開局後、初めて購入した144MHz帯のFMハンディー機、アイコム社のIC-2Nです。
当時のハンディー機は、液晶画面による周波数表示はできず、周波数は3ケタのサムホイールスイッチにより設定していました。
送信出力は、Hiが1.5WでLowが150mWの2段切替になっており、オプションの純正リニアアンプIC-ML1を接続すると10Wのハイパワー運用が可能でした。
当時のハンディー機は最大出力が1.5W程度だった事もあり、各メーカー対応の社外品リニアアンプも何機種か販売されていました。
しかし最近のハンディー機は、5から7Wのハイパワー運用が可能になっていますので、ハンディー機用のリニアアンプはほとんど見かけなくなりました。
通常の電源は、ニッカドバッテリーパックか単三乾電池6本または外部電源で、改造により、業務無線の受信もできたように記憶しています。
操作性は、現在のハンディー機とは比較できないほどシンプルで、取扱い説明書も必要ありませんでした。
電源を入れて、周波数設定をして後は音量とスケルチ設定だけで運用可能(他に機能が無い)ですから難しく考える事は何もありませんでした。
近年のハンディー機は多機能のため、すべての機能を使いこなすには取扱い説明書は必携です。
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