JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

今頃ですが、ごあいさつ

2022-03-01 11:25:47 | ごあいさつ

2022年2月14日に乳がん手術をしてから、ちょうど2週間が経ちました。

 

退院の翌日、思い立ってブログを初めて、昨日まで

しこりを見つけてから手術後までの体験を遡って記してきました。

主に自分の備忘のため。

それから、もしかしたら同じような年代や同じような乳がんのタイプで

参考になる人がいるかもしれないという気持で。

 

書き始めると、その時その時のできごとや、ふとした感情や疑問が、

時と共にどんどん薄れていくのがわかり

書きとめておくことが自分自身にとって、これからも続く治療の日々にとって

大事な作業だと思うようになりました。

手術の直後に聞こえた「転移はありませんでしたよ」という主治医の先生の大きな声。

夢の中のできごとのように不思議で、前後の記憶が全くない中で

はっきりとその声の記憶だけが頭に残り、2,3日の間、反芻していました。

今は、いくら思い出そうとしてもその感触が消えています。

大事な記憶だったのに。

 

以下は、私の乳がんの診断結果の再掲です。

まだ病理検査結果はでてないので最終確定ではないのですが。

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  右乳房浸潤性乳がん

  ステージ:ⅡA

  サイズ:2.3cm  (MRI結果より)

  サブタイプ:ルミナールA

  ホルモン感受性:あり

     エストロゲン     100%

     プロゲステロン   70%

  ki-67 (増殖能の目安):19%

  HER2:陰性 

  リンパ節への転移:エコー、MRIでは認められず

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乳がんの中では、7割を占めるというルミナールのタイプ

手術は乳房部分摘出・温存術でした。

確定診断後、5年間予定のアロマターゼ阻害薬を飲み始めました。

しばらくしたら放射線治療が始まる予定。

 

私は60代後半

シングルですが、同居の父は元気です。

子育て中の人、キャリアを積む前の若い人、

重篤な転移のある人たちの闘病記録を読むと

その無念さに言葉も出ません。

ライフステージのどの時点で罹患するかで人生設計が大きく変わる。

それに比べると、私の乳がんは、今後はわからないけれど今は「大人しい」癌。

退職後で、かつての仕事はやりきった、という思いもあります。

それでも、これまであきらめたこともたくさんあったけれど

続けたいことも、守りたいことも、新しく始めたいことも

たくさんあります。

治療しながら、また一歩一歩進みたいというのが今の心境。

 

これまで、ブログを読んでいただいている人がいることもわかって

励みになりました。

今日からはリアルタイムなので、少し更新頻度は減りそうです。

 

入院前に生けておいた玄関先のユリの花のつぼみが

暖かくなったせいか開花しました。

退院を祝ってもらっているようで嬉しいです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。



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