ここはわたしの家、わたしの場所、わたしの世界。
カリカリカリ
ヒトの世界にも敷地とか区域とか国境がある。
ネコも他のネコと無用な争いをしないように、
こうやってニオイをつけて、境界を主張するのだそうだ。
それを知って以来、「ここはわたしの家~!」って叫んでいるようにしか見えない。
こんなに傷だらけ。
さすってみたら、ひとさすりで指にトゲが刺さった
ジュルにはなんで刺さらないんだろう。
ジュルにとっては、これが自分の世界の境界線。
表札みたいなものなんだろうか。
よく見ると爪跡が“ジュル”って読める。うそ、うそ
捨てるわけにはいかないね。
ボロボロだけど、ヤスリをかけてキレイにして新居に持ってきた。
引越し当日。山と積まれた荷物の中から、目ざとくベンチをみつけ、
ピョンと飛び乗ってすぐさま、カリカリカリカリ。
それ以降、満足気なジュルはリラックスして過ごしてる。
自分の表札をみつけて安心したんだね、きっと。
またひとつ、ジュルの世界をのぞけた気がした。
カリカリカリ
ヒトの世界にも敷地とか区域とか国境がある。
ネコも他のネコと無用な争いをしないように、
こうやってニオイをつけて、境界を主張するのだそうだ。
それを知って以来、「ここはわたしの家~!」って叫んでいるようにしか見えない。
こんなに傷だらけ。
さすってみたら、ひとさすりで指にトゲが刺さった
ジュルにはなんで刺さらないんだろう。
ジュルにとっては、これが自分の世界の境界線。
表札みたいなものなんだろうか。
よく見ると爪跡が“ジュル”って読める。うそ、うそ
捨てるわけにはいかないね。
ボロボロだけど、ヤスリをかけてキレイにして新居に持ってきた。
引越し当日。山と積まれた荷物の中から、目ざとくベンチをみつけ、
ピョンと飛び乗ってすぐさま、カリカリカリカリ。
それ以降、満足気なジュルはリラックスして過ごしてる。
自分の表札をみつけて安心したんだね、きっと。
またひとつ、ジュルの世界をのぞけた気がした。