。
まるでわたしたちがイジメているかのように鳴きわめき、
足元にまとわりついて離れない。
そんなネコに「まてっ!」を教えようなんてことが、
そもそもの間違いなのかもしれない。
ダメだ、こりゃ・・・。
ネコらしいと思えば、微笑ましい。
そんな間の抜けた感がまた、ネコのいいところ。