トヨタの魂胆が透けて見える

米下院、トヨタに追加データ要求 急加速問題、８日に公開実験(共同通信) - goo ニュース

こういう再現出来ないクレームは普通に存在する別に珍しいことではない。　電子回路を有する製品の品質管理を担当したことのあるエンジニアなら誰でも経験したことはあるものだ。

クレームで客先に駆けつけて現象の再現を試みようとしてもなかなか出来ない。　最後には　「現象が再現しないのでしばらくこのまま使って様子をみてほしい。　再現の連絡があれば又来ます」　でお茶を濁すものなのだ。　基板交換をしたところで真の原因追及が出来ていないので直る当てはないのだ。

今回の急加速の問題の電子制御回路基板の取り付け状態をテレビ画面で見たが、あの束線状態では信号が干渉しあって悪さを起こしそうな気はした。　無造作に何十本ものリード線が束ねられていた。　ツイストペアケーブルやフラットケーブルを使用しているなら未だ納得がいくが。

トヨタは再現しないということは不具合は存在しないと米国民を誤魔化そうとしているとしか思えない。　どこの第３者機関を使って再現実験をしようとも、再現できないものは再現しないものなのだ。